NHK朝ドラ『虎に翼』
しょっぱなから楽しませてもらっていたが
第5話(金曜日)でいきなりのクライマックス。
寅子の能力も努力もすべて認めながら、今の世ではどうしても幸せにはなれないんだ。と語る母。聞く寅子の顔だけを延々とFIXで映し続ける、大胆な演出。 そして伊藤沙莉という俳優が見事に応えきる。第一週からのこの信頼感。ついていける、と思う。
ただ反論するのではない、母子がお互いの気持ちをちゃんと理解しつつ、自分の考えを伝えようとする姿勢は、きっと今後の物語のベースを為していくのではないかな。
「お母さんみたいな生き方をしたくない」「お母さんみたいになりたくないってこと?私のことをそんな風に見ていたの?」というあちゃー!なやり取りから、
「私の母はとても優秀ですが……?」
でひっくり返す。
その後の母ゆりちゃん。出たー!!もう拍手喝采。
「女の可能性の芽を摘んできたのはどこの誰、男たちでしょう!?」
「自分にその責任はないと?それならそうやって無責任に、娘の可能性を潰さないでちょうだい。」
今の世でもそのまま通じるこのセリフに涙。芽を摘んできた一味の一人として、昭和、平成、令和と変われなかった男たちの一人として、痛烈に響くゆり母ちゃんの啖呵。ごめんなさい!
オープニングもすごくいい。クローズアップされる「目」が強烈な印象。
素晴らしい第一週の終わりだった。久しぶりに朝ドラのある生活が戻って来たかも!
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