Amazonレンタルで『C’MON C’MON』を。
監督はマイク・ミルズ(『人生はビギナーズ』『20センチュリー・ウーマン』)。A24製作。
NYでジャーナリストをしていたジョニー(ホアキン・フェニックス)は、妹ヴィヴ(ギャビー・ホフマン)から頼まれ、9歳の甥っ子ジェシー(ウッディ・ノーマン)を預かり、しばらく一緒に暮らすことになる。
すれ違うばかりの甥っ子や妹ヴィヴとのやり取りで最初は「これきついな〜」と思ってたけど、最終的には今年観たベストじゃないかってイキオイで、好きになった。
子供と大人の関係はもちろん、自分たちと親の関係、兄弟との関係、人間たるものの、すべての問題や悩みが作品に詰まっているように思う。
問題が解決される訳ではないけど、その温かい目線で少し救われた気分になる。包み込まれているような感じが、すごくいい。
あらゆるところが刺さってしょうがなかった。ホアキンが何度自分に重なったか。
大傑作です。
※『人生はビギナーズ』『20センチュリー・ウーマン』も大好き。