前の会社の友人と相方と3人で、麻布のアンティーク通りへ。お初です。看板も何も出てないタダのマンションの一室、てなお店が多くて、ホント街中で宝探しの風情。置いてあるモンはみんなセンスが良くてうわーって思うんだけど。その値段を見るとケタがキッチリ1ケタちがう。おかしいって。売る気ないだろアレ。
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つかお店入って「こんにちは」とか「いらっしゃいませ」とかの声が聞こえたお店って殆ど無かったね。何なの、近所のオサレ者達との物々交換の場?だから売る気がなくてあの値段?多分オレみたいな一見サンにゃ一番来てほしくないんだろーなー。へぇー。
置いてある品数もなんか両手で数えるくらいだから、雑誌に写真が載ってるので全てってカンジで、堀出しモノ探しな楽しみもゼロだ。ま、1年に1回くらい見とけばいーか。イヤ雑誌だけでもいーか、ってなカンジ。ディスプレイの参考にはなる。町全体の雰囲気も含めてほんと異世界の風情。
それに比べ、お馴染な中央線文化圏の西荻(もう弟がカレコレ10何年住んでるんだが1回も逢ったコトがない)はさすがに落ち着く。交番で例のアンティークマップをもらい20軒以上は回ったかなぁ。麻布とは違いお店の人達との交流も楽しかった。結局家具類は買わなくて60〜70年代くらいのカワイげなグラスとか栓抜きとか醤油差しとかを少しずつ購入。
まぁウスウスは分かってたんだけど、オレみたいな古民具も少し入った古いモン趣味だと、地方の方が、オモロくて安いのを手に入れるチャンスが多い。ウチの近くで言えば到底関東にはかなわない頻度だけど、毎月1回の蚤の市を始め、2〜3週間に一度はどっかで骨董市をやってる。品物もピンキリだけどとにかく品は多いし、安いのもいっぱい見つかる。農家から出た系の手作り木具の数々は、毎回のコトながら見てるだけで楽しいヨ。
そうそう、最近、出身高校近くの骨董品屋さんにストーブマニアからまとまった仕入れがあって、その中の1台、アンティークなブルーフレームを狙っている。今週末店主のダンナさんに詳しく(調子を)調べてもらってから、買うかどうか考えようと思う。あの、昔のほっそりしたカタチでエメラルドグリーンのヤツね、ひゃーたまんねー。