ドラマ10大奥 幕末編、スタート。
医療編が終わって、強力に引っ張っていけるキャラも、赤面疱瘡という吸引力もなくなり「さすがにこれまでのクオリティを維持するのは難しいんじゃ…」と不安になりつつ、見始めた第1話。
結果、season2で一番感動する回だった。すごいよ。
阿部正弘(瀧内公美)の演技が、これまでの大奥から外れた、ちょっとぎょっとするような、ある意味わざとらしい、まるで現代人がタイムスリップして演じているみたいで、これはヤバいんじゃないかと思っていたのだけど…何故か節々で引き寄せられてしまう。この魅力、謎。脚本力が大きいと思う。
高嶋政伸も見事でした。
そして家定(愛希れいか)がとにかくめちゃくちゃ素晴らしい。元宝塚の方なんだね。いやーこの後楽しみ!そしてWEBの記事を見てたら、ええー!岸井ゆきの出るんだ!
相変わらず展開が急過ぎて、ちょっとはしょり過ぎのところはどうしても気になるけど。
もう脳内補完がすごいからね笑。
大奥ドラマ版のカタルシスは、時にLotRと通じるところがある。主君と家臣の忠義の美しさ。
どこまでも裏切らないなー。2023年日本キャスティング大賞は、映画ドラマ含めて『大奥』に決定でしょう。
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