—ねぇちゃんが殴られたりなんかした時、自分はどうするのかと思うじゃない?その時、殴り込むっていうのが自分が一番選ばなきゃいけない方法だと思っちゃったんだよね。警察捕まって芸人ダメんなっても、これをやんないと俺自身ダメになるっていうね。意味がなくなっていっちゃうって。–
(「SIGHT」創刊号・北野武インタビュー)
まともな(20才以上の)オトコなら「こゆ時コレをやらないようじゃ俺はもうダメだ」ってゆう確固とした「自分ライン」があって、意識するしないに関わらず常に行動の根底に流れてる事は分かって頂けると思います。ただソレは「ホントにやらなきゃいけない」のだと自分の本能がたき付ける「自分ライン」と、メディアや友人達との関わりから影響されたり刷り込まれる「一般的にはこうしなきゃいけない、のかな?」ってゆう「自分?ライン」とに分けられるハズです。ですが。その2本ある「自分ライン」を整理し自分なりに消化しキチンと30代後半・40才になるまでに1本化したい、ってのがオイラの切なる目標なのです。
これまで「自分ライン」を何回か裏切りその度にひどく落ち込んだり自分的な言い訳を一生懸命言い聞かせたり、まぁそんな良く考えたらやっぱ情けないカンジでした。オトコのバヤイは肉体の強さ(ケンカ)ってのがその「ライン」を守る際にエラく大きな影響があるのですが。経験も殆どなく体力的にも決してイバれないオイラはその「ライン」の自分なりの位置づけに今後も悩んでいく事と思うのです。精神的な「ライン」はもうそろそろ確固とした位置づけができそうです。この「精神的ライン」がついに確固たる位置まで登りつめたその暁には、肉体的な問題もある程度解決できるのでは、と。そう思っているのです。まだ自分の経験していない結婚とゆうイベントをこなしその後ガキでも出来たときに今の「ライン」はどう変わるのかあるいは変わらないのか、ある意味楽しみにしています。もちろん「ライン」が確定した後だって成長は続くのですしあらゆる影響は取り入れ自分の血肉としていくことと思います。そればっかしのヒトですから。「ライン」とはこれから死ぬまでその増え続ける血肉を受け入れる土台、基盤の事なのだと思ってます。