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この番組、ナレーションが最悪で、ちょっとでも知ってる人が出てると、もうその内容の稚拙さというか馬鹿馬鹿しさが気になってもうイライライライラ…。するのが毎度のことなんですが。
今回のは全然イライラしなかった。それどころかそもそも時間なさすぎな20分を、NACSの演劇面、しかもシリアス面にフォーカスして作ったおかげで、他にはあまり見れない番組になってた気がする。うん、良かった。
番組は、NACSの演劇新作『下荒井兄弟のスプリング、ハズ、カム。』の初回講演までを追っかけていた。そして、今回は何と大泉が脚本・演出を手がけるそうなのだ。よく知らないけどNACSの講演でタイトルに『〜ER』が付かないのも、森がホン書かないのも初めてなんじゃないの?
で、大泉が書くからには当然遅れまくりで、結局アレですよ、ドラバラの『山田家の人々』や『対決企画』みたいになってるんです(ドラバラの一言感想はこちら)。とことんまで上がらない脚本との戦い。だってラスト決まったのが「本番12日前」だってんだもん。NACS、どんどん練習時間短くなってるね。本人達ストレス溜まってないのかしら。
しかしシリアスだ。稽古中の5人のまじめ顔も決して『ドラバラ』に出る類いのものではないし(笑)、演劇メイキングにちょこっと出た位だと思うんだけど。
初回講演直前の森崎と大泉のやり取りなんて、すごかったね。
森があまり深いトコを考えてなくて演じてるのを、演出付けてる大泉が叱責してるんだけど、見てる人が全員「それ、オマエの本が遅いからだろ!」と、まずは突っ込むよね(笑)。
勿論森はそんなこと一言も言わない。プロの現場でそんなコト関係ないから。最高のモノを上げるのに、言い訳なんてクソの役にも立たない。そういうね、「分かる分かる」的なプロ意識が、短いながらもよぉく出てるシーンでした。
NACSと言いながら洋ちゃん以外はまったく掘り下げられることのなかった『情熱大陸』だけど、これで正解だと思う。良い方に期待はずれで、ビックリした。
と思ったら…。
CUE DIARYで洋ちゃんが書いてるんだけど、これホントなの?
今回の『情熱大陸』は『おにぎりあたためますか』のスタッフが作ってる(撮ってる?)んだって。
実は今回の情熱大陸はおにぎりあたためますかのスタッフが作ったんです。
これは情熱大陸始まって依頼の異例の事らしいです。
僕らの事を一番よく知ってるスタッフだからこそ撮れるシーンっというものに情熱大陸さんは賭けたんでしょうね。正解だったと思います。
去年のN43から密着始まってたけど、やはり彼らとは旧知の仲だから緊張せずにすむし、なんでも見せてしまいます。
イヤーでも大変だったと思うよ。
ずっと密着してたからね。
あの書けなくて東京のホテルに缶詰になった時も定点カメラ置いてったからね(^_^;)CUE DIARY 3/8付より
なぁるほど。そうだったのですか。しかし…。
ほんのちょっとだけ舞台の本番が映るみたいだからこれから舞台観る人はちょっとだけ気にとめておくとよいかも。
ネタバレという程では無いらしいけど。
CUE DIARY 3/8付より
イヤあれはネタバレだろう…。
まぁまぁ、どうせ見れないんでイイすけど。
情熱大陸、英断だったな。珍しく褒めて差し上げよう。
※冒頭にナレーションが嫌い、と書いたのはあくまで内容のことであって、喋ってる窪田等さんのことではないです。でもこの番組のせいでいいかげんイメージ下げてる気がするけど…
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