DVDで2回目の鑑賞。ネタバレ感想です。
そもそも『モンスターズ』シリーズを観た順番が
10年位前の『モンスターズ・インク』
↓↓
2013年末の『モンスターズ・ユニバーシティ』
年間中年始で『モンスターズ・インク』×2回
今回『モンスターズ・ユニバーシティ』
というかんじで、つまり一回目に本作を観た時は『インク』の内容をぜんぜん覚えていなかった。で、『インク』を観返したらそのあまりの完璧な面白さにハマり、イキオイあまって再度『ユニバーシティ』に戻ってきたわけ。やっぱり『インク』の内容を知っていると、全然気持ちが違う。
だけど全体の構成は『インク』の方が断然好き。『ユニバーシティ』は、そもそも多くの割合を占める「こわがらせコンテスト」の意義自体が正直ビミョーでやっぱりちょっとたるむ。勿論shiroの嫌いないじめシーンもあって、別に気分悪くなるようなもんじゃないけど、これも正直中だるみ感。全体を通して「学内ヒエラルキー」がドラマの根底にあるのだけど、正直面倒くさくて、後で明らかな逆転のカタルシスがそれ程ある訳でもない。
『ユニバーシティ』のオレ的見どころは、改めてラストシーンからエンディングだと思った(ゴメンナサイ)。大学を退学させられた2人が、まずは郵便整理係で会社に就職。まったく望んでいない職場だけどクサらずに楽しんでトップを目指す。その後もいくつかのセクションを経験するんだけど、どの場にいても2人のベストを尽くし楽しんでいる様子が写真とナレーションで語られる。最後に、怖がらせやの試験に受かり、あの職場に最初に入るところで、『インク』につづく。
この気持ち良さたるや!
かかっているビッグバンド・JAZZのBGMも最高。一回目に観た直後にソッコー調べて買ったけど、この曲サントラに入っていませんよ(!)。要注意です。
MarchFourth Marching Bandの「Rise Up」というアルバムに入っている「Gospel」という曲です。
あと『インク』の直後に観ると、この10年のさすがのCG進化がよく分かります。天と地ほどに違う。『ユニバーシティ』のバスとかもう実写。マイクの皮膚はもうなんかリアルに生き物だし。だけど、『インク』の感想にも書いたけど、そういった技術的な面はストーリーの善し悪しにはイッコも関係ないのな!
サリーとマイク、このキャラクターの魅力って、ひょっとしてピクサー1かも知んない。今後も続編出るんだろうか。だとしたら楽しみです。
★★★☆☆
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