『シェイプ・オブ・ウォーター』感想

『シェイプオブウォーター』は公開初日に行きました。字幕2D。開始5分で「ああこの世界にずっと浸っていたい…」と思わせその後も期待を裏切らない、徹底した「美術」チームの仕事が素晴らしい。ビジュアルブックが欲しいなぁ。

悪役ストリックランドがあまりに強烈過ぎてこの人ばかりが良くも悪くも印象に残ってる。主人公たちよりこの人の哀愁の物語なの?と思わせる位。

オクタヴィア・スペンサーの使い方は平凡で勿体ない。中心となるラブストーリーの流れも、事前の想像の域を出ない。だけど恐らく自分よりもずっとずっと、こういう物語を必要としている人がいるだろう。まさに今つくられるべき映画。『ペンタゴン・ペーパーズ』もそうだったなぁ。必要な時にちゃんとリリースできるスケジューリング、大事。製作はじめ沢山の人達の凄まじいスキルあってこそ実現できるんだろうな。

すべてを取り巻く世界観がとにかく魅力的で、水の中で生活したくなるよねぇ…。

観た当時はまさか作品賞を取るとは思わなかったけど、デルトロに賞を上げるのは今後の映画界にとって間違いなく大切なことだから、大賛成です。

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1999年のWEB日記時代から始めた個人サイト。ブログ移行にあたって過去記事も抜粋してアーカイブしています。
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