『ザ・コミットメンツ』感想

DVD購入。1991年・アラン・パーカー監督
そんなに観ている訳じゃないけど、バンドものといえばまず思い出すのがこれ。ブックオフで見つけ25年ぶりに観た。そしてやっぱり最・高。

アイルランド・ダブリンの労働階級に生まれた若者たちが60-70年代ソウルカバーバンドを組む話。ボーカルのデコ(アンドリュー・ストロング)がとにかくすごくて、彼の歌を聴くだけでも映画を観る価値はある位だけど、他のメンバーもみんなすげーいい味出してる。

大学生の頃は観た直後にサントラを2枚とも買って一時期ずっと聞いていた(彼ら「ザ・コミットメンツ」の人気がすごくてツアーもやったしサントラは番外編のvol.02までリリースされている)。『ブルース・ブラザーズ』のように、ソウルミュージックが本当に好きになる入り口のような作品だった。
この頃はちゃんと全部訳詞字幕が出てるのもいい。最近みたいに半分訳詞が出なかったりしたら全然伝わらないよね、こういう映画。

当時はとにかく音楽にハマって、バンドもののカタルシスが見事に詰まってるその快感に溺れ、だからこそ最後の終わり方には寂しさを感じてたけど、25年経った今観るとまた違う感慨があるなぁ。劇中の「俺たちは黒人だ」の叫びもすっと入ってくる。あの頃は良く分かっていなかった、ダブリンの労働者階級に生まれるということとか、だからこその刹那というか。(監督曰くのしあがるには3つしかない。プロボクサーか、サッカー選手か、音楽か)

今回DVDを買うことで25年越しに初めてメイキングドキュメンタリーを見た。メインボーカルの、かすれだみ声で飲んだくれたおっさんデコは、唄うととんでもない才能を持っているんだけど、他はくそ野郎という設定(実際そこまでは思わないんだけどね)。彼はなんと撮影当時16歳。観ていた大学生の俺よりもずっと年下か。

他のメンバーもオーディションで選んだまったくの素人揃い。主役であるマネージャー・ジミーは当初ボーカルかトランペット役での採用だったとか。この、G.ラヴみたいなイケメンの彼がメインボーカルを張ってる「Treat her right」のミュージッククリップもDVD特典にあって、死ぬほどカッコいい。

嗚呼いいわー嗚呼さいこう。こういう音楽モノはやっぱり円盤を買うに限りますな!

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