いよいよ公開された『ホビットの冒険』のトレーラーを観たら、もうLOTR熱が盛り上がり我慢できなくなって、アナログテレビをひっぱり出し夜中に『王の帰還』を再見。
当時リンクした評にも書いてあったけど、確かに長い、バランスが悪い。詰め込み過ぎ。一本の映画としてまとまりが悪いったらない。
でも最高だ。やっぱり最高だ。
個人的に「ココだけは観たかった!」と思っていたポイント
●セオデンが剣をカンカンして鼓舞するところ
●滅びの山で一度倒れたフロドの前に幻影として現れるガラドリエルが、フロドに手を差し出し、それにフロドが手を伸ばす。その後のガラドリエルの笑顔。何故か泣ける。
●アラゴルンが黒門に向かう際に振り返って言う「For Frodo」。このためだけに字幕版で観たい。
●その後真っ先に飛び出すメリーとピピン。
堪能しました。そしてまた上記の感想から引用させていただきます。
『王の帰還』を、いわゆる「よくできている」映画だとは思わない。しかしオレは、名もなき人々がつなぐ狼煙の炎の連鎖に、ボロミアへの思いを胸にゴンドールへの奉公を願い出るペレグリンに、死を賭してオークの軍勢に突撃するローハン軍に、指輪の幽鬼に立ち向かうエオウィンに、指輪所持者のために黒門で決死の戦いを挑むアラゴルンに、ひるまず彼に続いたメリアドクとペレグリンの突進に、体が震えるほど感動した。フロドとの友情に殉じ、シェロブやオークが相手でも一歩も退かぬサムワイズの覚悟に感動した。這うように滅びの山を登る2人の歩みのあまりの遅さ、遅々として進まぬその旅路の暗さに、あまりに長く苦しい道程に思いを巡らせ泣いたのだ。
今度は年末の『ホビットの冒険』の映画化、『ホビット 思いがけない冒険』です!期待してるぜPJ!!
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