今日家でお昼ご飯食べながら観たNHK『ももさんと7人のパパゲーノ』。オンデマンドで。
サムネールが気になって観ただけで、前情報はゼロ。
最近あまり感じたことのない不思議な後味。最後はちょっとすっきりする60分ドラマ。撮影も音楽も編集も抜群にセンスがいい。古舘寛治のナレーションも素晴らしい。伊藤沙莉主演。
何なのだろうこれ…と思って検索してみたら、
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NHK福祉番組ハートネットTVが運営するサイト「自殺と向き合う」に寄せられた声と、投稿してくれた人たちへの5年半の取材を元に制作しました。
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とあった。
「パパゲーノ」とは「死にたい気持ちを抱えながらも“死ぬ”以外の選択をしている人」を現す言葉で、その人達の話を聴くことで自殺願望が収まるようなケースを、オペラ『魔笛』の登場人物になぞらえて呼んでいるそうだ。
NHKには「わたしはパパゲーノ」なる別サイトもある。自殺対策プロジェクトのようで、その内容やアプローチの仕方に、自分はかなり救いを感じた。誰だって他人事じゃない。いざとなったら読むべきところがある。その時にちゃんと、必要としている人の、目に入りますように。