『「ル・クルーゼ」でおいしい和食』から

2312_29_1.jpg晩飯のメニューは、最近買った『「ル・クルーゼ」でおいしい和食」から、大根とじゃこのご飯、あさり豆腐。 どちらも最初の一口で叫んでしまうほどにウマかった。大根ごはんは昆布のやわらかいお出汁とおこげの香ばしさ、あさり豆腐は色んな旨みが豆腐やねぎ、しめじにしみ込んでる様が素晴らしい。イヤさ、食べ物が旨いってのはホントにシヤワセだなーと思ったよ。相方と結婚式の色んな相談をしたり、ヒトに借りた「彦馬がいく!」の演劇のビデオを観たりしながら、のんびりとした冬休み初日は終わりました。

ブルーフレーム点火

2312_24_1.jpgブルーフレーム修理終わる(修理までのいきさつ)。思ってたよりずっと中がボロかったらしく、オーバーホールはせずに(できずに)帰ってきた。とは言っても窓の雲母も替えてもらい、新品の芯で一応ちゃんと「青の炎」は出るようになってる。

初対面で何とも怖そげだったおっちゃん。あの時は、あまりの品のボロさと売値に文句を言いたくて、でも骨董屋のじいちゃんが隣にいてさすがにいえなくていい顔しなかったんだ、と本人から聞く。

オレも初めてで全然知らなかったから、今回の件は良い経験になった。タンクに緑青・サビが浮いてるようなのはまずダメだとか色々タメになる話を聞かせてもらう。ギヤがバカになった時の直し方とか。関係ないけどダイニチとコロナのファンヒーターの違いだとか。おまけに芯カッターまでもらっちゃった。
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あと灯油モレが気になってるニッセンストーブの直し方も聞いてきたので、休み中にチャレンジしてみるつもり。

1970年代の日本の写真に感動

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米兵が撮ったらしい、1970年頃の日本のスナップ。オレの生まれた頃だ。ウチにはちゃんとしたアルバムがないので、こんなにキレイな昔の写真が見れるだけでカンドーもの。スゴいです。ホントのタイムスリップってこんなカンジなんだろうなぁと。

『マトリックス・レボリューションズ』

『マトリックス・レボリューションズ』を観る。ツマんない。「せめて『キルビル』にして」と言うトコロを無理やり連れてった相方も不満タラタラ。しかもその前日にはクルマの移動映画館でオレの借りてきた『ナインズ・ゲート』を観た後だったから怒り一層、でなだめるのが大変ですよダンナ。ってのは話半分で。

以下ネタバレ感想

 

 

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『少年少女』福島聡

福島聡『少年少女(1)〜(3)』(エンターブレイン・ビームコミックス)。またまた傑作。黒田硫黄の絵柄を少しライトに、スタイリッシュにして、プロットをトばし気味にしたカンジの短編集。田舎モンからSFまで脈絡無しに何でもアリなのも、黒田似。こおゆう話をオシャレに上手に描けるヒトって最近増えたね〜。嬉しい限り。もうちょっとで大友克洋の昔の短篇を越えるヒトが出てくるんじゃないか。

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中古のアラジン・ブルーフレームと椅子

アラジン・ブルーフレームをチェックしに古道具屋に行く。古くなった芯が張り付いてウィックレギュレータ(→ブルーフレームのパーツ名一覧)が廻らないようなオンボロで、さんざ迷った。だけど「向かいの米屋のおじちゃんが直してくれるカモよ。古いストーブのプロフェッショナルなんだ」ちう情報と、まぁサイアクのバヤイは自分でコツコツ調べて直したるわい、との意気込みで、結局買っちゃった。8,000円也。で購入後、古道具屋のおっちゃんと一緒に、向かいの米屋へ。

出先から帰ってきたばかりの、いかにも下町風な米屋のおっちゃん(推定70歳)は開口一番「ああ、今はもうやってねぇんだ」とおっしゃる。「忙しいんだよ。できねぇな」ひええええ〜殺生なぁ〜。そのイキオイに圧倒されつつも、ヤリムリに様子を見てもらいつつ古道具屋の親父がプッシュ。「何とかやってくれんかのう〜」

「どんな具合なんだ?」何だかんだ言いながらもその場で各パーツを説明してくれるおっちゃん。遂にその場で張り付いた芯をはがし始めてくれた。慌てて手伝うオレ。振り回される曲尺を交わしながら2人でエイコラしてると、やっと何とか、芯が外れた。

古道具屋オヤジ「な、やってくれんかの」
米屋オヤジ 「……」
目で訴えるオレと相方。

米屋オヤジ 「時間かかるぞ」
オレ&相方 「いや、そりゃもう全然イイですからイヤもう全然全然全ぜんぜん」
(やたーーーーー!!!!!)

2311_13_6.jpg結局、12月中旬頃までに、オーバーホールしてくれる事と相成った。タンクの中までキレイにしてくれるそうだ。窓の雲母も替えて貰えるカモ。嬉しいなー楽しみだなー。そうそう、OHが終わるまでに下の受け皿を探しておかなきゃ。

米屋のおっちゃんは、オレら2人が帰る時に「おい、コレ持ってけ」と言いブロッコリーをぼそっと1本くれたのだった。イイ人だ(単純)。その晩、ありがたくパスタにして2人で食べた。美味しかった。

※ブルーフレームを検討しに行ったのにこんなカワイイ椅子を発見、即買い。3,000円。
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『マリオカート・ダブルダッシュ』

『マリオカート・ダブルダッシュ』(GC)オモロいなー。ここ何年かで唯一マジメにやってるゲームだ。っても寝る前に1〜2レースってトコなんだけど。ファミ通も2年ぶり位に購入。何だかんだギミックは増えてもドリフトの楽しさは前作と変わらず、イヤそれ以上だと思う。ドリフト中にゆっくりめのカウンター当て2回でミニターボがセットされる(ドリフト解除で発動)んだけどコレが更に奥を深めてるのだ。ちょっと前に→C↓C←C↑Cを見て買った『あつまれ!メイドインワリオ』もオモロいんだけど、さすがにマリオカートのせいでしばらく出番なさそーだね。

バーニャカウダソースを作ってみる

週末はイタリアンの「バーニャカウダソース」なるものを作った。イタ飯屋でよくサラダにかかってるソースなんだけど、全然作り方が分からなかったのだ。最近買った料理本を参考にして。

(1)ニンニク10片を皮むきし、200ccの牛乳で煮る。超弱火。沸騰しないように。
(2)ニンニクを取りだし、キッチンペーパーなどで水気をとる。牛乳の皮なんかもとる。
(3)アンチョビ3片ほどと一緒に、包丁でねっちょりするまで細かく叩く。
(4)オリーブオイル80ccに入れ、一煮立ちさせる。

2311_13_3.jpgこのソースを使ってポテトサラダを作った。オリーブオイルと白ワインビネガーをテケトーに合わせたものに、このバーニャカウダソースを小サジ1杯ほど混ぜ、塩コショウをたっぷり。ゆでてざっくり切ったじゃがいもにまぶす。アンチョビ半切れほどを細かくしたの、黒オリーブを細切りにしたものも混ぜる。

実はお気に入りのサ店で出たメニューを、見よう見まねでマネたモノなんだけど、コレがめっちゃウマーーー!!!このソース、どれ位もつのかわからんけど、多分冷蔵庫で1週間はイケそうだし。パスタに使っても良さそうだ。ああなんかまた財産が一つ増えた気分。

麻布十番アンティーク通りにヤられた

前の会社の友人と相方と3人で、麻布のアンティーク通りへ。お初です。看板も何も出てないタダのマンションの一室、てなお店が多くて、ホント街中で宝探しの風情。置いてあるモンはみんなセンスが良くてうわーって思うんだけど。その値段を見るとケタがキッチリ1ケタちがう。おかしいって。売る気ないだろアレ。

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お気に入りスクラップノート作成

週末はオフ会のお誘いが。まったくネットとはかけ離れた生活を送ってたので嬉しい限り。その後の休日は骨董屋めぐりの予定。ところでネットで見かけたこのお店にも行きたいなぁ。↓エプロンとか欲しー。 あと三鷹に住む後輩がルノー・サンク買ったんでソレも楽しみだ。
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●家を作る時に備えて、雑誌なんかで見たお気に入りの写真や資料をペタペタ貼ったり、家造りに関しての知識をメモしたりする、お気に入りスクラップブックを作った。会社のカラーコピーを使い縮小して貼ったら融通も効いてとてもエエかんじだ。
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コレは、カンのいい方ならお気づきのコトかと思うが、マネっこだ。
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「はぐちゃんノート」である。読んだ時からやりたかったんだよねー。

『マトリックス・リローデッド』

『マトリックス・リローレロ』のDVDを買った。特撮部分はサイコー。やっぱしオタク向けだなぁと改めて思った。映画館で1回目に観る分には良かったのに。今回DVDを買ったら最初の40分、いきなりトバして観てしまった。ダラダラしすぎ。ストーリーが分かった2回目以降の観賞にはまったく耐えない部分。

あと、いわゆる「マトリックス」内の方の世界観はトテモ好きなんだけど、「ザイオン」がある方、つまり劇中の現実世界の方が、ちっとも魅力的に見えない。魅かれない。普通、優れて良い時しか意識されない「デザイナー」とか「美術」のお仕事だけれど、この「ザイオン」世界みたいなのって、力不足の分かりやすい例だと思うよオイラ。

んで何度観てもネオがトリニティに惚れる理由がわからん。この二人のラブシーンは、見ようによっては親子の近親相姦だ。感情移入度ゼロ。でも白子の双子とかボインちゃんとかフランス語オヤジとか素敵なキャラはいっぱいいたねー。

何より今回『リローレロ』で最高に良かったのはポスターだと思う。コレだけの出来の映画ポスターはそうそう見れんヨ。懲りずに『レボリューション』も観に行くぞう。

オヤジっぽくなるのは何故か

いわゆる「オヤジっぽい言動」、つまり何でもかんでも総論めかしたり(例:○○ってのは要するにアレなんだよね〜)とか、色んな流行りゴトには何故かとりあえず文句言っちゃうとか、そうゆう言動が目立つようになるってのはさ、アレなのよ、歳をとってくると、廻りのヒト達と共通の話題がどんどん少なくなるじゃない?そんで話すコトがないから、いわゆる世間話の必要性もどんどん高まってくるワケ、そんな「話のネタの無い時」にオヤジっぽい総論とか文句とかって使い易い訳よ。だからしょうがなく使うようになってくのよ。んでみんな段々とオヤジ化しちゃうんじゃないかって思うのよ。だからあんまり責めないでよ。
とか総論めかしたり。

80’sブーム

引越(実家建て替え)の準備をしてたら、イヤもう昔の色んなビデオが出てきて掃除どころではなくアタマん中はすっかり80’sなshiroです。そんなこって、画面撮影した写真(キャプチャできないの)とともに、80年代を振り返るWEB日記なぞをお送りしようかと。

2202_25_3.jpg第一発目は『夕焼けニャンニャン』。う〜む。こんなモンが残ってるとはねぇ。ABブラザーズとかちびっこギャングとか土田昌巳(字違うな)とか上柳昌彦(今何してんだ)とか伊藤政則(大好きだった)とか懐かしいメンツがい〜っぱい。

なかじぃって改めて見ると意外とカワイイ。「意外と」ってヒドいか。満里奈ちゃん、キミちょっとヤバいねい。

結局、「後で見てもカワイく見えるアイドル」の条件って、流行ド真ん中の髪形をしない事だよね。「モロ」オオカミカットとか、「モロ」聖子ちゃんカットしてる子って、もう顔がカワイイとかカワイくないとかじゃないじゃん。髪形ばっかり気になって。それ以前の問題で、ただの当世風俗写真になっちゃう。一番下の写真の真里奈ちゃんさぁ、コレ、カワイイとかカワイくないとか、言えないじゃん。うわスッゲー、で終っちゃう。

山本スーザン久美子、今はさぞかし立派なオバちゃんになってるんだろう。高井麻巳子は今見てもカワイかった。この子のダンナ、デブ秋元がみごとにオレ達(大勢の)ガキ共を狂わせたのだ。オカしなオカしな80年代を代表する「夕ニャン」とその仲間たち。
でも今こおゆう番組あったら、ソレはソレで見たいと思うね。 平日5時から1週間ベルトで生放送だもの。スゴいよね。今そんなん無いじゃない。「夕ニャン」の様な内容ではアレだけれども、今なら今なりに、ちょっとオモロい事ができるんじゃないだろうか。オレ大ッ嫌いなロンブーとか使ってさ。

ああ、やっと夕ニャンスペースが終った。写真終るまで長い長い。こおゆうレイアウトの方法を採ってるのも、普通にレイアウトすると(CSSのせいで)ネスケで画像と文が重なっちゃうから。ソレを防ぐ方法って、この文中配置(?何てゆうのだ?align=leftのコト)しか知らないんです。誰か教えてください。

2202_25_4.jpg次に出てきたのはYMO。コレは多分日本武道館での散開ライブ。最後の頃の音楽はちょっとイマイチだったけども、YMO、好きだった。だけどYMOってさぁ、ライブ観に行ってオモロいのかなぁ(笑)。ミーハー根性以外に観るべきトコないってゆーか。アクション少ないし。

たまにお互いを指さしたり腕突き上げたりって動くんだけど、すぐキーボード操作に移っちゃうの。そんなに忙しいのなら、たかだか指さすアクションなんだから、無理してやんなくってもイイよ。とか何とかビデオ観ながらブツブツ。

曲だってどっちかってとダラダラ聴くモンで、盛り上がりもあんまりないし。全部打ち込みでもできる類いの曲だから、ライブの醍醐味なんてなさそうだし。う〜ん。
あ、だけどステージ美術はイイね。衣裳とかも含めて。だからアクマで雰囲気を楽しむモン、なのかな。ゴメンなさいライブって行かないヒトなので良く分からないんです。教授の髪形、懐かしいなぁ。コレにアコガレて真似したコトあるモンね!!ミリタリールックもイカしてる。カッコいいや。YMO。

2202_25_1.jpg最後は、『ルパン三世(新)』TVシリーズのうち、宮崎駿の手による2話「アルバトロスの翼」と最終話「さらば、愛しきルパン」。この2話は宮崎駿特集ってコトでビデオが出てるんだけど(パッケージがイカす)、当時はビデオ2台持ってなかったモンなぁ。どうやって録ったんだろう。レンタルビデオ屋に10分いくらとかでダビングしてもらったのかも。「アルバトロス」はあまりに何回も観てるのでパス(掃除に費やす筈の日曜日は、ココまでで既に2/3を過ぎていた)。最終回の方をじっくりと鑑賞。

この回で何しろカッコいいのは、上の写真のトコね!ニセ者ルパン一味が、殺した筈のルパンが生きてるのをニュースで見て、慌てて逃げ出そうとする。その先に立ちふさがる、お馴染のシルエット。スローテンポでブルージーなメインテーマが、ゆっくりと流れ出す。細長いシルエットを足元からチルトアップしていくカメラ。現れる「本物の」ルパン。

「おっかけっこは、幕にしようぜ、黒幕さんよ。」

ギゃぁぁぁぁぁぁぁーーーーカッコエエー!!何度観ても涙出るねココだけは!!最後の最後に、ホントに一番カッコエエルパンを見せてくれたヨ宮崎のダンナは!!んでやっぱ山田康男なのヨ!!どっかのコメディアンにゃ逆立ちしたって出せネェよこのシブ味はヨ!!

まぁ細かいことを言えばこの回に出てくるのオンナノコもやっぱしクラリス&ナウシカと全く同じキャラ(声も同じ!)だし、ロボット「ラムダ」は井の頭公園の近くで庶民を見下ろしてるアレだし、相変わらずのマンネリと言えばマンネリなのだ。見るヒトが見れば。ソレどころかタダの使い回しじゃんコレって。ねぇ。BGMも『カリ城』のヤツ使ってますし。

でも全然気になりません。最初の出だしからず〜っと引き込まれっぱなし、アっという間に終っちゃう。『カリ城』好きにはたまらない一作。「アルバトロスの翼」も同様。ちなみに「アルバトロス…」では不二子がいわばクラリス役を引き受けていて、コレまたカワイくてカッコ良くて大好きなのです(クライマックスで不二子はアニメ『ナウシカ』のユパ様みたいな大立ち回りをやらかすのだ)。

クラリスと言えば『カリオストロの城』、『カリ城』と言えば、去年読んだ宮崎駿関連の本で大塚康男が語ってた山田康男のウラ話がありました。今原本が分からないんでウロ覚えなんだけど、じゃあ書くなって言われそうだけどこの流れでは書かずにはいられないので書くぞ。

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山田康男ってのはとにかく自分1人が「ルパン」をしょいこんでる気負いで、スタッフに対しても言いたい放題のヒトだったらしいの。んでTVの「新ルパン」自体も、あまり気に入ってなかった。この先「ルパン」はどーなるんだろーってゆう不安もあってピリピリしてて、周りのスタッフに対してもどんどん傍若無人になっていく。そんな時に、映画ではまったくの新人監督(宮崎駿)がルパンの新作映画を作るってんで、またいつもの態度でアフレコへと臨んだらしいんだ。「ルパンってのはどーゆーのだか、オレが見せてやるヨ!」ってなイキオイだったんだろーね。さんざイバりちらしたあげく山田康男はラッシュフィルムを観に1人で部屋に入っていったの。

脇で見てた大塚康男も含めてスタッフが「宮さん、山田さんは今回降ろしましょうよ」なんて言い始める位だったらしいのね。ヒドい事言ってたらしい。普段から溜まってた鬱憤をブチまけちゃったのかも知れない。だけど宮崎は「イヤまぁ」とか何とか相手にしなかったみたいなんだけど。

しかし試写から戻ってきた山田康男は、一目で分かるくらいに、態度を一変させてたらしいんだ。「失礼な態度を許してください。何でもやりますから、気になった所は全部言って下さい。」とか何とか、宮崎に謝りたおしたんだって。

オレの邪推なのだけど、山田康男はきっと、不安に思ってた新ルパンのシリーズの、コレから先への希望を見た思い、だったのじゃないかな。実際は失敗に終っちゃったのだけどね、『カリ城』。再評価の声が盛り上がるのは、その後、アニメ『風の谷のナウシカ』が大々的に成功する時まで待たなきゃならなかった。

でもそうだよなぁ、アレ(カリ城)を初めて観たらさぁ。宮崎的には途方もない短期間で作った、妥協の産物みたいなモンらしかったのだけどね、ダラダラ作りゃイイってもんでもないじゃん。オレ仕事で良く感じるコトなんだけどねん。アレは素晴らしい。数少ない、ホントのエンターテイメントだと思いますヨ。

2202_25_5b.JPG話を戻し、ルパンTVシリーズの、ホントのホントに最後になっちゃうラストシーンは、やっぱり3人でチンクに乗って峠道を走るのであった。勿論不二子が単車で追い抜いていく。この時のBGM「アイマスーパヒーロー!」も素晴らしい。ああルパン、本当に終っちゃったんだねい…。いつまでも続く余韻。スバらしいよぉ。

80年代振り返り日記の第一部はココまで。また何か見つけたらやりますで。

野村さちよ

サッチーの事。考えるとどうしてもマイナスパワーの怒りが押し寄せ萎えてしまい毎度文章にするまでに至らない。ので「広告批評」8月号の橋本治のコラムより引用します。

〜前略〜
誰かが独り言のようにテレビで呟けばいいんだーー『なんでこんな人を、私達はテレビに出しちゃったんでしょうね』と。
〜中略〜
『ここ数年のテレビは、あまりにもネタがなかった。それであんなものを出してしまった。今後はもう少し気をつけよう』ってとこに行かずに終わるのは、ちょっとずるいと思いますな。
〜中略〜
『我々の不祥事』としてテレビが決着をつけてくれることを切に望みますね。

(太字:shiro)

謝れ。出したヤツ。でもな、ワイドショーの司会どもが「自分のコト」として謝んなきゃ気分的にはスッキリしないゾ。

『ズームイン!朝・総集編』

失敗したなぁ「ズームイン朝・総集編」。土曜夜の。半分位は見れたのだけど。アレ全部ビデオ撮っておきたかったなぁ。ラテの如何にもなアオリ文句には辟易だけど、実際はオモロかった。

素人出演のハプニング・感動モンも放映当時の世俗を見事に反映しててオモロいんだけどさ、羽田沖墜落とかホテルニュージャパン火災とか阪神大震災とか中国列車事故とか、歴史的な大事件を殆ど網羅してるんだもん。しかもキチンとした特集番組じゃなくてさ、その時のリアルな、生放送でのTV局の対応が見れて。

他にもね、カーナビとか今は当たり前になってる電子機器や文化が、最初に出てきた時の初登場レポートを特集してたのね。

カーナビの最初の製品ってどんなんだと思います? まず真っ暗な中に緑の点がひとつ、ポチっと動いてるのね。潜水艦のレーダーみたいなヤツ。ただし点だけ。

で、どうやって現在位置が分かるのかってね。思うじゃない。どーすんだろどーすんだろって期待ミチミチじゃない。

地図の印刷された透明フィルムをね、そのレーダーの画面の前にハメ込むのね。こう、下の方からスライドさせて、差し込むの。ペロンて。笑った笑った、もう。

コレってさ、どう考えてもさ、当時TV観てたヒトだって「こんなん使えっか!」って思ったんじゃん?オレだったらそう思うヨ絶対。

そのフィルム地図ってさ、1枚あたりにイイトコ町がひとっつきりしか入らないのよ。場所分かるための最低の縮尺考えたら当然そうなるわな。その地図いちいち取り換えるんだヨ?「よし、次は右に出たから、この(A-8)のフィルムだな、アレ違うじゃん!(B-2)か?あ?ココからこう入ったんだから…」 って結局ロードマップ拡げちゃうのな。「何だ、今ココにいるのかぁ」って。何だぁ、そっかぁって。

まぁそんなんやら何やら。夢中になって観てたら友達との約束時間に遅れちまった。 今見てこんなオモロいんだからさ、あの番組を全部CMごと撮っておいて、10年後に観れたりしたらもうお宝モンだと思うよね。

番組の中で「あの時代はこうでしたねぇ〜懐しいですねぇ〜」なんてやってる徳光サンの服装が、もうスンゴい懐しい訳ヨ。二重の意味で懐しく感じちゃえるワケ。今この時代に80年代の総集編番組を見直したら、その中で70年代懐古特集やってるみたいな。一粒で二つ美味しい。絶対オモロいと思う。CMはカットしちゃダメね勿論。 ああ失敗した。誰かオレにビデオ頂戴。ホンマに。

立花隆『脳を鍛える』

以前読んだ立花隆の「脳を鍛える」にあったのですが、20才前後の青年はよく、「正確さと言う病」にかかるんだそうです。

原典は知り合いに貸しちゃって手許にないのでちょっと間違ってるかも知れません。そう彼は立花のこの全講義を東大の知りあいに借りたテープで聴いたそうで、オレなんかより一層役に立ててる事でしょう。テープで講義を聴いて勉強できるってゆう才能は無かしっからオレには信じがたいです。話を戻して。この「正確さと言う病」にかかった青年は、何事であっても、確実に立証できる正確さが無いとその事に対して価値観を見いだせなくなります。そして自分が書く話す文章もあらゆる方面からの正確さを期し全てのツッコミに釈明できるようにしちゃうので、ついには何だか意味もないような文章になっちゃうのだそうです。

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岡田斗司夫・田中公平・山本弘『回収』

●岡田斗司夫・田中公平・山本弘対談シリーズの2弾、「回収」にこんな暴露ネタが。

岡田「そう言えば、『ガチャピン宇宙へ行く』ていうのが、2年ぐらい前に企画であったでしょう。」

田中「あ、そうなの?」

岡田「『ポンキッキーズ』で。相変わらず日本のテレビ局ね、ソ連(原文ママ)に金出して行かせるんです。で、宇宙からの中継やるつもりやったんです、ガチャピンがあの恰好で、『わー、僕は今宇宙に来てるよー!』て(笑)」

田中「誰に着させるつもりやったんかねぇ?」

岡田「それがソ連の宇宙飛行士に着させるつもりで、ぬいぐるみ荷物の所に入れてったんですよ。ところがね、打ち上げの発射ショックがすごくて、ガチャピンぺっちゃんこになって(笑)」

山本「Gで(笑)」

岡田「Gで(笑)。なんかね、ちゃんとゆわえつけへんかったらしくて(笑)。ソ連の人も『たかがぬいぐるみや、そんなん大丈夫やろ』と思うて、宇宙観測機材の間に適当に詰めといてんって。ドーン!って打ち上げて、宇宙来て広げたら、ぺっちゃんこやった。それまでフジテレビ、1ヶ月くらいかけて毎日『ポンキッキーズ』で『ガチャピン宇宙へ行く!』『宇宙へ行く!』『宇宙へ行く!』って言うてたのに、なんにもせぇへん(笑)
で、もう搭乗員発表されてるわけやん。3人しか乗られへんロケットやん。でも4人目にガチャピン乗ってて、純真な子供たちの間に『ガチャピン、どこに乗ってんや!?』っていう(笑)。『ガチャピンが映ってる時はなぜ宇宙飛行士はいつもほかの2人しか映れへんねん?』とか(笑)、もういろんな問題が出るのはわかっててんよ。』

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こりゃ信心深いヤツにゃ向かねぇ仕事だ。

日本全国で「本来のルパン」についての再認識が行われたであろう昨日。皆さんは観ましたか?「金曜ロードショー」。子供の頃観て忘れられなかった御仁はオレを含め多いと思うのです。人造人間マモーです。ルパンは明るいテンポで話している時はさほど気になりませんがシブいセリフをボソッと吐く時とかね。クリカンではやっぱこうはイカねぇよな、と古参ファンズラを決めてみたりした事でしょう。オレですが。

ルパン「夢ェ盗まれたからな。取り返しに行かにゃぁ。」

次元「夢ってのは、オンナの事か。」

ルパン「実際クラシックだよ、オマエって奴ぁ。」

大好きなシーンです。他のシリーズではまずあり得ない、次元も五右衛門もいないフィナーレへと向かう若きルパン。「カリ城」で
「俺は一人で売り出そうとやっきになってる青二才だった…」
としみじみと振り返る中年の渋みは未だ見てとれません。青二才の負けん気がこの映画には溢れています。

ルパンが「夢を盗まれた」と言うのは多分、ひたすらコケにされた悔しさの事だと思うのです。勿論不二子の事もあるのでしょうが。次元までのフェミニストではない。若きルパンはあんなふうにコケにされるのが何より許せ無かったと思うのです。自分のクローンを勝手に作り処刑され、ポリシーに反する欲しくもない永遠の命を与えるからと拉致され、睡眠薬や地震のトリックを仕掛けられる。しかも世界を破滅させ不二子と2人でやり直すと言う。自分の好きなオンナを汚い手を使い奪っていったあのとっちゃんボーヤ。

若い時期には至極マットウな「負けん気」から、ルパンはリュックを背負いマモーのアジトへと向かいます。青二才の正義感が清々しい。次元のフェミニストぶりも上の2人のやり取りもたまらなくカッコいい。シビレます。あらゆる意味でまだ若かった3人の男の生き様。ソレが一番の見ドコロだと思います。

「カリ城」がやっと評価され「風の谷のナウシカ」がヒットし始める頃、宮崎駿は「ルパンはもう死んでる。死人で映画は作りたくない」とゆう様な事をどこかで語っていました。「死んでる」というのは「時代に合わなくなってしまった」とゆう意味なのですが。この言葉をリアルタイムで聞いた時オイラは随分ガックリしたモノでした。28歳の今になってこの「vs人造人間」を観、「カリ城」を思い起こしてやっと納得がいった気がします。ルパンは時代に取り残されたスーパーマンだ、そんな気がします。今ムリヤリ若返りさせられ(死人を起こし)この時代に付合わされてるルパンは何だか滑稽で、もう自分で自分を笑ってるんだろうなぁと、
そんな事を思いました。

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