映画館で字幕2D×2回、自宅で吹替×2回(iTunesレンタル)の合計4回鑑賞。自宅では小2、3歳の娘達と一緒に。
最高だよ!
最初観た時には、そこまでか?と思ったところも正直あったけど、これは観れば観るほど好きになる映画だね。音楽の使い方が素晴らしい映画って大体そうじゃん。
(以下ネタバレ)
●学生の頃から大好きだった曲「Ain’t No Mountain High Enough」が最後にかかるあの瞬間は、初見時からもう「ぶわっ(涙)」ですよ。字幕でちゃんとした歌詞の意味を知って、それがあのタイミングで流れるってことで「ぶわっ」ですよ。再見時からはもう条件反射で「ぶわっ」ですよ。ノバ軍の彼が自宅に入って娘と妻に迎えられるところがたまらない。その前の「家族を救ってくれてありがとう」というセリフからの流れ。
●「スペースオペラ」感がたまらない。でこぼこなダチ達と愛船に乗って銀河を渡り歩くアドベンチャー。ストーリーは全然違うけど『クラッシャージョウ』や『カウボーイ・ビバップ』的な楽しさってあるよね。メカニックデザインの良さもビバップに通じる。ちなみに吹替版で主人公のクイル役は山寺宏一。よりビバップ感を味わえる。惜しむらくはエドが欲しい。「2」に期待かな。
●グルートがとにかく最高。愛らしく、いつも皆を笑わせて、一番強い(本当に)。皆を助け、最後は犠牲になり、とんでもなく可愛い姿でよみがえる。グルートのための映画といってもいい。あの「I wan’t You Back」の植木鉢ダンスのシーンはありえないほど最高のエンディングだと思うけど、子供たちもめちゃくちゃ大好き。最近はずっとジャクソン5をリクエストしてきて、3歳の娘まであのミニグルートを真似して、こう手を横に伸ばして揺れながら踊ってるんですよ。ガーディアンズありがとう!
※敵戦艦(横綱揚げ)の中で相手を串刺しにして振り回した後、振り向いて「ニカッ」とするトコ最高!
●描こうとしているものが最高。誰の心にも、とあるタイミングで沸き起こる「ヒーロー的な気持ち」。人は放っておいても人を助けたくなるものだ、ということを自然な形で、クイルのセリフと物語をもって、さりげなく織り込んでいる。これって一見恥ずかしげでベタな「語り」かも知れないけれど、全然そうじゃないと思う。普通のことを普通に描けている。どれだけ希有なことか。
●美術が最高、音楽が最高。キャストが最高。クイル、ハマり役だなー。
●エンディングはそのまま「I wan’t You Back」か他のナツメロでやって欲しかったな〜。残念。
2014年の印象はこの映画と『インターステラー』に尽きる。だけど何回も観る分にはこっちのが断然好きになることが分かった。
最後の「帰ってくる」のテロップのタイミングも最高だ。
2を楽しみにしてるぜ〜!!!!Oh Yeah〜!!!
★★★★1/2
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