映画館で吹替2D。二人の娘と共に鑑賞。気持ちよい快作。DVDも欲しい。
今作はミュージカルです。自分は基本ミュージカルをそんなに熱心に観れるタイプではありません。途中で「また歌かよ〜」と飽きてきてしまう場合が殆ど。
だけどこれっぽっちも飽きることがなかった。歌、音楽、動きがとにかく素晴らしい。歌を聴く・動きを見るだけでもどんどん次が楽しみになるかんじ。これはディズニーランドのショーを見てる気分に近いかも(ディズニーランドはアトラクションよりショーを見る方が断然好きなタイプ)。松たか子もそうだけど、前半の神田沙也加の歌はとにかくすごい。圧倒されるよ!
全体にキャラクターの掘り下げはほどほどだけど、アナのキャラクターがとてもよくて彼女の動きだけでも楽しい。クリストフに初めて会うあたりからエルサの城までのアクションが最高に気持ち良い。エルサに対する新しいプリンセス像としての(プリンセスとさえ意識させない)アナのキャラクターは、『プリンセスと魔法のキス』や『ラプンツェル』から続く「今」のディズニーのもはや定番と言える。ピエール瀧のオラフも本当にはまり役。
パンフレットに載ってたのが、氷の城を作るシーンのCG、レンダリングに1コマ平均3時間かかっているとか。最後の方の吹雪とか、まじ実写ですよ。「ラフさ」「ランダム」さが超絶。というかそこまでやるんならもう実写にしろよ!というリアルさ。
ひっかかりと言えるひっかかりもなく、さらっとしすぎているといえば言えなくもないけど。
だけど最後の終わり方もとっても気持ち良くて、結局はひじょーにワタクシ好みな一作でした。
家ではもちろん「ありの〜ままの〜」が女性陣3人で毎日大熱唱大会です。
☆☆☆☆★
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