イヤ泣いたわ。ゆっくりとパンフレットを読むこのシヤワセ時間。
カテゴリー: TV・映画感想
映画『エクストリーム・ジョブ』感想
Amazonレンタルで『エクストリーム・ジョブ』吹替を家族と一緒に。
監督はあの大傑作『サニー 永遠の仲間たち』の脚本を手掛けたイ・ビョンホン。
【filmarksあらすじ】
昼夜問わず走り回るが、実績はどん底、挙げ句の果てに解散の危機を迎える麻薬班。これ以上引き下がることのできないチームの年長者であるコ班長は、国際犯罪組織の国内麻薬密搬入情報を入手し、チャン刑事、マ刑事、ヨンホ、ジェフンの 4人のチーム員たちとともに潜伏捜査に出る。麻薬班は24時間監視のため、犯罪組織のアジト前にあるチキン屋を買い取り、偽装創業をおこなうことに。まさかの絶対味覚を持つマ刑事の隠れた才能でチキン屋は一躍名店としての噂が広まる。捜査は後回し、チキン商売で目まぐるしいほどに忙しくなった麻薬班に、ある日絶好の機会が訪れるのだが…。犯人を捕まえるのか、鶏を捕まえるのか!
韓国歴代興収1位とか2位とか、前評判がえらいこと高いのでめっちゃハードル上がってたけど、それでも面白かった〜。ただし、ギャグは基本的にみな半歩ズレてる感じ。(苦笑)みたいな。わざとなのか?
ダメダメ麻薬班が全員皆愛おしい!(特に尾行係ヨンホ好き!)お笑い路線でずっと話が進み、時にはくどいのだけど、その分クライマックスの大立ち周りですんごい爽快感がやってくる!
BDには115分の特典映像が付くのか…めっちゃ観たいけどディスクはなぁ…。
この麻薬班たち、1本だけの登場じゃ勿体ない!ぜひ続編作って欲しい!!
映画『ヴァスト・オブ・ナイト』感想
falconの感想みてAmazonプライムオリジナル映画『ヴァスト・オブ・ナイト』を。
【Amazonあらすじ】
1950年代終わりのある夜、若き電話交換手のフェイと人気ラジオDJのエベレットはニューメキシコで不思議な周波数の音を耳にする。それは彼らの小さな町と未来を変えてしまう可能性を持つものだった。
会話劇を中心に進む怪奇SF。電話交換手とラジオDJが主人公ということもあり、その会話演出のクオリティの高さや緊張感が、緊急通報指令室が舞台の傑作『THE GUILTY』を思い出す。
そして画作り!センスの良いMVみたいだ。誰かが歌い出してもおかしくない。盛り上げる劇伴もこれまたセンス抜群で、今年観た中でトップ3に入る。
最後だけちょっと一工夫欲しかったかな。でも大満足。夏の夜に冷たいワインを吞みながら観るのにピッタリなお洒落オールドスクールSFでした。
夏の映画呑み会 on Zoom
昨晩はさくっと映画部呑み会from土間。なんだけどCOVID-19への意識差みたいな話がやけに盛り上がる。東京まじ大変。気の毒。
こないだ観た『Last Letter』に対する鬱憤を吐き出せたのもすごく気持ち良かった!岩井映画のイイトコ全然無いし○○いんじゃ!
好きなものを語れる同志も良いけど、誰にも言えないあの映画に対するアレな!ひどいよな!みたいな話ができるのもすごく有り難く貴重。(公ではあまり言いませんよ)
そして今はやっぱり若草物語ね。もう公開終わっちゃうから未見の人は是非。映画館は元から換気設備の基準がかなり高いし、喋らないのでリスクも低いと思いますよ。
自粛期間から最近までの配信お薦め。#movie_tv_dsm に感想あります。
Netflix
『ハーフ・オブ・イット』青春ラブ
『ザ・ファイブ・ブラッズ』じいちゃんベトナム再び
『37セカンズ』青春アドベンチャー
『アップグレード』SF
『オールド・ガード』アクション→今公開の『透明人間』へ
他レンタル
『キツツキと雨』田舎人情
『ボーダー二つの世界』ダークファンタジー
『500ページの夢の束』少女冒険
そこまで長くなかったのに一升瓶の残りが驚くほど減ってて妻にびっくりされた。
今度は「MIUなんだったのだ会議」で会おう。
Netflix映画『オールド・ガード』感想
Netflixオリジナル映画『オールド・ガード』良かった!
「Netflixクオリティ(そこそこ)」なファンタジーアクション映画なれど、シャーリーズ・セロンの魅力が全編で爆発しまくってる!カッコ良すぎる!
【あらすじ】
原因不明で不死となり、数世紀の間、歴史の影で世直しのために戦ってきた「オールド・ガード」4人。さらに米海軍の若い黒人女性が数百年ぶりに新しい不死者として加わる。その秘密に気付いた製薬会社が、新薬開発のため彼らを監禁し研究しようとするが…。
『アトミック・ブロンド』もかくやというシャーリーズのCOOLなアクションがこれでもかと堪能できる。
新ガードの若者ナイルとのコンビも初っぱなから最高気分イイ。シャーリーズは恐らく千何百歳という設定で、その間に経験したとてつもない苦悩を思わせる重厚な人物像が彼女のキャラとぴったりハマる。
シャーリーズの目は、本当に痺れるよねぇ…
ワンダーウーマン的な「昔から影で世界を守ってきた」とか、
アマプラの『The Boys』『人魚の森』なんかに繋がる、ヒーローと「不死の苦悩」的なテーマは、もうもう大好物。他にも色んな見どころ満載で、Netflixっぽい軽めの演出がもっと渋くなったら、自分内では大傑作だったのに。お薦めですよ。
映画『イップ・マン3 継承』感想
『イップ・マン3 継承』をNetflixで。
盛り上がり的には前二作に及ばないものの、ドニー・イェンへの信頼は揺るがず、安定した面白さ。これでいつでも完結編が観れるぜ!
ちなみにアトロクで「ドニー・イェンお薦め映画」として挙げられていたのが
『スペシャルID 特殊身分』
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ外伝/アイアンモンキー』
『精武門(ドラマ版)』
『ローグ・ワン/#スター・ウォーズ ・ストーリー』
だそう。
必ず全部観るぜ!
映画『クレイジー・リッチ』感想
娘達とAmazonレンタルで『クレイジー・リッチ(エイジアンズ)』を。俺だけ二回目。
中2と小4の娘にバカウケだった。もともとは長女が『オーシャンズ8』のオークワフィナいいよね!て言ってきたので、よっしゃー!そしたら次はこれだ!て見せたのだけど…考えてみたら全編娘達にウケるシーンしかなかった…。絶賛。
改めて見るとクライマックスの麻雀のシーン、ほんとゾクゾクして最高好きだな…。そしてマジでオークワフィナ最高。
娘達とラブコメで盛り上がりたいお母さんお父さんにもオススメ。
『ハーフ・オブ・イット』吹替で再見
Netflix『ハーフ・オブ・イット』吹替で家族全員で観た。ネタバレ感想。
いやー改めて最高だ。吹替も悪くなかったよ。初見時はクライマックスが台詞で皆語られるので、その内容をちゃんと飲み込めていなかったのだけど、二回目でちゃんと入ってきたし、成る程と思わせる。
初見時の感想はこちら
でも、1本通して素晴らしい映画だけど、あの教会のシーンだけはもっと他に映像で魅せる何かが欲しかったように思う。TV映画で列車の脇を走ってるのを見て「バカじゃん」て言ってるシーンでもううるっと来てるもんなぁ。そして改めてお父さん最高。
娘達、細部のどこまで意味が分かっているかは不明だけど、好評だった。チャイニーズ差別の言葉とか、説明が必要なところは適宜解説しながら。子供と一緒でもオススメですよ。
地元FM局「FM PORT」が停波
新潟の独立系FM局「FM PORT」が昨晩停波した。
総務省によると県内全域を対象とするラジオ局としては、全国初の廃局となる。(Wikipedia)
その歴史20年。最終的にはスポンサー不足による経営悪化が原因なのだけど、地元に愛され周りでもファンが多い。最終日6月30日のタイムラインは悲しみと感謝の言葉で埋まっていた。
最後、電波が止まる直前は、人気アナ遠藤麻理さんともう一人で、コールサインと感謝の言葉を交互に話し、最後に「ありがとうございました。」で終わった…。というのは後で確かめたことで、radikoだと途中で急に切れて、画面に「放送終了」の文字が現れた。多分タイムラグのせいなんだろう。タイムフリー配信も同時刻で切れて、その後は聴けない。
多分誰もが思っていたけど、想像よりずっとずっとショックで切ない瞬間だった。
この規模と歴史を持つ媒体が「終わる」瞬間に居合わせることは、あまりないだろうから。
できるならもう体験したくないね。
媒体を維持するための収支の在り方。今後なんとか新しい道を見つけて欲しい。
Netflix映画『Da 5 Bloods』感想
スパイク・リー監督の新作、Netflixオリジナル映画『Da 5 Bloods』ネタバレ感想。
今年今までに観た映画の中でナンバーワンかな…。賞を総ナメしそうな予感。
BLM運動と共に表現したいことがあり監督は作ったのだろうけど、公開のタイミングでここまで世界を巻き込んで大変なことになっているとは誰も予想していないなかった筈。
.
圧倒的な「生」「怒り」のパワーがみなぎる2時間半。映像的に新たな手法も採り入れられていて、いや〜、スパイク・リー。お見事。
.
【あらすじ】
アフリカ系ベトナム帰還兵の4人は、自分達のリーダーだったノーマンの遺骨と戦時中に隠した埋蔵金を回収するため、ベトナムに集まる。
おじいちゃんのスタンド・バイ・ミー+地獄の黙示録オマージュといったルックで話は進み、途中までは楽しい同窓旅行の体でもあったのだけど… そもそも最初から、ベトナムの元娼婦、若いベトナム人男性ガイド、ジャン・レノ演じる仏人ヤバ系ブローカー、同じくフランス人だけど富豪の娘で贖罪のため地雷除去会社を立ち上げた若い女性など…まわりがすべてあの頃を引きずり、今もあの最悪の戦後を生きていることがじわりと伝わってくる。それが中盤以降に爆発する。
ベトナム戦争(劇中では「アメリカ戦争」)とは、いや戦争とは黒人にとって一体何だったのか。何と戦っていたのか。それはベトコンではなくて黒人の権利を回復すべくアメリカや(戦争の原因となった)フランスの白人至上主義と戦っていたことが、旅の中でプレイバックされていく。
自分にとってはやっぱり衝撃だし、BLMに繋がる「いつまで同じことが続くんだ…」地獄をイヤでも実感させられるんだけど、映画自体が素晴らしくて、基本的に楽しいところもいっぱいあって、その結果のクライマックスの気の乗り方たるや半端ない。最後の金塊の分け前が、ある黒人達の集まるオフィスに寄付されて、彼らの服に「BlackLivesMatter」と書かれているのを観た時はむせび泣きだった。
中でもやはりトランプ主義者のポールが最初から最後まで切ない…。彼のような自ら分断を招く立場の人間を通し語ることで、人種主義問題の難しさ・根深さの伝わり方が重層的になっている。んでチャドウィック・ボーズマンのカリスマ感な。
.
『ブラッククランズマン』で、ドキュメント映像を被せるアレはお馴染みになってた。この映画にもちょいちょい挟まれる史実映像もスムーズだったし、編集もずっとグレードアップしていると思う(というか前作はあの違和感が大切だったんだよな)。でもやっぱり最後「ええ?」ってカットがあって心に残る。
まだなんとも気持ちを表現できないけど、とにかく2時間半、心を動かされっぱなしでした。邦題『ザ・ファイブ・ブラッズ』オススメです。
Netflixヤバいな。毎年こんなの作っていくのかな。 .
.
…今回ちょっと調べてて気づいたけど、俺のベトナム戦争感って、70年代大友克洋漫画の影響大きいな〜。改めて。
映画『ボーダー 二つの世界』感想
『ボーダー 二つの世界』をAmazonレンタルで。万人にはオススメしないけど素晴らしい作品だ!
.
【あらすじ】
醜い容姿のせいで孤独と疎外感を抱える税関職員ティーナには、違法な物を持ち込む人間を嗅ぎ分けるという特殊能力があった。ある日、彼女は勤務中に奇妙な旅行者ボーレと出会う。ボーレに対し本能的に何かを感じたティーナは彼を自宅に招き、離れを宿泊先として提供する。次第にボーレに惹かれていくティーナだったが、ボーレにはティーナの出生にも関わる大きな秘密があった。(映画.com)
想像していた内容の、ずっとずっと上をいくクオリティで終始圧倒される。
「人」と「人外」の境界線上をゆらめき、
めくるめく歓喜、そして絶望を、主人公ティーナと共に体験した。
これだけ没入できるのは素晴らしいクオリティの映像とサウンドデザインあってこそ。
自分が自分じゃないような気持ちになる、最高の映画体験だった。ぜひ大音量で。
Netflix映画『ハーフ・オブ・イット』感想

基本はベタベタのラブコメなのに、なんでよ。
出てくる皆が愛おしい。
.
【あらすじ】
お父さんと貧しい2人暮らしをしている中国系移民の女子高生、エリーは頭脳明晰で、同級生のレポート代行でお小遣いを稼いでいる。ある日筋肉バカだが憎めないアメフト部のポールから、美女アスターへのラブレター代筆を頼まれる。しかしアスターはエリーにとっても心に想う大切な存在だった。誰とも話が通じない文学や映画の話を、ポールのふりをしながらアスターとやり取りするエリー。一方で代筆を通し男女の友情を深めるエリーとポール。代筆ラブレターやメールのおかげでポールとアスターが近づいていくのだが…
.
いわゆるNetflixクオリティでスクールラブなお話だけど、最初から最後までもう好き過ぎて…。登場人物の愛らしさなんだろうな。お父さんや先生などの脇役までみんな好き。全体に軽くさらっとしている所がかえって価値を高めてる。ちなみに「The half of it」は前世で1人だったが今生で分かれてしまった自分の片割れのこと。運命のパートナーを指すような言葉らしいが、この映画は題名そのままの物語ではない。ああ大好き。

━−━−━−━−━−━−━−━−
.
※観たきっかけは町山さんの『たまむすび』情報だったけど、彼の微妙なミスディレクションはちょっとな…ていつも思う。その代わりただ観ただけでは分からない情報も得られるし良いのですけど。特に今回は文学や映画からの引用が多くて、その意味を知っていると更に楽しめる。
あと字幕訳がちょっと…な気がしたのでできればあの場面だけでも英文字幕で見直したい。


最初から最後まで泣きすぎて脱水症状になりそうだ。
映画『A Ghost Story』感想

『A Ghost Story』をAmazonレンタルで。
たしかぷらすとで松崎健夫さんかタツオさんが激推ししていてずっと気になっていた。A24製作。すごく静かで、相当変わった映画だけど、好きだわ〜。
仲の良い夫婦(ケイシー・アフレックとルーニー・マーラ)のうち、旦那がいきなり冒頭で死亡。直後にシーツを被った幽霊になって、妻を見守っていく…という話なのだが、後で結構予想もつかない展開になる。見終わった後の解釈も観客それぞれだろう。SFではないけどSF好きなら尚オススメしたい。すごく美しくて忘れられない夢、のような映画だった。
個人的にルーニー・マーラは勿論ケイシーも大好きで二人の魅力も存分に味わえる。
ずっと出ている幽霊のシルエットが本当に美しい。冒頭少ししか出ていなかった夫ケイシーの人柄が、その後少しずつ分かっていく構成も好み。
特に前半はカットが異常に長くて、好き嫌いは別れそうだけど、何か気になる要素が必ず画面の中にある。夫を亡くしたルーニーがただパイを食っているだけの超長い(多分10分位?)1カットがあるのだけど、ルーニーの様子は勿論、とある光の変化がずっと気になってたり、とか。たまたまだったのかも知れないけど自分はまったく飽きずに観れた。映画館だと尚良かったかも。最後も印象的で記憶に残りそう。
『スカーレット』息子の子役が…
この子サイコーだった


NHK『みをつくし料理帖スペシャル』感想

NHK『みをつくし料理帖スペシャル』前後編合わせて140分強、オンデマンドで観ました!
期待をまったく裏切らない素晴らしい出来…。音楽はゆうに及ばず、改めて感じたのは照明監督の凄さ。ちょっと前の大傑作『眩(くらら)〜北斎の娘〜』も凄かったけどアレは撮影も独特だったしね。今回は撮影はオーソドックスだけど、ライティングで自然光に見せる技術の高さに驚いた。
前後編でまったく違う話を盛り込んだのも凄い。前編テーマが「仕事(生き甲斐)と結婚(色恋)」、後編が美味しんぼばりのグルメバトル(バトルではないけど)、それぞれに傑作で、この満足感たるや!!! ※あと前編は「エンドクレジット入るタイミングが鳥肌モノに格好いいオブザイヤー」を差し上げたい。
↓ここ!

今年のベストドラマは『だから私は推しました』『いだてん』『昨日なに食べた?』『みをつくし料理帖』『スカーレット』かな。

『スカーレット』父ちゃん逝く

子供に対してはホントにクソ野郎だったけど、間違いなく愛情は山盛りあったとうちゃん。毎日泣かされているけど今日はもう号泣メーン…。
喜美子はホントすごかったな。よくこの父ちゃん相手にさ。
これからの展開も楽しみ。喜美子はどう変わるんだろう。
とうちゃん、安らかに。

映画『マリッジ・ストーリー』感想

Netflixオリジナル映画『マリッジ・ストーリー』鑑賞。
スカーレット・ヨハンソンとアダム・ドライバーの倦怠夫婦離婚もの。実際に女優との結婚&離婚体験を持つノア・バームバックが監督。
裁判や親権争いのリアルさが本当に辛く、途中で「無理…」と思い挫折しかける。が、最後まで観て良かった。大傑作だと思う。ROMAのように、「ネトフリ映画クオリティ」を超えている一本。脚本が素晴らし過ぎるし、それに合わせたシーンの設定、カメラアングルも巧みで、苦しみながらその皮肉に笑ったり唐突に泣かされたり、まー忙しい。
これはもはや夫婦のアルアル話を通り過ぎて、普段の生活に入り込み殆どの人が気付けないもしくは気付かないふりをしている、根本的な男女「差別」の問題だと思う。無意識に差別している側と差別されている側では、そもそも理屈が咬み合う訳がない。それを作中で妻側の弁護士が20秒ほどのセリフで切って捨てていて、溜飲の下がる名場面だ。
(キリスト教とユダヤ教下では、女性は完璧な聖母マリアと比べられる。神は男性。妻の行動には完璧を求められるが、男性はどうでもい。悲しいがこれが現実)
差別に気付かないダメ夫に「何故ダメなのか」「妻も一人の人間であること」「根底に差別があること」を気付かせるには、妻が大変な犠牲と勇気と言語化能力を持ってしかも何度も夫に申し入れないと気付いてもらえない(それでも多くは気付かれない)のだけど、ほとんどの女性はこれまでの生い立ちや環境から、そんなことはできないのだ。この不条理。
だから弁護士が代弁する。弁護士に言われ今までの事実に初めて気付かされそうになった夫は、その(自分が差別していた)事実を認めることができず、力に力で反抗し、殴り合いの裁判沙汰になる。
夫アダム・ドライバー側の数あまたある問題に比べ、妻スカヨハ側に問題があまりない、という不公平感は指摘しようと思えばできると思うが、そもそも差別を明らかにしようとするこの場合に「公平」は必要ないだろう。
ただし観ているのは本当につらい。自分も何度も何度も言われていることだらけだ。自分は幸いにして弁護士に言われる前に気付いた(気付くことと直せることは別だが)。 ただ、すべての妻がこのようなことを気付かせてくれる訳ではない。ほとんどは言わずに、もしくは言語化することができず(当たり前だと思う)、限界を超えて噴出する
だから結婚した男性はこの映画を観た方がいい。感想を聴くのも自分にはちょっと恐いのだが…(男同士では得てしてお互いの男女関係について本当のころを話す機会がない…少なくとも自分の周りでは)。
ただ観た後はきっとパートナーのことが何倍も大切に思えると思うし、子供とのちょっとした意思の疎通で本当に嬉しくなる。
あと辛いのが、たまに聴いているラジオ番組で、某男性歌人が自分の離婚のことを何回か話したことがあるんだけど、相手(妻側)の弁護士のことをいつも酷く言うのね。で、その指摘する内容が、この作中のアダム・ドライバーそのものなんですよ。
嗚呼、そうなってしまったのは、そこまでの経緯に理由があったからじゃないのかなと…。
いやー色んな意味で精神的に大変な映画でした。でも傑作。二人の名演技は真に迫りすぎて1回観ただけじゃ名「演技」とは思えない位のレベルです。
NHK『いだてん』終了。感謝!

ありがとう!いだてん!
ここまでちゃんと放送を守り抜いてくれた、すべての人々に感謝。
誰もが避けてきた「近代」を堂々と描く最高の「大河」で、スポーツドラマで、落語ドラマ!
最高だったよ〜!
ありがとう!ありがとう!ありがとう!
Netflix『ボクらを作った映画たち』『ダイ・ハード』回

Netflix『ボクらを作った映画たち』の『ダイ・ハード』回だけ鑑賞。なんつっても人生ナンバーワン映画ですから。
MADムービーのようなチープな映像と当時のさまざまな作品とのコラージュが楽しいドキュメントバラエティで、終始笑かせてくれる。30年経った今初めて聞く裏話もいくつかあり、同作ファンは絶対観た方がいい。
.
そしてアラン…。最高だったぜチキショー! (ノД`)・゜・。
