BBC制作。NHKのホームページ。
全5回のシリーズを録画して、ちょっと都合があってイキナリ4話から観はじめたのですが…。観れません。ちょっとでも当時のコトを想像しちゃうと、気持ちを想像してしまうと、ずうんと気分が悪くなって頭痛や吐き気がしてきます。
観なきゃいかん、観なきゃいかんと思いながらもやっぱりダメ。死の列車に乗せられる気持ち、「選別」される気持ち、あの部屋に送られる気持ち、ガスの噴射を待つ気持ち、殺すと脅迫されながら同胞の処刑を手伝う気持ち、毎日毎日何千何万も同胞の遺体を焼き続ける気持ち。どうしようもない「気持ち」が今でも激しく突き刺さってきます。
コレはイギリスが作った番組なんだけど、我々日本人は、自分たちの過去の侵略について、こういった検証・再現番組を作らないよね。もしくは他国が作った番組を放送しないよね。やってるのかも知れないけどオレ知らないよ。人並み以上にNHK観てるけどさ。だから我が国が過去にやらかした罪についてさっぱり分からない。広島の番組は数えきれないほどやってるけどさ。やっぱりコレが国民性?別に自虐史観サヨクを支持するとかじゃなくて、まともに論議する土台の知識さえ蓄えられてないって話。
最近の相方との話題は選挙・政策がもっぱら多いのですが、最後の結論は同じです。財政投融資問題も年金も教育も大事だけど、やっぱり最後には「決して戦争をしない政府」を望みます。心から望みます。