『バケモノの子』

シネコンで。
細田守監督の新作『バケモノの子』がすごく良かった。最近は『ベイマックス』やら『ヒックとドラゴン2』やら、ジャパンアニメの良さをすべて吸収しさらに高みに到達している(脚本はもうレベルが全然違う)とんでもない作品を観ちゃったせいで、知らないうちに(もうジャパンアニメはいいよ…あまり期待しない…)などと諦め気分だったんだけど…。

この『バケモノの子』を観ると、これからのジャパンアニメに希望が持てる。楽しみになっちゃう。気持ちが変わる。残念ながら「今年ベスト!完璧な作品!」とは言えないけど、今まで観た事ないような要素がいくつもあった。特に脚本は独特。新しい日本作品の良さが、『おおかみおとこ…』からの細田作品で、ついに明確化された気がするのです。
脚本、音楽、美術、どれも素晴らしい。演出はこれまでの細田節をさらにグレードアップさせたかんじ。まったく役所広司には驚かされたよ!

bakemononoko
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関連キャンペーンで、細田監督の過去作(他にもあるけどとりあえず一般的に「細田監督作」として知られているもの)がhuluで8/末までの限定公開されていた。
(こういうCPはとても良いので今後もどんどんやって欲しい!)

で、結局全部観たのだけど、

『時をかける少女』:再見。全体ダラダラで印象薄い。タイムトラベルものならではの感涙ポイントは抑えながらも、それだけの印象。全然種類は違うけど新海誠監督の盛り上げ方も彷彿とさせる。

『サマーウォーズ』:再々見。盛り上げ方は本当に上手いのに、細部の設定がひどいというか常にツッコミドコロ満載で、没頭できない。ひっかかる。楽しめない。自分は結構「まぁまぁまぁそれはそれとして…」楽しめる方だと思うんだけど、この作品はダメなぁ。コンピューター周りを中心に、もろもろ。リアルがちっとも感じられない。

ということでワタクシ的には『おおかみおとこの雨と雪』から初めて「細田守監督ヤバイ!」ということになったのでした。(→当時の一言感想へ)ただ、総じて言えるのは「カタルシス・ポイントを作るのがとっても上手な人」ということでしょうか。

今後の日本作品を背負って立ち、勿論「世界のホソダ」になること間違いなしの監督だと思います。

『バケモノの子』★★★★☆

※パンフレットも良かった。普通「声優のインタビューとかマジ紙面の無駄」と思っちゃうw自分ですけど、これは監督の人柄か、関わっている人の心意気か、どれもすごく読み応えのある内容に。氷川竜介の解説もすごい力の入れよう!

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1999年のWEB日記時代から始めた個人サイト。ブログ移行にあたって過去記事も抜粋してアーカイブしています。
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