『ベイマックス』

映画館で2D吹替。家族全員では初めての映画館。楽しかった!以下ネタバレあります。
baymax

予告編と全然違う!
ハートウォーミング感動モノなんかじゃなく、
これはロボットアクション&ヒーローアニメだった!
そのうち「ヒーロー」については少し納得いかない部分もあるので(後述)、自分的には断然「ロボットアニメ」の印象です。

最高にアガる!オススメ。まるで板野サーカスや金田伊功を見ている時のようなカタルシスを感じる。
というより80年代から始まり脈々と育っていった日本手描きアニメの得意技と、ハリウッドピクサーCG系の見事な融合を見た気分。ベイマックスのアクションだけで、何度涙ぐんだことか。今の時代の一つの頂点であることは確か。観ている間は「これ今年ナンバーワンじゃね?」と思っていたくらい。

美術も素晴らしい。東京でもサンフランシスコでも香港でもない、でもそのどれでもあるような都市「サンフランソウキョウ」が舞台、だったらしい。だけど完全にこれ東京だろうという描写と、主人公の名前がハマダ・ヒロだったこともあって、最後まで「未来の日本を舞台にした映画」だと思ってた。町中の裏通りの細部とかたまらなかった。今までの「ハリウッド映画内の日本表現」とは明らかに違う。

空を飛んでる風力発電機?もいいし、そこから見える光景も素晴らしいし、高低差のある町並み(そこは明らかにSC)を縦横無尽に駆け回る箱庭感?がもう最高だった。これは断然映画館で観るべき映画だと思う。

クライマックスへの重要な伏線となるロケットパンチもそうだけど、日本文化へのリスペクトの表し方が完全にナチュラルで表向きはもうそれと気付かないほどに馴染んでいる。ハリウッドアニメを見ているのに、そのカタルシスの6割くらいは、自分の血液に脈々と流れるヤマトサンライズぬえガイナックスオタク遺伝子が、反応しているのだ。これはなんとも不思議な体験でした。もうこれからのピクサー(=ディズニー)アニメは、こんな感覚が当たり前になっていくのかな。

そんな映画なんで、実はアラフォー以上のサンライズ・マクロス世代にはめっちゃオススメです。絶対上映期間中に行くべきだと思う。もちろん子供もバカウケ。さらに(特に理系の)勉強の楽しさをうまく取り入れているので良い影響間違いなし。なんてな(笑)

素晴らしい映画だったけど、最後に気になる箇所を。

●お兄さんは結局何で死んじゃったのか、良く分からない。

●菅野美穂の吹替が本当に文句なしにひどかった。『ガーディアンズ…』のロケット役の加藤浩次がボロクソ言われているけど、そんなん比じゃない。ラストまで違和感ありまくり。

●ベイマックスがあっちの世界にいっちゃってから復活するまでの「タメ」が少なくて、何だかもったいない。最後はもっといいい終わりかたが出来たんじゃないかな〜。って観ながら思ってた位で、少し邪魔をした。

●最後「ヒーローになった」という意味が分からない。今回博士に対抗するためにチームを作ったのに、その後「町の平和を守る」みたいな方向性に変わるきっかけが、映画の中では見当たらなかった。(見逃しただけかも)「みんなのヒーロー」どころか、どちらかといえば対極みたいな立場だったように思えるけど。少し調べれば原題が「BIG HERO6」で、あの大学生達も合わせ6人のヒーローの物語であることが分かるのだけど、何も情報なしで観に行った自分としては、違和感あったなぁ。しかし『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』といい最近はマーベル関係にやられっぱなしだ。ピクサーもマーベルも今はディズニー傘下なので、もうディズニーには誰も敵いませんよ旦那!ってところか。

何にしてもディスクは買うと思います。特典とかも観たいしね。
オススメです。

★★★★☆

  

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