仕事はまだ終らない19:30
車ですぐの自宅に帰ると、
ぎりぎり子供たちの夕ご飯に間に合う。
妻の料理を皆で味わいながら、
休日のこと、今日のことを
笑いながら話す。
そのうち妻と子供たちは風呂に入る。
自分は洗い物をしながら
ポッドキャストの続きを聴く。
子供たちが風呂から出てくるので
体を拭き、
着替えさせ、
本を読ませながらその長い髪を
ドライヤーで乾かしてやる。
妻も風呂から出てくる。
皆でお菓子やお茶をのみながら話す。
長女は小学校で
「自分の生れた時や小さい頃の写真を持ってくる」
という宿題があったので、
皆でわいわい言いながら選ぶ。
おでぶで髪の毛ちりちりでぼわ〜ん、
と長女の小さい頃の様子を表現すると
半分本気になって怒る。
おまえたちがどれだけ可愛いかは、その時も
今になっても
とうてい
言葉で表現できるものじゃない。
そのうち子供たちが寝る時間になり
歯を磨き、
おやすみなさいを言って
寝室に向かう。
妻と少し話をして
自分は会社に向かう。
たわいもない1日。
だけどこれ以上の1日はどこにもない。
心の底からそう思う。