NHK『だから私は推しました』5話感想

『だから私は推しました』5話。初めて観た時から「なにこれ何コレ何何、すげ〜!」状態で、それが今までずっと続いている。

今回は前半きりきりとして、中盤からとある瞬間にぽろっとなって、もう最後はぐっとぐっとなって。そしてああどこに続くのだこの物語は。まったく予想がつかない。

自分はこのドラマを観てもアイドルファン人生は歩まないけど、でもドラマを観ている間だけは、その気分を味わっている。これってとんでもなく凄いことだと思う。監修に姫乃たまが入っているので、きっと業界的にも凄くリアルなんだろうけど、それだけでも大変なことなんだろうけど、特筆すべきは人間のリアル。同じグループ内で心の衝突が起こる時、流れていく時のリアル。それを見つめる部外者のリアル。繊細な脚本を彼女達のハイレベルな演技が実現し、斬新なカメラと編集で盛り上げる。全部すごいけど、やっぱり脚本。ドラマ脚本オブザイヤーだ。

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1999年のWEB日記時代から始めた個人サイト。ブログ移行にあたって過去記事も抜粋してアーカイブしています。
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