映画『子供はわかってあげない』感想

『子供はわかってあげない』をAmazonレンタルで。監督:沖田修一。原作は田島列島の大好きなコミック。

期待を裏切らなかった!すごく好き!

主人公美波に上白石萌歌
書道部のもじ君に細田佳央太
そのお兄ちゃんは千葉雄大
お母さんは斉藤由貴、二人目のお父さんが古舘寛治
前のお父さんに豊岡悦司

沖田演出が田島列島のあの作風にピタリと嵌まっていました。美波ともじくんの空気感があそこまで素敵な映像になるなんて。

上白石萌歌さん、これまでちゃんと観る機会があまりなかったけど(というか実写映画初主演らしい)見直しました。すごく良い演技だった。
あれだね、『いだてん』からのスイマー役です。部活女子高生らしいバリバリの日焼けで役作りしている。

もじ君も素晴らしい!
劇中アニメをちゃんと作ってるのもいい。
大好きな古舘寛治がまさに古舘寛治らしい良さを存分に出してるのも好きだー!
斉藤由貴は言わずもがなの名優。

そして豊岡悦司。
個人的には岩井俊二監督のせいでトヨエツのイメージは相当落ちてしまったのだけど笑、沖田監督の撮るトヨエツはイイよ。これは許せる。いい。

「青春映画の金字塔」みたいな言葉は全然似合わない、のほほーんとしたひと夏の高校生物語なんだけど、めちゃくちゃ愛おしい。これからもずっと記憶に残る素敵な映画だったと思う。『横道世之介』と同じように愛すだろう。

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1999年のWEB日記時代から始めた個人サイト。ブログ移行にあたって過去記事も抜粋してアーカイブしています。
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好きな漫画(2014年版)はこの記事の最後に。

最近は(インスタ)でアップしているTV・映画感想の投稿を、半年に1回くらい一気に転載しています。

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