『バーフバリ 王の凱旋』感想

シネコンで2D字幕。
「楽しい、笑える、気持ち良い!」をそのまま映画にしました。と言えば言い過ぎなんだろうけど、それ位スッキリした映画。王政ファンタジー・アクション超大作のインド映画です。

見せ場の連続でまったくダレない141分。驚異。2作目だけど冒頭に前作のあらすじがかなり丁寧に語られるので初見でも大丈夫(とは言え自分は大きな勘違いをしていたことを後で知るのですが…)。

超気持ちいいアクション映画が観たい人にお薦め。無駄はとことん端折ってあるし(そもそもエンドクレジットが無い)、観たこともない笑ってしまうような凄いシーンが続出。

以下ネタバレ



前作のあらすじが、結局どう終わって今作に繋がるのかがイマイチ良く分からなくて(だけど自分は映画の読解力が偏差値30位なので、きっと普通の人は分かってる筈)、今作が「前作の途中から始まった昔話(前日譚)の続き」であることを理解していなかった。なので今作後半の繰り返しの部分は「ああこの人は父親と全く同じ殺され方をしたんだ…」という風に観ていたのです。何せ親子が1人2役な上に、人名がわかりづらくて…最後戦いに向かう時のこの美人は誰?みたいなことになってた。
パンフレットを見てやっと理解できました。

見所が多すぎて多すぎて、そのうちインフレで当たり前になっちゃうけど、思い返すとイチイチ凄いシーンの連続だよなぁ。帰り道の道路は何だかすべて現実じゃないように思えて、どんなことをしても死なないような、周りの車がそのうち浮き上がっちゃうような気がしてヤバかったです。帰り道に世界が変わって見えるのは、良い映画の証だよね。

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