『ゲームセンターCX』

ココしばらくの間、ブログもmixiも更新せずに一体ナニをしていたかとゆうと、『ゲームセンターCX』を延々と見ていました。1話1時間を、16話とか20話とか見たのかしら。

水曜どうでしょう&TEAM NACS以来のハマりぶりです。こんな風にハマれるモノがどんどん増えてくと、人生楽しくなるよなぁ。あ、ちなみにスカパーのみの放送です。フジテレビ721ね。


.
【番組内容】
よゐこの有野がファミコンやスーファミ、メガドラ等のレトロゲーを攻略する「有野の挑戦」がメイン。そこに5分程度のミニコーナーが2〜3挿入される。

ミニコーナー例
●はがきで投稿されたレトロゲーセンを廻る「たまに行くならこんなゲーセン」
●有名ゲームクリエイターを有野が訪ねる「クリエイターインタビュー」
●日本で一番北にあるゲーセンを探す「最北端ゲーム紀行」
●レトロハードを紹介する「ハードのエースが出てこない」

などなど…。

有野は一般的にはゲーム好きと言われているが、その知識から考えると決して「ゲームオタク」ではありません。しかもゲームが上手い方でもない。そんな彼が、ひたすらに昔の不条理レトロゲーを攻略する、その様が、克明に記録されます。10時間なんてアタリマエ、日をまたいで20時間ちかくかかることもしょっちゅうです。

何時間もかかった大ボスに勝利して歓喜!ガッツポーズ!

ガッツポーズの間にボスが変形して瞬殺!悲嘆!

こんな繰り返しです。笑えます。

Screenshot_2.jpg●有野は最初びっくりした程、感情の起伏がないとゆうか、淡々としています。「やってられっか!」的な、俺とかによくある(笑)キレることがないんですね。その代わり、ほんやらとボヤく。この「ボヤき」が、彼ののんびりとしたキャラに合ってて、『ゲームセンターCX』の大きな魅力となっています。

●コンティニューのないゲームで、何時間もやった後に、最初まで戻される、あの瞬間。「あちゃーー」ってゆうね。あの嘆き。たとえば『水曜どうでしょう』のサイコロの旅で、8時間高速バスに乗った後、次のサイコロでまた12時間高速バスをひいちゃった時、みたいな。主人公が極限まで悲惨な目にあう、ソレを見るときのあの楽しさが、『ゲームセンターCX』には満ちあふれています。

『ウルトラマン』で、もんのすごく苦労して怪獣を全部やっつけると、最後にゼットンに向けて1発だけ残されたミサイルを当てなきゃいけない。で、渾身の気力を込めて打ったミサイルが、直前でゼットンがひょいとヨコを向いて、避けられてしまうんですよ(笑)。

●レトロゲーセンを廻る旅、もうタイトルを聞いただけでオレまっしぐら、という企画なのですが。有野の、のほほんとした性格が加わってとても良い味のレポートになります。たとえば文房具屋の片隅に置いてある20円のメタスラで、お店のおばちゃんを2人同時プレイに誘う有野。

「おばちゃん、一つ言ってええか」
「なんね(カチャカチャ…←ボタン連打)」
「もうずいぶん前におばちゃんのキャラ、死んどるで」

こんなカンジ。他にもミニコーナーは色々ありますが、とにかく有野のキャラで全部楽しい!

●攻略本とか見ないプレイヤーが普通にやりこんで、一体どこまで「気付く」のかが見てて分かりますね。たとえば『ファイナルファイト』なんて「掴み」と「投げ」がものすごく重要なのだけど、有野は最後まで気付かない。つかあんなヘタでよく最後の方まで行けるよなー。ホントこの根気が半端じゃないんです。有野、ソンケーします。歳はオレの1コ下という事で、一層親近感。

●『ファイナルファイト』のように、知り尽くしているゲームが登場すると少しイライラするところはあるのかも知れない。だけどそれも最初のうちだけですけど。

●『アクトレイザー(SFC)』大好きだったなー。町作りモードにハマって時間切れになった有野の気持ちはすんげえ良く分かります。

●今リストを見てて思ったのだけど『バンゲリングベイ』見たいなー!

●『忍者龍剣伝』、ファミコン版があんなにムズいとは思わなかった。レバー×2本(先っちょにボタンがついてる)のアーケード版は好きだったなー。

●『パルテナの鏡(FCディスクシステム)』とかさぁ、絶対に自分で最後までやろうとは思わないゲームじゃん(笑)。そうゆうゲームの内容を全部観れるって、コレすごいことだと思いますよ。

●『ボナンザブラザーズ(MD)』はちょっとだけやって諦めた記憶があるけど、この番組観て、やっぱりやらなくて良かったなぁーと(笑)。改めて思いました。あの頃こんな番組があったら、ものすげー食いつくよね。

●3DO REALのゲームのダメさには、マジびっくりしました。

●『妖怪道中記(PCE)』、やっぱり難易度はナムコのソレだったんだねー。コレも序盤で挫折した記憶あり。有野そんけー。決して上手いから尊敬なのではなく、その根気に、アタマが下がる。

●『コナミワイワイワールド』なんてスゴク良くできてるオモロゲームなんだろうけど、今実際に自分でやったとしたって、絶対この番組ほどには楽しめないと思うのよ。そうゆう疑似体験が魅力。

何回も書いてきましたが、オレは今やゲームを自分でプレイする事よりも、攻略本を読んだり人のプレイを見ていることの方が好きなのです。攻略本を読むあの楽しみのために、ゲームを買う事も少なくありません。そんなオレにとってまさしく天啓のような番組が、この『ゲームセンターCX』なのです。知るきっかけを作ってくれた友人よ、ありがとう。

今回は最近録画されたモノを見ていたので、次はさっそくDVD-BOXの1&2を買おうと思っております。30代の元ゲーマーの方々、ぜひ見て欲しいです。ホントオモロいよ。

ゲームセンターCX(Wikipedia)
ゲームセンターCXの放送内容(Wikipedia)
●はてなキーワード:ゲームセンターCX

テクノラティ タグ :

ゲームセンターCX DVD-BOX

ゲームセンターCX DVD-BOX

posted with amazlet on 06.11.21
ハピネット・ピクチャーズ (2005/12/23)
売り上げランキング: 406

ゲームセンターCX DVD-BOX 2

ハピネット・ピクチャーズ (2006/06/23)
売り上げランキング: 417
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

  1. NO IMAGE
  2. NO IMAGE
  3. NO IMAGE
  4. NO IMAGE
  5. NO IMAGE
  6. NO IMAGE

コメントをお待ちしております

HTMLタグはご利用いただけません。

日本語が含まれない投稿、リンクが2つ以上入った投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

RECENT ENTRIES

ABOUT

1999年のWEB日記時代から始めた個人サイト。ブログ移行にあたって過去記事も抜粋してアーカイブしています。
(HTMLサイト→SereneBachブログ→WORDPRESSブログと転移)

好きな漫画(2014年版)はこの記事の最後に。

最近は(インスタ)でアップしているTV・映画感想の投稿を、半年に1回くらい一気に転載しています。

LOG