大地の芸術祭に行った時、まつだい雪国農耕村センターで相方が唯一自分のために買ったおみやげが、写真右の藍染めバッグ。はがき二枚くらいのサイズで、前掛けの端布を使ったとてもコンパクトでカワイイ手提げです。
この手提げを作った、250年もの歴史を持つ越後亀紺屋のご息女と全然別のところで最近知りあって(相方の同窓だった)、さっそくお店に行ってきました。目的は最近買ったビデオカメラを持ち歩くためのバッグです。
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お店にはそれぞれに魅力的な染めバッグが沢山あるんだけど、どうしてもカメラとピッタリ合うサイズとデザインが兼ね合わない。そこで特別に作ってもらうことになりました。このバッグは前掛けの余り布で作っているので、通常は右のサイズしかできないのです。そこでわざわざ完成品前掛けを一つ崩して、ビデオカメラにピッタリのサイズのバッグを作ってもらっちゃった。ボタンもいろんな種類から選べて迷ってしまいます。
写真では分かりにくいのですが、相方の小バッグは濃紺、オレのビデオカメラバッグはさらにずっと果てしなく黒に近い超濃紺なんです。この色合いが素晴らしいのです。さらにビデオカメラを入れるという事で、わざわざ持ち手に裏貼りをして補強してもらいました。バッグの裏面にはポケットもついています。もう言うことありません。
ヨドバシとかソフマップとかああゆうところでカメラバッグ探しても、ひとっつも欲しいのなかった自分としては、本当に嬉しいです。長い歴史を持つ亀紺屋さんですが、こんなバッグをはじめ新しいチャレンジも色々とされているようです。これから応援していきたい職人さんです。
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