(3)「ボネコ気化式加湿器」
通販生活イチオシの気化式加湿器。雑誌ではリビング12畳を湿度30%から50%に上げるまでの所要時間が掲載されていて。諸条件あってもだいたい一時間で50%に達すると書かれていた。
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一方、わが家のリビング(LDK)は約14〜16畳?くらい。その2/3が吹き抜けだが、現在は暖房効率を上げるために白い布を張って吹き抜けを塞いでいる(階段部分を除く)。柱・梁は古材。壁は漆喰塗り。
現状この加湿器をほぼ一日中(夜も含めて)稼働させ現在一ヶ月以上経つが、リビングの湿度計はこれまで40%以上に振れたことがない(20〜35%位を推移)。湿度計が壊れているのではと蒸気にあててみるとキチンと動く。体感としても、空気が湿って心地よいという感覚は弱い。
だが不思議なことに加湿器の水はちゃんと減る。1日弱程度で空になり、これは通販生活を見ても標準的な減り方らしい。つまりその分の水分は間違いなくLDKに放出している筈なのだが…。
決して安くはない価格の製品を通販生活の記事を信じて購入した訳だし、これでは納得いかないので、購入後二週間ほど経って電話をした。専門的な内容になるとのことでメーカー(輸入代理店のデロンギ・ジャパン)担当者から折り返しの電話が来る。いわく「購入当初はディスクの吸水力が低い場合がある」「少量の中性洗剤を混ぜるとディスクの吸水力が上がる場合がある」との事。いずれも「通常通りに水が減っている」ことの説明にはなっていないと思うのだが、「このまま使い続けても変わらないようでしたら、また改めてご連絡ください」と言われメモした電話番号を紛失。面倒なのでそのまま使いっぱなしになっている。
漆喰壁という状況のせいもあるのかも知れないが、24時間稼働してさっぱり湿度が上がらないというのはどうしたものか。しかも水が無くなっている。
ということで現時点では何とも言えない一品です。
(4)ERGO ベビーキャリー
子供が産まれて、初めておんぶをした時は驚きました。「おんぶって、こんなに辛いんだ」と。
とにかく15分もやってると肩に紐が食い込んできます。痛い痛い。こんなのを、おばあちゃん達はずっとやってきたんだとビックリしたワケです。
まず慣れの問題もあるでしょう。また、いわゆる昔の「おんぶ紐」ではなく、その時使っていたちょっと今風のリュックタイプのおんぶひもは、元々の構造的に私の身長ではキツすぎたのかも知れません。ちなみに相方も170cmオーバーなのですが。
だから、おんぶは「もって30分」くらいのキツい仕事でした。でも、どうにも泣きやまずにおんぶをしながら家事をこなさなきゃいけないコトも多い。
そこで相方が見つけてきた革命的おんぶ紐がコレです。
このおんぶ紐もリュックタイプですが、本格的山登りのリュックのように腰ベルトがあって、そこを使って腰で支える仕組みなのです。見た目は、腰の後ろに小さな座るスペースがあるカンジ。従来のおんぶ紐が子供が吊るされてるイメージなら、ERGOは腰掛けてるのに近いです。そうするとどうなるかと言うと…
●肩が痛くない。肩は殆ど重さを感じなくなる。
●従来のおんぶ紐のように子供がぎゅっと締めつけられる(コレはコレで子供にとっては心地良いらしいけど)カンジではない。見た目はすごくラックリとしている。
この肩に重さがかからないというだけで、まさに革命だと思いました。どれだけおんぶしても肩はまったく平気です。
しかし…この革命にも欠点がいくつかあります。つか並べると欠点の方が多いかも。
●1人で子供をおぶえない。イヤできるのだけど非常に難しい。相方はできるが、オレはできません。つまり、もう1人に子供を持ってもらい、後ろから乗っけてもらうワケです。相方もコレが面倒で1人の時は以前のリュックタイプおんぶ紐を使っているようです。詳しい手順はコチラ参照。このうち3番と6番が激ムズです。すごく無理な体勢で腕を後ろに回し紐を持ってくる。訓練次第なのでしょうが、体の硬い人はホントに難しい。
●肩が痛くないのでかなり長時間おぶっても平気なのですが、相方曰く「知らないウチに腰にキてる」だそうです。肩の替わりに、じわじわ腰にくるらしい。オレはあまり感じないのだけど。
●子供が寝た時は、頭が後ろにガックリならないようにカバーをかけるのですが、コレをかけると子供は廻りが見えない。つまり最初から付けていることができず、子供が寝てからうんしょと布を引っぱり上げて、ボタンで留めるのです。コレも面倒。
●以前のリュック紐であれば、1人が疲れたら簡単におんぶ役を交代することができました。たとえ子供が寝てても起こすことはなかった。しかしこいつは簡単な交代ができません。一度子供を下ろしてから背負い直す必要があります。つまり、子供が寝てる時は交代禁止です。
●高い。15,800円。
結論。通常のリュックタイプおんぶ紐と、このエルゴキャリーを二つ使い分けるのが一番良いみたいです。
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