『今ここにある危機とぼくの好感度について』4話

いやー今回も凄い。

前回の学長会見は、まんま今の首相の「同じフレーズ繰り返すだけ国会」のパロディだったし、今回と次回は、やめるに止められるぬオリンピックをそのまま思わせる切り込み方。

野木亜紀子さんがずっと地道に生活レベルの話題でやってきたことを、渡辺あやさんは今回もっと政治的に、明確に批判してみせている。そのオブラートの包み方がまた絶妙。

自分は色々な意味でここしばらくずっと日本人を恥じている部分があるけど、その恥じている部分を逆手にとって「ほら、これだったら問題ないでしょう?」「たしかに!」となるようなニュアンス…とでも言えば良いのか。敵の武器をうまくオブラートに使っているというか。ああこれは見事だ。拍手です。あやさん大好きだ。

前回から変わった学長(松重豊)、やっぱりこの人が演じると悪人じゃなくなるんだな。好き。古舘寛治もまたいい役だね〜。

それはともかく、2話ほどで舞台から退き、恐らく次回最終回で再登場する鈴木杏の、ショートでメガネのあの感じ…。デジャブだよね。知り合いならきっと彼女を思い出すよね。そう。▲フラスコの彼女。似てる。

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1999年のWEB日記時代から始めた個人サイト。ブログ移行にあたって過去記事も抜粋してアーカイブしています。
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