『おにぎり』『1×8』『ハナタレ』一気観と『どうでしょう本第2号』

約3ヶ月に一度、オレの友人宛に、北海道からDVDが届く。中身は北海道(と一部の地方)だけで放映されているTV番組『おにぎりあたためますか』『1×8いこうよ!』『ハナタレナックス』を、3ヶ月間録画したモノ。それを毎回、コピーしてもらうのだ。そして夫婦そろって観賞する。

つ事でここしばらくはナックス・ウィークだった。寝てもさめてもナックス。大泉洋。見続けるにつれてどんどんドンドン、彼ら5人のことが「ラブ(ハート)。」になっていく自分に気付く。こう書くとちょっと気持ち悪い。そんなTEAM NACSの魅力についてはちょっと前にこのエントリで書きました。


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●現在キー局を含めた全てのTVの中で、一番楽しみにしているバラエティ番組『おにぎりあたためますか』(以前に書いた感想)。今回はナックスの公演に伴い、番組史上初めて広島や名古屋の全国ロケ。マミちゃんが昔バイトをしていた高山のお店に行ったりして、彼女のまた違った一面を見れたりもします。これまでに比べ食事の予算も大幅に増えていて、お店のバリエーションも段違い。相変わらずめちゃくちゃオモロい!!早く静岡や福岡編を観たいぞう!!

●これまでの6年間の歴史を振り返ったりした『1×8いこうよ!』。最初は「なんだこのオヤジ」と思った木村の洋ちゃんも、そのオットリしたペースと口調にハマってしまうと、もうやめられない。しかし『おにぎり…』と同じくナックスを追いかけて広島に行って、同じように厳島神社の取材をしてるのに、向こうはマミちゃん含め出演者3人で楽しく食べ歩き、『1×8』の方は木村の洋ちゃん一人でレポート、ってそれナニ!!可哀想すぎるヨ!
しかし昔から色々やってるんだねぇ、この番組。

●スポーツバラエティはあんまりオモロくない『ハナタレナックス』も、今回はトークやグルメ関係のバトルが多くて楽しめた。つか仕事の移動中、車で観てて連続大爆笑。ああゆうのって結構、対向の運転手には見えてるもんじゃない。恥ずかしいよね。今更だけど、一人マジメっぽい、演技も一人だけ上手い音尾クンが、バラエティで笑わせるワザも結構持ってて、つかその「笑わせる心持ち」に改めて好感。

●件の友人が間違って2冊買い、そのうちの1冊を譲ってもらった『どうでしょう本2号』(ココから買えます)。1号に比べて倍のボリュームだけど、その半分くらいは、藤村D、嬉野、そして我らが森崎リーダーの3人による「香川うどんレポ」だ。イヤ、うどんレポは実際モリーダーが滞在できた一日だけで、二日目以降は両Dが四国のお寺を巡る想い出紀行になっている。この巻頭特集がすげぇオモロい。

P9070002.JPGぱっと内容だけ聞くと何か花がないなぁ〜と思っちゃうんだけど、まず「うどんレポ」。リーダーのあの魅力(うむ〜!!パワー)が全開、そして本当に、マジでめっちゃくっちゃ美味そうなうどんにノックアウト。

その後の両Dによる四国レポも素晴らしい。ただの旅行記ではなく、『水曜どうでしょう』の想い出、あの4人の話を情緒たっぷりに絡めた名文は、時にちょっと涙ぐませるほどのパワーでした。ベトナムDVD発売当日、全国から殺到する書き込みに、深夜まで返事を打ち続けた嬉野Dの想い出話とかね。もうぐぐっとキますよ。

そして森崎。我らがリーダー。
以下「うどんレポ」より引用します。

(高松空港に降りたって)
「いやぁー!まさしくハワイだ!」
うどんリーダー森崎博之はそう口走ったが、もちろんそれほど暖かいわけではない。
空港でレンタカーを借りて走り出す。
やがて向こうに高松市内の明かりが見えてくる。
「いやぁー!函館の夜景よりも美しい!」
うどんリーダーは絶賛したが、そんな「夜景」と呼べるような風景はどこにもない。ぼんやりとした照度の明かりが点在するばかりである。

森崎博之は楽しい男である。いや「楽しむ男」である。

だから、ちょっと暖かければ、そこは「常夏の島ハワイ」であるし、ちょっと明かりが見えれば、それは「百万ドルの夜景」である。ただその表現が稚拙で、そのくせ声がデカイもんだからバカに見えてしまうのだが、それもすべて「積極的に楽しもう」とする彼のポジティブな姿勢の表れである。

リーダーに限らず、チームナックスは「個性的な連中がよくも集まったものだ」と言われる。それを「奇跡的だ」と言う人もいる。でも私はそうは思わない。彼らは「集まるべくして集まった」のだ。

例えば大泉洋は、二浪の末に大学に入った。だから入学当初は、まわりに少し気後れするようなところもあったという。そんな時に、ふとのぞき見た演劇研究会の部室がやけに楽しそうで、「ここならやっていけそうだ」と思ったらしい。決して「演劇をやりたい!」という強い意志があったわけではなく、自分の居場所を、そこに見つけ出しただけのことだ。ヤスケンにしても、シゲにしても音尾先生にしても、同じように「やたら楽しそうな場所」を見つけだして集まってきた。

その中心に森崎博之がいた。

4人が来るずっと前から、彼はそこにいて、ギターをかき鳴らしながら「ぬぉーい!ここは楽しいぞぉー!」と大声で歌っていた。その「ぬぉーい!」だか「ぬぅえーい!」だかの歌声に反応してしまったバカが4人、そこに集まったに過ぎないのだ。それは奇跡でもなんでもなく、森崎博之を中心に、集まるべくしてあつまったのだ。

でも、その中心人物が大学卒業を迎え、東京へ行ってしまうことになる。そこで彼らは、最初で最後の、5人だけの芝居を打つ。それがつまり、「チームナックスの誕生」であるわけだが、このあたりのお話は、また別の機会にすることにしよう。
藤村D:一杯百円の幸せ〜三年ぶりの香川うどん紀行〜より

モリを知る人なら誰でも「うんうん、そーだよねぇ」と頷くことでしょう。最近ずっと絶不調だったオレは、この文章を読んで随分とやる気をもらいました。モリの明るさを少しでも真似してみよう、周りの人に元気を上げられる人になろう、と。

他のメンバーが次々と中央の演劇やTVに進出する中、一人ナックスの重鎮として北海道にとどまるモリ。イヤ仕事が来ないとかそおゆう話じゃなくて。やっぱり彼はそうあって欲しいとゆうか。中央に出ないとかゆう意味でもなくてね。これからも変わり続けるだろうナックスを、あの笑顔でいつまでもまとめ続けて欲しいのです。いつでも精神的に「戻れる場所」で、あって欲しい。やっぱり彼の呼び名は、いつまでも「リーダー」なんです。

まぁようするに好きだァ〜!!もりぃ〜!!!ヌァックス〜!!うむ〜〜!!ってコトだ。

はてなキーワード:チームナックス

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