映画『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』感想


8月6日は『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』を観た。Amazonレンタル。

邦画史上最長のノンストップロングランヒットを記録した前作に250カットもの追加と再録音、新曲を加えたニューバージョン。時間は40分ほど長くなったらしい。

おれ、初作のフルBOX持ってたんだけどなぁ…苦笑。でもこっちのCFにも参加しました。

前作は新潟公開時の最初の上映に行った覚えがある。たった二時間の映画なのに、劇場から出たらまるで何年も過ごしたかのような気持ちになった。映画自体はカット割りとかテンポとかむちゃくちゃ早いんだけどね…だからこそなのか?

その前作では省略されて、原作からの補完で想像するしかなかった、すず、リン、周作の関係が、
今作でより明確に出ている。このことで、周作とすずの夫婦としての絆…イヤそういう陳腐な言葉ではなくて、現実としての夫婦っぽさが、そのリアルがより感じられるようになった。最後にあの子供を引き受けることになったエピソードの感慨も、初見時とはまた違う。

だから見終わったときの「一時代体験した感」もさらに増している。前作好きだった人に是非オススメします。今更だけど。

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1999年のWEB日記時代から始めた個人サイト。ブログ移行にあたって過去記事も抜粋してアーカイブしています。
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