映画『バーバラと心の巨人』感想

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あらすじだけで面白いので、サントラの解説文をコピペ↓

世界が泣いたグラフィックノベル「I KILL GIANTS」待望の映像化!『ハリー・ポッター』シリーズクリス・コロンバス×アカデミー賞®受賞監督アンダース・ウォルターが描く 少女の苦悩と再生の物語。

自分の殻に閉じこもり周囲から孤立する風変わりな少女・バーバラ。だが、彼女にはある使命があった。それは、やがて襲来する巨人を倒すこと—。しかし、姉のカレンや先生、初めて友達になれた転校生のソフィアでさえも、すぐにそこまで迫る巨人の存在を信じず現実に向き合えと言うばかり。そして遂に、巨人がバーバラの目の前に現れる。果たして巨人がもたらす試練とは?

ジョー・ケリー(作)/ケン・ニイムラ(画)によるグラフィックノベル『I KILL GIANTS』を実写映画化したダーク・ファンタジー。音楽を担当するのは、日本・フランス・ベルギー合作映画『レッドタートル ある島の物語』を手がけたローラン・ペレズ・デル・マール。

主人公が森の中で、キノコの粉を採取し赤いスライム的なものに混ぜて、何かをおびき寄せている。冒頭の緻密な美術だけで引き込まれるんだけど、それがあとで切なさに変わる。

ファンタジーかと思わせて、現実のリアルな物語と密接に絡み合っている不思議なストーリー。映画の途中でとある事実が分かり、彼女の背景や家族の関係が徐々に明らかになるにつれて…
もう1回観たくなってきた。それ位ビジュアルが素晴らしいの!

巨人を殺すことが自分の使命だと信じているバーバラ、すごくカワイイ。ローラ・パーマーの小学生時代という感じ。こんなにカワイイ子がクラスで浮きまくってる設定や、映画全体の不思議な浮遊感は、彼女の演技力があるからこそだと思う。今後楽しみな女優さん。

友人役の子も、美人のお姉さんも、いじめっ子も、ガーディアンズのガモーラ(ゾーイ・サルダナ)も、みんないい。あれ?男のイメージがまったく残ってないな…。 あちこちで「大人気の」「世界が泣いた」と書かれている原作のグラフィックノベルを読んでみたい。

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【苦言】また邦題問題!「ワンダと巨像」好き狙い撃ちかよ!と思っちゃう邦題だけどw、これはひどい。本当に最悪。ダメ邦題とか以前の問題。ポスターの違いもなぁ…

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