こないだ寄ったSANJO PUBLISHINGでやっと買った『贈り物の本』。牟田都子さんは著書は勿論トークも好きで、ずっと欲しかった。37人の「贈り物」に関するエッセイ集。

ランチがてら開いたら、トップバッターが川内有緒さんでびっくり。アメリカ留学中に御世話になった先生の思い出話から、思いも寄らぬ展開にまたしてもビックリ。
贈り物。
数ある苦手なもののうちの1つ。
本作は牟田都子さんの<贈り物が苦手>なまえがきからはじまる。
「デパートを上から下まで歩きまわっても決めきれず、「これがいい」というより「これでいい」と選んだものを、口の中で言い訳しながら手渡せればましなほう」
「考えるほど弱気になり、鞄から取り出せないまま帰ってきたことも、一度や二度ではありません」
分かります…。
そして斎藤真理子さんの<贈り物の関係が上手なひとたち>話
「あの人たちは心のどこかにプレゼントのための余白を残しているんじゃないのかなあ。そうでないとあんな言葉は出てこないと思うのだ。つまり、贈るにも受け取るにも、隣人のための心の余裕があるということだ。」
それだ。と思う。自分の中にはまさにこういう類いの余白がない。贈る方にしても期限ぎりぎりでやっと初めて思い出して、慌てる。つまり人を想う余白のない人間だと改めて感じ愕然となる。
本作はまだまだ好きな人が何人も書かれていてすごく楽しみです(2枚目)。
冒頭からビシバシ感じる編集方針は、マガジンハウスの雑誌に切り抜きの写真がレイアウトされて載ってる「あの人のおくりもの」みたいのとは全然違って、贈り物苦手勢でもきっとコンプレックスを感じずに楽しめる内容じゃないかと、勝手に期待しています。
コンプレックスと言えば、文章がちゃんと書けないことは以前からそうで、本作でも相当少ない文章量の中で、なんと見事に読む人の心を掴むのだろうかと感心するばかり…。
川内さんの映画『ロッコク・キッチン』を、どうして今新潟の人に観てもらいたいと思ったのか。 月刊ウインドの紹介文も、締めきりギリまで四苦八苦直したあげくタイムアップ。文章難しい。すみません。だけどぜひ本を読んで、映画を観て欲しいです。そのうちなんとかこの気持ちを文章に起こします。
さて今日も反戦スタンディング行くぞ…
