ブログを更新する気にならない。
今、COVID-19のせいで世間を覆っている、地獄のような様のことは特に。
皆、しょうがないと思ってやっている。
次女の松葉杖がなくなった。家族は皆元気で、妻と長女の恐ろしいガチンコはしばらく起こっていない。小康期。
と、ここまできて、何を書くためにMacBookを開いたのか忘れてしまった。
いつもやってる、バギングワインをトニックウォーターで割って呑むやつが「スプリッツァー」という名前で存在していることを、高山なおみさんの『帰って来た日々ごはん』で知った。ことかな。
いや、妻の紹介で行った美容室がとても良くてウン十年ぶりに「行って良かった」と思えたことか。こんなの人生で何回もない。部分パーマをあててもらって、えらく具合がいい。
このことだったかな。
いや
この「色々細かく言えばあるけども、特にはない」という平穏状態がどれだけありがたいことか。値千万円なのか、ということを、3.11が近づかなくとも日々実感できることが、中学生以来の自分の悲願です。
齢50を越え、いよいよ自分が何者にもなれそうにないことを知った今、理想のこんなスキル、あんなスキルも身につけることはできず、死ぬまで学びつづけ精進するような人間ではないために大幅な進歩も期待できないだろう自分に、時折絶望したりもするけども、肝心なのは「今ある」ものごとの実感。今ある幸せへの実感。
その点では、自分は本自分の幸せを噛み締めていると思う。自分的にやるべきことをやっている。
だからと言って「明日死ぬ」と言われて納得できる訳はないのだけれど。
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