『エンディングノート』とか

宇多丸氏と決して映画の趣味が合うわけじゃないけど、ここまで言われるとさすがに観たくなる。『サウダーヂ』。
というか↓冒頭に紹介される「60歳女性」の感想に感動です。
シネマハスラー:『サウダーヂ』(MP3直リンク)
だってね、こんな映画ですよ。この映画を観た60歳女性の感想が…まぁラジオ聴いてください。

ところで先日、待望の『エンディングノート』観てきました。しみじみ良かった。これまでの薄い映画体験の中では、間違いなく目から出た水の量、最大。なのにあちこちで笑わせたり。監督である娘のナレーションが素晴らしい。当初は某ベテラン男優にお願いするつもりだったらしく、きっとそうなれば随分別のニュアンスになっただろうし、それはそれで見たかったけど、この「娘ナレーション」もいいんですよ。特に最後のセリフが効いてます。人が亡くなる映画ですが、じんわりと幸せな気分になること、保証付き。「普通」の幸せがそのままてらいも飾りもなく詰まっています。「普通」を映画にすることはきっと難しい、特にこのような題材だと

このタイプのものが100本作られたら、
99本は失敗すると思うんですよ。
ほぼ日刊イトイ新聞:『エンディングノート』が、あまりによかったので

らしいのですが。いくつもの奇跡が重なり、エンターテインメントとして結晶化しています。あまり「残る」タイプの作品ではないと思いますけど、好きです。この映画。ハナレグミの音楽も最高。

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1999年のWEB日記時代から始めた個人サイト。ブログ移行にあたって過去記事も抜粋してアーカイブしています。
(HTMLサイト→SereneBachブログ→WORDPRESSブログと転移)

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最近は(インスタ)でアップしているTV・映画感想の投稿を、半年に1回くらい一気に転載しています。

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