カテゴリー: マイブーム

夏の映画呑み会 on Zoom

昨晩はさくっと映画部呑み会from土間。なんだけどCOVID-19への意識差みたいな話がやけに盛り上がる。東京まじ大変。気の毒。

こないだ観た『Last Letter』に対する鬱憤を吐き出せたのもすごく気持ち良かった!岩井映画のイイトコ全然無いし○○いんじゃ!
好きなものを語れる同志も良いけど、誰にも言えないあの映画に対するアレな!ひどいよな!みたいな話ができるのもすごく有り難く貴重。(公ではあまり言いませんよ)

そして今はやっぱり若草物語ね。もう公開終わっちゃうから未見の人は是非。映画館は元から換気設備の基準がかなり高いし、喋らないのでリスクも低いと思いますよ。

自粛期間から最近までの配信お薦め。#movie_tv_dsm に感想あります。

Netflix
『ハーフ・オブ・イット』青春ラブ
『ザ・ファイブ・ブラッズ』じいちゃんベトナム再び
『37セカンズ』青春アドベンチャー
『アップグレード』SF
『オールド・ガード』アクション→今公開の『透明人間』へ

他レンタル
『キツツキと雨』田舎人情
『ボーダー二つの世界』ダークファンタジー
『500ページの夢の束』少女冒険

そこまで長くなかったのに一升瓶の残りが驚くほど減ってて妻にびっくりされた。

今度は「MIUなんだったのだ会議」で会おう。

『スカーレット』父ちゃん逝く

子供に対してはホントにクソ野郎だったけど、間違いなく愛情は山盛りあったとうちゃん。毎日泣かされているけど今日はもう号泣メーン…。
喜美子はホントすごかったな。よくこの父ちゃん相手にさ。
これからの展開も楽しみ。喜美子はどう変わるんだろう。
とうちゃん、安らかに。

スカーレット>戸田恵梨香と言えば

戸田恵梨香…?すっかり忘れていたけれど、『駆込み女と駆出し男』の鉄練りじょごか!アレ最高だったじゃん!と思い出しちゃったら我慢できなくなってAmazonプライムでぽっちりしちゃうとこれがもう止められない。観るのは4度目くらいだと思うけど、観れば観るほど、隅から隅まで好きなヤツ、だなぁ。

『駆込み女と駆出し男』再見

朝ドラ『スカーレット』感想

最初はほとんど期待しないで見始めた『スカーレット』だけど、子役の素晴らしさに始まって、朝ドラ定番を外しまくる地味で確かな演出、静かながら効果的な劇伴など、毎週毎週「今週は良かった!」「今週も良かった!」とずっと思い続けてる。

朝ドラの「決まり事」と言うのは「安心」ではないんだと『スカーレット』を見ていて思う。ドラマの決まり事、アルアルって実は、見るたびに心の中の気付かないところで少しずつちくっとしたりイラっとしている所もあるんだと思う。だからその「ちく、イラッ」が殆どない『スカーレット』がとても気持ち良い。

ナレーションで、セリフで説明しない。カット尻が淡泊。気持ち良い。

目下の興味は、オープニングアニメに出てくる4人目が、果たして今の十代田八郎君なのかどうか、未だに分からない(本編以外の情報以外一切見てないので)。時期的には未だじゃないか…と思っているんだけど。

信作、照子との幼馴染みどうしの会話がホントいいよなぁ。毎日「地味に」楽しみです。

森康二『こねこのらくがき』と『日本のアニメーションを築いた人々』

森康二氏が絵コンテ・原画チーフを手掛けた「東映動画」初作品『こねこのらくがき』

モノクロ短編、ほとんどサイレントなのに圧倒されるいきいきとしたその動き。これか!

復刊された叶精二『日本のアニメーションを築いた人々』は、『作画汗まみれ』に続く宝物になった。この数週間は、この本をめくっていればいつでも幸せになれた。時に涙が止まらなかった。

登場する6人のアニメーターそれぞれの人生。その仕事ぶりに迫る、淡々としていながら情熱を宿した筆致。どれも印象深いが、中でも印象的だったのは森康二の章( 『なつぞら』では井浦演じる「仲さん」のモデルとされる人)。最初から最後まで、小さな子ども達を楽しませることに徹し暴力や派手な感情表現を嫌った森氏の生涯。家では人の批判どころか仕事の話も一切せずロマンチストで寂しがり屋、「ぼくにはどぎつい仕事はできない」が口癖だったそう。「絵柄と志向から生き方まで終始一貫『不変の人』だった(同書)」。

これを読むと仲さんはモデルどころか一部モチーフ、ということが分かるが(他の人も同様だけど)、でも井浦の台詞やしぐさの節々で森氏の面影が垣間見える(制作サイドのリスペクトが見える)瞬間も、それは嬉しいものです。『日本のアニメーションを築いた人々』には同じくモチーフとされる奥山玲子、大塚康生、大工原章、そしてアニメ時代考証で #アトロク 出演でもお馴染み小田部洋一氏、新潟出身の近藤喜文らが章を割かれ、その生涯の仕事ぶりが分かるようになっている。

今となってはあたることも難しい各種の資料から引かれた貴重な言葉、叶氏の素晴らしい構成と文章でどんどん読ませます。当時入手していなかったのは残念だけど、こうやって『なつぞら』と一緒に読めるのも今ならでは。買えて良かった。

あと、巻末で安藤雅司さんが近藤喜文展で同氏を語っている内容がめちゃ胸アツ。『赤毛のアン』をどうしても観たくなる!

https://www.amazon.co.jp/dp/4835456858/

新元号発表(2019.4.1)

今日、1ヶ月後からはじまる新元号が発表されました。
天皇崩御前の新元号発表ということで昭和64年とは違いおめでたムード。発表の直後もおおよそ好意的な印象がTLを埋めていました。かくゆう自分もファーストインプレッションは「うん、いいじゃん。」。

発表前までは「タノムから元号とかやめてくれ。面倒臭いだけ。誰も得しない。」としか思っていなかったのに、いざ発表されるとこの「リセット感」なかなかイイじゃない、とまで思ってしまう。「新年」や「新年度」やとにかくリセットが好きな我々に向いているっちうことだね、元号。

あとは期待に反して脚本や劇伴のイマイチさが目立った『まんぷく』が先月終わり、今日からは東映動画時代の女性アニメーター(大塚康生さんや宮崎駿さんと同期)を主人公にした広瀬すず主演の『なつぞら』が開始。朝ドラ100本目だそう。いかにもなベタベタ朝ドラっぽい演出と演技がちょっと心配だけど、1話目から期待させる出来です。OPがアニメ!

ひよっこ最終回・感想

ついに終わってしまいました。これ書いてるのは終わってからもう1週間近く経っている時なんだけど…。ひよっこの無い毎日が寂しくて慣れない。おかげで風邪もひいてしまった。

やっと最終回のまとめができます。
これ以上ないだろっていう素晴らしい最終回でした。
いつもの朝ドラだと、ちょうど最終回の1つ前くらいがドラマのクライマックスですんごく盛り上げて、最終回は結構さらっと流すことが多かった気がするのだけど…
珍しく、最後にとんでもないクライマックスを入れ込んできました。しかもこれアドリブ?(前日のあさイチで有村さんが予告してた)ってのが何カ所もあって…。すごいなぁ。楽しかった。

ただ目の前の仕事を淡々とこなし、何者にもならない主人公。朝ドラでは異色だけどスタンダード。大好きなドラマでした。ありがとう。

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ひよっこ#155(9/29)最終回1つ前。感想



「しあわせもんだな〜わたし!」
プロポーズとは、かくさりげなくありたい、というシーンでした。
全編通してしみじみと良い。ついに明日、最終回。

↓こんな破顔した笑顔みたことなくて、最初見たときに高瀬アナって分からなかったよ!!

ひよっこ#154(9/28)感想

みね子は奥茨城に帰り、谷田部家の花卉の畑を見て驚く。父の実(みのる)は、もう仕送りをしなくていいと告げる。谷田部家は変わる。今までありがとう、と家族全員が、一人ずつみね子に頭を下げる。みね子は嬉しさとどこか寂しさも感じている。みね子の帰省に合わせ、懐かしい面々が谷田部家に集まり、新しい門出を祝う。その中心にいる実。



記憶喪失後の実はずっと別人の表情のまま、と昨日書いたけど、今日の実さんはどこか以前の表情も少し取り戻したように見える。みね子にもそう見えていたはず。


彼氏(秀俊)のことを聞かれ照れるみね子。元すずふり亭のホール係で三男の家に嫁入りした高子さんもすっかり奥茨城の皆に馴染んでいた。

「みんな笑っている。大丈夫なんだな〜と思いました。」2つの大丈夫をみね子は感じている。1つは、お父さんはもう大丈夫。2つは、私がいなくても、大丈夫なんだな〜という、大丈夫。

全体にゆったりといつものペースで進んだ回。毎日詰め詰めの最終週にこんな回が入ると、ついに終わりなんだなぁという感慨が深まっていく。じっくりと楽しませてもらいました。

いつもの朝ドラだと、最終回の1つ前がクライマックスになることが多い。明日だね。そしてあさイチゲストもいつも通り、主役の有村架純ちゃん。最終回前のこのタイミングで観ちゃうと気がそぞろになるので、あさイチは来週観ることにします(これもいつもの習慣)。最終回は何時観るか。次の更新は何時になるかなー。

ひよっこ#151〜153(9/25〜27)感想

いよいよ最終週。これまで未解決だったアレやコレやを毎日すごいイキオイで回収していく詰め込みまくりの毎日。とても全部は書けないと思うけど覚えてることだけでも。

#151
すずふり亭の新メニューが決まり、お客様にも好評の様子。みね子がデザインした新ユニフォームもお披露目。三男はさおりの告白に答える。これだけ自分を必要としてくれる人がいる、そのことへの幸福を丁寧に話す三男。とても自然で良い。(その前のさおりの一人芝居もにも(笑))

最後、米袋に突っ伏して泣く米屋のオヤジさん。もらい泣くってば。

#152
世津子の仕事復帰宣言。でもあかね荘には居続けたいという嬉しい告白に、半ば別れを覚悟していた面々は肩すかしを食う。そんな中、早苗がずっと待っていた例の彼氏がいきなりアメリカから彼女を迎えに帰ってくる…。

呆然となる早苗。

このお富さんの表情!

「遅い…」の呟きの後、泣き顔で彼に駆け寄っていく。

その後は…


シリーズ中今まで見せたことのない笑顔で、アパートの住民全員とハグして、長い黒髪をなびかせなながら、彼氏とアメリカに出発するのでした。初登場からこっちのツンキャラが最後にきてこれだもんなー。参りました。

#153
なんだか最初から最後まで泣けてしまった回。
みね子と秀俊の毎週のデートで訪れたレストランでは、以前の乙女寮のシェフと再会。悲しい別れだっただけに、才能を生かして元気そうにやってる姿に涙…。

愛子さんとシェフ省吾は結婚!アパートの向かいのお宅に引越することに。みんなの愛子さんに対する思いが聞ける。

中華料理屋夫妻は養子をもらうことに。同じく養子であるヤスハルが優しく諭す。ヤスハルを通したこの「養子」ってエピソードもひよっこの中で印象深い。女の子はすぐにあかね坂商店街裏庭のアイドルになる。

みね子の髪型、微妙に変わっているんじゃ?おつき合いしている二人、実家からの手紙を見て帰省の相談をする。

花卉栽培をはじめた二人。宗男さんの相変わらずのオーバー演技も良いけど、記憶をなくしてからのお父さんは明らかに以前とは別人の表情のまま。その別人のまま、だけど性格は一緒だから、同じように奥茨城を好きになり、同じように誠実に美代子を愛し、その気持ちを正直に告げる様が、これまでとても丁寧に描かれてきた。

帰省するみね子。妹弟に「お姉ちゃんも綺麗だぁ〜」と言われるのも確かに。女子高生時代から比べたら少ししゅっとした感。朝ドラの撮影地獄でやせたかな。

バスの車掌だった次郎さんは何故か村長選挙に立候補!

贅沢なロケ撮影もひよっこの醍醐味。超詰め込み回なのにこのカットだけはすごい長回しで、田舎にかえってきたことをぐぐっと体感させる。

ひよっこの古谷一行はホントすごかったね。何も語らずとも…という奴です。

そして、つづく。この畑、よく作ったな〜。お疲れさまでした。ここまでで15分。すごい!

ひよっこ#150(9/23)感想

昨日、和久井映見のベテラン演技に泣かされたと思ったら今日は佐々木の蔵ちゃんがそれを上回る説得力と見事な脚本の力で魅せまくり。


過去の告白と今の恋について悩みを打ち明ける愛子さんに対し、自分の奧さんとの別れ、後悔、今も少しも変わっていない思いについて語り、「私達は一緒ですね」というシェフ省吾。お互い亡くなった人への想いをなくさずに、でも恋はできるんじゃないかと優しく告げる。

観ている俺はと言えば、立ち聞きをしていた由香が放つこの台詞、そのままだ。
「もう無理!泣きすぎて頭痛い!」

(これ、獸木野生『パーム』ファンならお馴染み、フロイドのあの台詞を思い出すね)



今までハマった朝ドラはいくつもあるけど、最初始まった時から、最終週のこんなところまであまりテンションが変わらずに進む、こんなタイプは初めて。主人公は何も成し遂げないし、何モノになる訳でもないし(最後になるのかもだけど)、特に成長する訳でもない(経験は沢山積んだ)。

くしくも『ひよっこ』が始まる時に自分はこうTweetした。

情報ゼロで2話まで観ました。通常1週目は子役と過剰な演出に辟易し2週目でやっと本領発揮、そこで観続けるかどうか判断するという流れなのですが、1・2話でこれだけすんなりと入り込めたのは初めて。違和感がない。どうなるんでしょう。そして今回の主人公が何者になるのか

予想してみますた。(1)料理研究家(料理&畑好きから)(2)女優(女優志望の親友を追い越すあまちゃんスタイル)(3)脚本家(親友をサポートするうちに…)(4)流通王(実家の野菜を営業するウチに才気を見せ巨大スーパー立ち上げ)う〜む…ここから芸能モノになったら凄いな…

この予想のどれもが外れていた。主人公は何にもならない。このドラマは「○○モノ」ではない。だけど、これぞ人生。

来週いよいよフィナーレ!

ひよっこ#149(9/22)感想

子供もいない土曜の朝、一人で起きてご飯もないのでマックでモーニング買って昨日のひよっこを観る。愛子さんの昔語に泣く。回想シーンもなく延々と一人語りで魅せるこの力。ベテラン…

この蔵之介がウッディ(トイストーリー)に見えてしょうがない、というTweetアリ。確かに。

恋バナ立ち聞きのつもりが何故か皆滂沱の涙。つか何故立ち聞きに皆をわざわざ誘うのだ。

 

 

 

撮影の合間に仲良くおしゃべりしていたところをパチリ。 #宮本信子 #島崎遥香 #朝ドラ #ひよっこ

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ひよっこ #135-136(9/6-7)感想

なんて…なんてハッピーな回なんだ。
最終回に向かって走り始めたひよっこ。先週、秀俊の言葉でこれまでの自分に少し自信を持てるようになったみね子。ここに来て自分から思い切った行動に出始める。#133では鈴子の外出を埋めるため、近くにこっそり働いていた由香をすずふり亭の手伝いに呼んできて、ずっと離れていた親子が再び触れあうきっかけを作る。でもなんというか、不自然じゃないんだよね。みね子の今までの行動が、これまでの蓄積があったからこそ、すごく心地良く感じられて、スカッとする。


#135では育ての両親に裏切られマスコミに追われる世津子を、なんとか救出しようと秀俊とヤスハルと画策する。


こんなところにいちゃいけないと諭すみね子


脱出の瞬間。みね子から思わず「行くよ!」の言葉が。


ぎゅっと力強く握られた手を感じて、思わず涙ぐむ世津子。

あーもう最高。

その後のあかね荘。いきなりやってきた世津子とみね子の様子から何も聞かずに温かく迎えるいつもの面々。こんなシチュエーション、色んなドラマでありがちな(ある意味どっちらけ)シーンかも知れないけど。個々のキャラクター造形やこれまでの信頼できる物語を見てきたからこそ、心からハッピーになれる、泣けちゃうシーンな訳です。最高でした。ひよっこ楽しい。

ひよっこ #79-80(7/3-4)感想

乙女寮編が終わった時は随分寂しかったけど、きっとでもこのドラマなら、『あまちゃん』東京編みたいにずっとずっと楽しませてくれる筈、と信じていました。而してその通り。相変わらずの熱量のまま見続けています。楽しい!

時はビートルズの初来日。辛抱たまらん宗男おじちゃんが上京してきて、みね子の周りの人達と絡んでいくというあたり。ひさしぶりに宗男おじさんのお国なまりを聴いたみねこが涙ぐんで「なーんか、久しぶりになまり聞いたら、ちょっと…」てゆうとこの自然さ、最高。

またこのポニーテールにすずふり亭制服でちょこんと姿勢良く座るみね子、これも最高。

翌日は宗男が戦時中ビルマのインパール作戦に陸軍兵士で参加していたことを告白し、何故自分は「笑って生きていこう」と決心したのか、戦場でのエピソードを語る。その話を受けた後の、みね子の無言の表情。なんとも言えない、でも気持ちをすべて表している表情が素晴らしくて。有村架純さんのこういう演技底力を感じるシーンが、これまでの『ひよっこ』でも何回もあった。女優として完全に見直しました。拍手です。

物語はここで折り返し地点。まだまだ楽しめるぞ!ヤタ!

ひよっこ #57(6/3)

今週最後の放送。

分かってるんだよ。シリーズ全体の長さからして、50話なんて未だ1/3。乙女寮パートがこのまま続く訳がない。この後は一気に場所もキャラクター達も変わって新展開。それはそれできっとすごく面白くて魅了されるに決まってる。

で、あっという間に忘れちゃうんだ。彼女たちのこと。乙女寮でのこと。
これまでの朝ドラでずっと体験してきたから分かってる。分かりすぎる程分かってる。寮長の彼氏が結婚相手としてダメダメだってこと位、明白。

だから少しでもとっておきたくて、今日もせっせとクリップするのでした。

豊子と澄子の別れ。最初ふざけてた二人が一度ハグして、そのうちお互いバンバンしあう。この時の表情がとってもいい。
澄子のしゃべり、天然キャラの立ち位置でいつもすごーくゆっくりだったのだけど、これ、いざという時の決めシーンでも決して軽くなくてじーんとさせられたね。ほんと皆お別れが寂しい。

みね子と時子。「あんたはもう。決めるときは無鉄砲にどんどん決めちゃうくせに、いざとなっとそうなんだから」
何度もハグする時子にみね子が「きりがないねえ」と呟くのが好き。

さて、来週からは新展開!

ひよっこ #56(6/2)感想

今さらですけど、なんで自分はこんなにスクリーンショットを載せたがるのか。この記事を書く意味は何なのか。

NHKの連ドラって、その日その日でめっちゃ感動したり共感したりしてるんですけど、いかんせん細かくて長いので、すぐその話を忘れてしまう。
で、後で思い返そうと思って情報を探しても、あまりに話数が多いので、欲しい「あのシーン」にすぐ辿り着けないんですね。検索とかしてもね。
だからこの記事は、「最高に感動したあのシーン」にすぐアクセスできる、自分なりのデータベース構築をやっているのです。ご了承あれ。

#56は立てこもった豊子との会話から。こんなことをしたからって何もならないと分かってる、という豊子。だけど「話したい」んだと。今まで文句を言ったことは無かった。地元で高校進学ができなかった時も、出稼ぎに上京しなきゃならなくなった時も。一度も文句を言ったことはなかった。だけどこれは辛すぎる。初めて自分が自分らしくいられる場だったのに。ここでずっと皆と働いていたい。なんでそれができないのか。言いたい。言いたいんだ。
それに対するみね子や愛子さんや松下主任の優しい言葉が本当に良くてね。で、やっぱりそうやって優しい言葉をかけられるだけの子だったじゃない、豊子って。立てこもりから出てきて真っ先に飛びつく澄子とかもう…

差し押さえ業者の人達の、なんとも言えない表情。想いの詰まった什器類を持ち去る時に、工場の女の子たちが揃って「よろしくお願いします」と頭を下げているのを見て、じっと黙った後、皆帽子を脱ぐ。

業者を見送った後、愛子さんの音頭で皆笑いながら最後の食堂に向かう。それに向かって一人頭を下げる松下主任。きっとそれは心からの感謝、御礼だったんだろうなと思う。本当に幸せな職場だったよね…

カレーを食べに向かう乙女達。この後ナレーションでみね子は語る。お父さん宛の心のメッセージでは、どうしても自分に近しい子達の話ばかりだった。だけど他にもここに居る皆、すべてに同じような物語がある。一人一人に皆、必ず物語がある。それってすごいことだ。こういう物語が沢山あるのが東京なんじゃないかと、みね子は思ったと。カメラはみね子たちの他の乙女寮の子たちを映していく。

普段表に出ていない登場人物たちの「物語」まで感じさせる、まるで皆がそこにいるかのように。こういうのがやっぱり良いドラマだと思うんだよね…

あとは公式からクリップ

大切なシーンの撮影後にそろってパチリ。 #小島藤子 #井之脇海 #朝ドラ #ひよっこ

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寮長…そいつは…そいつはアカンねんて…

一緒に笑って、一緒に泣いて、一緒に悩んだ仲間たち。 #小島藤子 #松本穂香 #藤野涼子 #八木優希 #朝ドラ #ひよっこ

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カワイすぎるわ…

レトロな喫茶店に、幼なじみ3人組。久々の集合です♪ #有村架純 #佐久間由衣 #泉澤祐希 #仲良し #喫茶店 #朝ドラ #ひよっこ

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うらやましい関係。これからずっとこの3人は伴走してくれるのかな。

ひよっこ#50(5/30)〜感想

今週は毎朝号泣。名シーンばかり。どうやら本当に、乙女寮の子達とはお別れになってしまうようで…



田舎に帰ることを告白する優子。この語り口調がゆっくり、丁寧で、本当に彼女らしくて、イイ子なんだよな。
優子「ほんっとうに、楽しかった。みんなのこと、大好きだよ、あたし。大好き。」
優子「離れしまってもても、わたしのこと忘れねでね」
寮長「ばがっ!忘れるわけないでしょ!」


皆で最後に浅草に夜遊びに出た帰り。寮長にしなだれるみね子。キュンとくる。
この前のみね子の独白
「おとうさん、笑っているけど、泣きそうです。」
「泣きそうだけど、楽しくて仕方ないです。」
もたまらない。


まさかのプロポーズを大喜びで受けちゃう寮長・幸子。地位も学歴も名誉も金も何もないのにでっかい夢だけがある雄大君は、誰がどこから見ても100%ダメ案件だし2人の辛い行く先も見えすぎるほど見えちゃうんだけど、イイんだ。今寮長が幸せなら。優子ちゃんが幸せなら。イイんだ(そっと涙を拭く)。


ああ、ほんとにいなくなっちゃうんだ…。ルームメイトの中で一番先にいなくなった優子。信じられないよ…。


工場最後の操業が終わり、差し押さえの業者が待っている中、急に立てこもりを始める豊子。
「やだ…絶対やんだ!!!」という絶叫。
人一倍真面目で、進学したかったのに無理矢理出稼ぎに上京させられた彼女が、多分生まれて初めて見つけた仲間たち。自分を自分のまま迎え入れてくれる場所。その場所がいきなりなくなると知った時に彼女がとった行動。真面目な彼女だからこそ(そしてまだまだ高校生の年齢だからこそ)その気持ちがすげー分かって、見た瞬間に号泣。

まだまだ、名シーンばかり、名シーンしかないような週だけど。取り急ぎ。

ひよっこ #49(5/29)〜感想

乙女寮の彼女たちを、このままずっといつまでも見ていたかったのになぁ。ま、そんなことは叶わない夢なんだよね、何時だって何処だって。松下主任の発表があった時の、皆の様子がとても「らしく」て、中でも一人だけ(オレの好きな)寮長が事態を先まで読んで、一人泣いてるってところが良かったなぁ。その前の、落ち込んでる主任にカツを入れる愛子さんもいい。
しかしこれからどうなるんだよ…もうお別れなの?

ABOUT

1999年のWEB日記時代から始めた個人サイト。ブログ移行にあたって過去記事も抜粋してアーカイブしています。
(HTMLサイト→SereneBachブログ→WORDPRESSブログと転移)

好きな漫画(2014年版)はこの記事の最後に。

最近は(インスタ)でアップしているTV・映画感想の投稿を、半年に1回くらい一気に転載しています。