「Google八分」とゆう言葉を御存知か。もし未だ知らなければ、コレから話題になるキーワードかも知れないので、まずそいとごえすのBのまとめ頁からご覧あれ。株式会社ウェディングという貴金属販売会社(?)が、自社の悪口を載せているサイトについてgoogleに圧力をかけ、見事検索結果から削除させている、とゆうおハナシです。
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悪徳商法?マニアックスがGoogle検索結果から排除されたトコロまではBBSでもリンクしてたのだけど、はてなダイアリーの当該キーワードが一方的に削除されてたのは最近知りました。
キーワード「株式会社ウェディング」を登録したこせきさんに、はてなから来た削除報告メールがこちらに載っています。更にはてなは、キーワード削除のみならずこせき氏とmasah氏という方の過去ログの一部を削除しているようです(削除された頁がどのような内容であったのかは分からないのですけど)。さらにこの会社は匿名掲示板(仮)に対し6000万円の損害賠償請求を起しているようです。
現在、サーチエンジンと言えば google です。googleに表示されないと言うことは、誰も見ないのと同じことです。google と言えど一企業ですから、当然、資本の論理が働き、不都合なページは積極的に削除していくでしょうね。資金力のある企業なら、「広告で、批判記事を潰す」、「弁護士を雇い、法的威圧をかける」ことなど朝飯前です。
既に、いくつかの企業については、企業側に都合の良い情報しか見つけられない状況になっています。今後、ちょっと批判的な記事を書いたり体験談や感想を載せたりすると、「google八分の刑」や「プロバイダにクレームが行く」ことが頻繁に起こるようになるでしょう。ヤクザは身内を攻めるように、本人に攻撃するより効果的な場合が多いものです。
もはや、インターネットで正直な気持ちを書くことは許されないのでしょうか?消費者が、商品やサービスについての情報を集めることは不当なことなのでしょうか?「ひとりの普通人として、なにが出来るか」、考えてみて欲しいと思います。
P.S. この記事を見て、早速動き始めた企業が、きっといる。間違いない。
「悪の最新情報2004.1.15」より
悪徳商法?マニアックスの管理人さんはどうやらTVの取材を受けたそうで(「オンエア」と書いてるしまさかラジオでもなかろう)、ボツにならなければコレから少し一般の方にも知れるトコロとなるのでしょうか。まぁ「フツーにインターネットしてる」だけのヒトにしてみたら「Googleから外されるコト」、その死刑宣言的な意味合いを分かってもらえるのだろーかとゆえば、分からないかも知れんけど。
で、悪の最新情報にまとめてあることが確かなら、このニュースが今後仮に大きくなったとしてもフジの「特ダネ」ではまず触れられないと。もしくは「インターネットに巣くう不良どもが、また企業を冒涜するためにあるコトないコト落書きしてますが」的スタンスで語られるのか。
オレ的には、はてなダイアリ−の管理人がキーワードや過去ログを一方的に削除したってトコロが一番ビックリ。そいとごえすのBによれば、はてなキーワード「株式会社ウェディング」の最初の登録内容は
「事業内容を賛美するWebサイトを同一IP上に大量に立ち上げたり、事業内容を批判する投稿を載せたサイト*1をgoogle8分にするなど、Webによる情報操作にたけたサポーターを持つ宝石販売会社。(以下略)」
だったそうなんだけど。
別にウソ書いてないじゃん。ホントのことだけなんでショ?
あとスラッシュドット(→当該スレ)に対して今後削除要請や損害賠償請求が起されるのか、ソレに対してスラド側はどう対処するのかも見物。今まで2件しか削除してないってホントならスゴいやねソレは。
だけど結局アレか。yahooやgoogleやはてなに、オレとかが勝手に「公共性」や「公平性」を期待し、当然あるモンだと思い込んでた、それがいけなかったってコトなのか。
コレからは、
「検索エンジンも人の子(企業)、お金持ってるトコには摺り寄りますし、批判は封じ込めますし、良いトコだけ表示してあげますよ〜」
とゆう前提を常にアタマに置いておかないとイケン、のだな。分かったよ。あと、企業の悪口書くとすぐ検索エンジンから抹殺されますよ〜とか。これからの常識ネ!!
肝心の株式会社ウェディングの商法については、この体験レポが参考になるかも
探偵ファイル・テレアポ商法にひっかかってみました・前編
探偵ファイル・テレアポ商法にひっかかってみました・後編