●音尾クン全国デビューとなるNHKスペシャル『望郷』(5/7放送)。彼の出演時間は短かったにせよ充分にイイ役だったし(主役の次くらい)、演技もこの役回りにして充分に演じ切ったのではないかと思います。良かったゾ!音尾!
しかしドラマの方。「終戦60年記念」らしいのだけど「コレがNHKスペシャル?」と疑問に思うほどオソマツだった。シベリア抑留中にふとした理由で(イヤ理由はわからないんだけど)とあるルーマニア人と仲良くなった日本人の主人公。死んだと思っていたその友人から終戦後にもらった手紙をきっかけに、50何年ぶりにルーマニアまで訪ねて行くという内容。現代の部分はドキュメント。シベリア時代の回想はドラマになっているとゆうハイブリッド仕様だ。
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そのドラマ部分がひどい。なぜ?の嵐。説明不足だらけ。昔を美化しがちな人間の記憶特性によって、おそらく主人公が「忘れてしまった」であろう部分が全然フォローされてない。脚本次第で、あるいはドキュメントに戻ったりして、何とでもやりようはあると思うんだけど。一番大切な、主人公と相手のルーマニア人のココロの繋がりもイマイチ理解できない。こりゃ(番組制作に協力してくれた)主人公に失礼じゃないのか?イヤかえって良いのか。
そして現代。ルーマニアから手紙をもらい、件の友人が生きてることを知った主人公が、何故長い間放っておいて(正確には忘れちゃったけど軽く十何年以上)、今になって逢いに行ったのか、不思議に思っちゃう*。相方も言ってたけど、このNスペに合わせて局の手筈で行ったかのような印象さえ与えるほど。きっと理由はあったんだと思う。だけどフォローがない。勿体ない。再会のシーンは感動するんだけどね。
*「手紙の内容を読んでもらえる人がいなかった」的な説明はあるんだけど、そんなん何とかなるでしょうに。どーにも納得できない。
別にドキュメンタリーだけでイイじゃない。回想はドラマ仕立てじゃなくても「そのとき時代が動いた」くらいのイメージっぽいVでもイイんじゃないの?イヤドラマにしたら盛り上がるのは分かる。分かるよ。だけどこの作りではちょっと逆効果とゆうか。ソコまで言わなくともアレだけど。
我らが音尾クンは、最後に誰とも分からぬ集団に理由も分からないまま殺されて出番終了。主人公の次に目立ってた彼にしてこの扱い。まぁ実際分からなかったんでしょうがない、と言えばそうなのか。
で、そゆ話とは別にね、ドラマ全体として、タイクツ。セリフ長回しでずっと見せるシーンが多すぎ。そのセリフの内容もなぁ…
そんなカンジでした。音尾クン、こおゆう汚らしい役ってホント似合うネ!TEAM NACSの中では断トツで演技の上手い音尾クン、今後も俳優方面で期待大です。
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「大泉洋@喰わず嫌い王」
見逃しました。イヤ、最後の2分くらいだけ見れました。
「大泉洋@はなまるマーケット5/17」
見逃しました。つか知ったのは放映後。
予想通り、早くも追っかけきれない状態になってきてます。PSXのキーワード設定でも「はなまる」のゲストまでは無理だしなぁ。まぁでも順調だぞ洋ちゃん。
NACSと言えば、昨日サンシャイン劇場のゲネプロが終わり、今日あたり各局で色々放送されたそうなんですが…イッコも見れませんでした。くそう。
参照:CUE DIARY