これまでOS9.2.2で動かしていたマイiBook(16VRAM 700MHz)。2週間ほど前にmac OS10.3パンサーをインストールして使い始めました。CPUスペックが足りなくって、かな〜り遅い。何故かIEのブラウジング速度もガクンと遅くなったカンジ。
OS移行の最終的な理由は動画のコーデックを増やすため(特にwmvファイル)だったのだけど、それぽっちのメリットではとてもとても移行の意味はないですな。あとOSXはDVDリップ→焼き環境が良いのだけど、HD20GBでDVD-RドライブもないiBookには関係ないし。まぁいつかは勉強しなきゃいけなかったのでイイんだけどさ。
今後も思いつく事があればレポートしていきます。
winユーザへの注釈**************************
mac osの世界は、バージョン9までと10以降(Xと表記)が別世界です。アプリなどでの下位互換はなく、中途半端なエミューレータが搭載されているのみ。
4年も前にOS10.0が発表され、現在10.4まで進んでいるにもかかわらず、未だ平然と0S9が使われているこの特異な状況は、デザイン・印刷業界御用達OSとゆう性質ゆえ。端的に言えば最終行程の印刷会社がOSXに移行しきれていないため、ソコにデータを納めるデザイン会社も当然Xには移行できないのです。
デザイン会社・印刷会社双方に言えるのですが、あまりの互換性の無さによる投資額の大きさもネックになっています。んで、その投資に見返るだけのメリットは、正直ありません。また、今のトコロOS9で何も問題がないから、ずっと移行せずにいるワケなンです。
そんなワケで、現在もOS9を使っているmacユーザは、多分そのほとんどが紙媒体に関わる仕事をしているヒトだと思います。逆にデザイン業界でもアウトプットが印刷以外であれば、OSXもバリバリ使われています。
現行品のmacはすべてOSXネイティブで、エミュレータ以外にOS9をまともに扱うことはできません。去年、OS9を使える最後のPowerMacが発売を終えたのですが、そのモデルの中古品は、現在でも新品時と同様、もしくは高い値段で取引されています。
注釈おわり。**************************