砂丘館で5/30よりはじまる『え・いえ』展。めちゃおすすめです。
「家」と「絵」とのつながり、そのさまざまな在り方を、砂丘館全体で感じる展。
同一作家の作品が購入者の家でどう飾られているかを追った写真や展示はあれど、作品も持ち主もばらばらな、こんなコンセプトの展示は自分は初めて。そこにあるのは、家と絵への愛、つながり、時に絵を友人のように感じているような所蔵者コメントも。
その家の(暮らしの)中で絵がどのようにあるかを感じて、さらに作品が砂丘館に一度戻ってくることで、作品自体がどこか生き物のように感じられるのが不思議でした。
自分が気に入って買った作品以外に、他人の所蔵作品でこんな感覚を味わうことがなかった。
作品だけでなく、人と家と作品の関係性を追ったその先に、命を感じるようになるこの体験は、そもそもの企画時に意図されてたことだったのかしら。
この関係性がどのように表現されているかがまた面白くて。蔵の工夫にも驚きましたが、本館の方の展示場所の選び方、その展示センスに感動しました。さすがだな〜。
勘違いして1日早く行ってしまったのに見学させていただいた大倉館長、ありがとうございました。また会期中にぜひ再訪したいです。
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