カテゴリー: 日常雑記

おとこの趣味

最近絵描きもモノづくりも大ブームな娘。


なのでこんなのがやたら貼られてる。うさぎ?犬?が小屋に入ってるのだな。

 

 


ん?その下に小さな何やらが貼ってあるぞ?

 

 


なんだ?

 

 

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脱原発への…ああおれたちなにをしていたのだろう

今まで日本が何をしてきて、私達は何を知らなかったか。ポイントポイントで聞いた事はあったしそのたびに「ひどいなぁ」とは思っていたけど、これだけ隠されていたということに関して本当に驚くし、理路整然とまとめられると、本当にお金のためとは言えなぜこんなことがまかり通っていたのかと思う。以前引用した内田さんの言う、

「原子力というのはね、あれは金になるんだよ」
そう言われ、自分でもそう言い聞かせているうちに、原子力という「人外」のものに対する恐怖心が抑制されたのである。
なんだ、そうなのか。あれはただの金づるなのか。なんだ、そうか。そうなら怖いことなんか、ありゃしない。ははは。ただの金儲けの道具なんだ、原子力って。
全員がそういう語り口を採用したのである。
(中略)
どうして原子力のような危険なものを、こんなふうに「雑に」扱うのだろう・・・と海外の原子力研究者は頭を抱えたはずである。
そこまでして「コストカット」したかったのか?日本人は命より金が大事なのか?
もちろんそうではない。話は逆なのだ。
あまりに怖かったので、「あれは金儲けの道具にすぎない」という嘘を採用したのである。
原発の設備をあれほど粗雑に作ったのは、原子力に対する恐怖心をそうやってごまかそうとしたからなのである。

という理由くらいしか、当てはまらないと思う。

今見るべき動画です。

参議院USTREAM中継
脱原発への道 1/2

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参議院USTREAM中継
脱原発への道 2/2

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公開で原発推進記事を募集しています。お金出します。

政府が原発推進記事を募集してるよ!お金を出してくれるヨ!

原発の事故で、まだまだ世の中が騒然としているこのときに、国民の目を欺こうとこんな募集が行われています。
募集しているのは、財団法人日本立地センター。
 http://www.jilc.or.jp/index.html

募集の内容は、経済産業省資源エネルギー庁の委託事業で、地域のフリーペーパーやタウン誌などを発行している企業に、「福島第一原子力発電所事故による風評被害対策と放射線に関する理解促進」を目的とした企画の募集です。

要は、紙面の実質的な買い取りによる政府広報です。しかも、この場合、「政府」というのは、決して、今の民主党菅直人首相の下の政権という意味ではなく、「経済産業省資源エネルギー庁」という名の「政府」なのですね。

エネルギー政策の行方について、これから国民的な議論をしていこうという、そのときに、推進派の立場で、紙面を作ることを要請されるのだと思いますね。もともと、こういう紙面を私たちは、いかにもそのメディアが自主的に作成したかのごとく読まされてきたのですが、こういうときにやるかよ!ということです。

いやいや、反対派の意見も入れてもいいですよ、というなら、いろいろと主張のあるタウン誌さんたち、ぜひ、そういう企画で応募してみてください。国民に正しい「風評被害対策と放射線に関する理解促進」を伝える企画なら、いくらでも作れますからね。そして、もし、タウン誌の方々が、ジャーナリズムの端っこで飯を食っているという自覚があるのなら、お金をいただかなくても、そういうことを毅然としてやっていただきたいものです。

また、今まで、そういうお金をいただいてきたというのならば、この際ですから、福島の原発事故についての共犯者としての反省の上に、新しい紙面をつくられることをオススメします。いやいや、ジャーナリズムなんて、もちろん考えていませんよ、という方は、紙面販売業として頑張ってください。

それにしても、天下りのたくさんいそうな財団ですねえ。こんな仕事で飯が食えるんだから、うらやましい。

今まで、原子力発電所の立地についてしてきた仕事の反省というところから、仕事をスタートしていただきたいですね。

「最近では、エネルギー・原子力の理解促進活動を行っているNPO等団体への支援」も行っているようです。

「脱原発の理路:内田樹の研究室」

私は主観的には脱原発に賛成である。

そして、たぶん日本はこれから脱原発以外に選択肢がないだろうという客観的な見通しを持っている。

けれども、その「適切な政治的選択」を私たち日本国民は主体的に決定したわけではない。

このような決定的な国策の転換でさえも、アメリカの指示がなければ実行できない、私たちはそういう国の国民なのではないかという「疑い」を持ち続けることが重要ではないかと申し上げているのである。

引用元: 脱原発の理路 内田樹の研究室.

全文は引用元を是非お読みください。浜岡原発停止の「そりゃーもっともとだわ」な理由。しかし今回の原発事故を機に記者クラブ制度がどーにか…ならんのかなぁ。ならんのだろうなぁ。やっしーも一度敗れ去ったし。やっしーでもできなかったんだよなぁ…。

※それでも岩上安身さんのような活動が常にオンタイムで見れるのは「Twitter以後」の大いなるメリットである。

私の反省

(中略)以前、原発を取材した折(『からくり民主主義』)、耐震設計や老朽化という点で原発は非常に危険だと知り、その日常性について書かせていただきました。しかしすでに原発はあり、稼働している。一基あれば二基、三基あるものも同じことという論理で次々と増設されていく。地元で反対運動などがあっても、それは「住民は不安を抱えている」というアリバイとして機能し、むしろ誘致を支える安全弁のような役割を果たしていました。人間は既成事実に弱い。私もそうでしたが、そこに「ある」ものは日常として受け入れてしまう。今回の事故はその弱さが露呈した大惨事で、これから必要なのは「生きる」ということに対する知性だと思います。被災された方々に「頑張れ」と言うのではなく、被災をまぬがれた人間が頑張らなくてはいけない。

高橋秀実「アンケート 作家たちの『あの時』と『今、思うこと』」en-taxi vol.32

二次災害というべき原発事故について、原発をめぐる政財官の癒着構造や東電の隠蔽体質、手抜き工事、データ改竄、原発ジプシーと呼ばれる下請け労働者の存在など、現在指摘されている原発にまつわる問題の多くを、私を含めた多くの人が以前から知っていたはずだ。だが二項対立的な反対運動に身を投じることにはためらいを覚え、その危うい電力に依拠した都市生活を享受してきた。東電や政府を非難する前に、私はまずこの事実を恥じ、謝罪したい。
失われたコミュニティ、さらに未来の世代に至るまで払い続けなければならない代償はあまりにも大きいが、死者から与えられた「日本社会のあり方を根本的に変える機会」を無駄にしないことが、唯一の償いだと考えている。

※改行:shiro
橋本麻里「アンケート 作家たちの『あの時』と『今、思うこと』」en-taxi vol.32

まったく同感です。自分はいつも言葉に救われて、言葉によって方向性を見い出し、生きる明るさと拠り所を得る人間です。今後も震災に関して「いつでも見直せるようにしておきたい」言葉を引用させていただきます。

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2人目の子供が生まれてから、家族写真はほぼネガフィルムオンリーになりました。その理由は
●お金がかかるので枚数が減る。→無駄なシャッターを切らなくなる。→クオリティが上がるので見直す気になる。→クオリティが上がるので整理する気になる。→整理する。
ということです。いくら枚数撮っても、見直さなければ意味がない。見直すようなクオリティがなければ意味がない。そう思いました。

TPPが心配です。

昨日、浜岡原発の停止が決まったようです。勿論額面通り受け取れることばかりではないですが、歴史的な1日。まずは喜ぼう。
そして同時に心配な6月のTPP加盟の問題。これまでの歴史だとこういうバヤイはほぼ確定(参加)みたいだし。日本の食を、そしてすべての経済活動をがたがたにしてしまうだろう。

(管首相の「開国」宣言について)そもそも、日本は十分に開かれている。たとえば、日本の全品目の平均関税率は、韓国は勿論アメリカよりも低い。それどころか、農産物に限定しても、日本は各国やEUより平均関税率が低い。むしろ、日本の食料自給率の低さを考えると、「国を開き過ぎだ」という批判すらあってもおかしくないほどである。

それにもかかわらず「開国する」というからには論理必然的に関税以外の障壁、いわゆる「非関税障壁」を撤廃して対外開放を進めようということになるだろう。
(中略)
これは、関税の撤廃よりも深刻な自体をもたらす恐れがある。なぜなら、「非関税障壁」とは、社会的規制、安全規制、取引慣行、果ては言語や文化まで、外国企業が日本市場に参入する歳に面倒だと思うものすべてが含まれうる概念だからである。

『季刊地域 No.5』〜自ら進んで国内制度、文化を破壊する「開国の精神」〜中野剛志

原発への不安と、どう折り合いをつけてきたか。

何故あんなモノが、誰が考えてもおかしい仕組みが、これまで成り立っていたのか。
内田樹氏の説明は非常に腑に落ちた。

神仏習合以来、日本人は外来の「恐るべきもの」を手近にある「具体的な存在者」と同一視したり、混同したり、アマルガムを作ったりして、「現実になじませる」という手法を採ってきた。

一神教圏で人々が「恐るべきもの」を隔離し、不可蝕のものとして敬するというかたちで身を守るのに対し、日本人は「恐るべきもの」を「あまり畏れなくていいもの」と化学的に結合させ、こてこてと装飾し、なじみのデザインで彩色し、「恐るべきものだか、あまり恐れなくもいいものだか、よくわかんない」状態のものに仕上げてしまうというかたちで自分を守る。

日本人は原子力に対してまず「金」をまぶしてみせた。

これでいきなり「荒ぶる神」は滑稽なほどに通俗化した。

「原子力は金になりまっせ」
という下卑たワーディングは、日本人の卑俗さを表しているというよりは、日本人の「恐怖」のねじくれた表象だと思った方がいい。
日本人は「あ、それは金の話なのか」と思うと「ほっとする」のである。

金の話なら、マネージ可能、コントロール可能だからだ。
なんでも金の話にする人間というのがいるけれど、あれは別に人並み外れて強欲なのではなく(そういう面もあるが)、むしろ人並み外れて「恐怖心が強い」人間なのではないかと思う。

(中略)

どういうロジックで行動するのか見えない人間に対して恐怖を感じると、彼らは「それもこれも、結局は金が欲しいからなんだよ」という(自分でもあまり信じていない)説明で心を落ち着かせるのである。

その手を日本人は原子力相手に使った。
「原子力というのはね、あれは金になるんだよ」
そう言われ、自分でもそう言い聞かせているうちに、原子力という「人外」のものに対する恐怖心が抑制されたのである。
なんだ、そうなのか。あれはただの金づるなのか。なんだ、そうか。そうなら怖いことなんか、ありゃしない。ははは。ただの金儲けの道具なんだ、原子力って。
全員がそういう語り口を採用したのである。

(中略)

福島原発のふざけた書き割りを見たヨーロッパやアメリカの原発関係者はかなり衝撃を受けたのではないかと思う。
その施設の老朽ぶりや、コストの安さや、安全設備の手抜きに心底驚愕したのではないかと思う。
どうして原子力のような危険なものを、こんなふうに「雑に」扱うのだろう・・・と海外の原子力研究者は頭を抱えたはずである。
そこまでして「コストカット」したかったのか?日本人は命より金が大事なのか?
もちろんそうではない。話は逆なのだ。
あまりに怖かったので、「あれは金儲けの道具にすぎない」という嘘を採用したのである。
原発の設備をあれほど粗雑に作ったのは、原子力に対する恐怖心をそうやってごまかそうとしたからなのである。

卒業式を中止した立教新座高校3年生諸君へ

小島慶子『キラ☆キラ』で紹介された、震災で卒業式が中止になった立教新座高校の校長先生が卒業生に向けてホームページに掲載したメッセージ。サブ情報として『キラ☆キラ』では、この学校がいわゆる私立エスカレーター式の、比較的裕福な家庭の生徒が多い高校であることであること、それ故の意味の深さについても小島アナが言及していた。

全く同感だ。私の思う「大学時代」の意義を、これだけ明確に(しかも教育者側の人間が)表現しているのを初めて見れた気がする。そしてさらに付記するなら、都会っ子大学ではない全国規模の話で言うなら「自分の生まれ育った土地から離れた場所で」自分の管理する時間を過ごすことだ、と加えたい。将来高校生になった娘に、読ませたいので全文転載する。

元のページ:「卒業式を中止した立教新座高校3年生諸君へ。(校長メッセージ)

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WORDPRESSへ移行

2005年から5年ほどお世話になりましたSereneBachにお別れし、WORDPRESSへと移行することにしました。過去ログに関してはこれを機会にかなり削除します。

http://diarism.com/

2011年3月11日を境に、世界は変わってしまいました。私達は今、世界の変わり目を歩み始めています。WEB日記を始めた10年前には、夢にも思わなかった世界になってしまいました。

この世界の変革の様子の、切れ端でもいいいから、同時代を生きる1人の人間として記録したいと思いました。イヤ、そうでもしないとやっていられません。

世界は変わるものなのだ、ということを初めて実感として知りました。
だから今後も、良い方に変わることは可能なんです。

毎日が夢のようです。夢の記録をつけようと思います。

Do you have a Honda? CMまとめ

宮崎あおいがブルーハーツを唄うCMを見て、ブルーハーツのCMといえばコレでしょう!と「Do you have a Honda?」のCMを久しぶりに調べました。「日曜日の使者」がテーマのこのCMはかなりの種類があるんだけど、あきらかに後半期は「燃え度」が下がっていて、shiroが好きなのは以下の6本です。

実は当時このCMがホントに泣けるほど好きで、なんとかDVDとかもらえないもんかとか色々調べたんですけど。ないのね。ノベルティグッズでも出せば良いのに。
ライツ関係よく分かりませんが、CMとか曲のプロモビデオとかさ、宣伝のために作られた物を入手しようと思う時に、なんでこんなに苦労するの?って思うね。じゃんじゃんDVDとか配ったらえらくイイ宣伝になるだろうにさ。WEB上の動画も削除されたり、残ってても解像度めちゃ低。う〜ん。
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サンタさんへ

このカメラがどうしても欲しいんです!でも買える予定はまったくないんです〜!
と叫んでいたらきっとどこかの心優しきご高齢の大富豪がポチッとお贈りいただけるようなそんな素敵な夢を見る2009年冬、クリスマス。

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値切るのが嫌い

お店で値切るのが嫌いです。特に家電。

嫌いですがやりますよ。お金は大事だし、貧乏なので。でも値切るのは嫌いです。理由はいくつかあると思う。

まず面倒くさい。色んなお店の価格を調べるのも面倒だし、それをポイントだなんだーで換算するのも面倒。あういうのを喜々としてやる人達がいますが、全然モチベーションが湧かないのです。オレは関西に住めないと思います。

お互い気持ち良く売買したいので、という理由もあります。普段のビジネスでも、値切ってきたクライアントに対する自分の気持ちを、お店での買い物にも重ね合わせてしまいます。ただし、レベルの高い店員は値切っても大抵は気持ちよく対応してくれます。断り方も気持ち良い訳です。これはビジネスでも一緒ですね。

問題は知識も経験もなく接客も最低レベルの店員。こういう奴から買うハメになった場合には、値切りも後味悪いです。

そしてメンバー制などで普通でも3%引きできるのを知らずに値切交渉を始め、購入後に3%引きのことを知った場合。レベルの低い店員はこういうことを言わなかったりします。言わずに、さも値切りの結果でまけてあげたような事を言う。もう最悪のケースです。

勿論そういう所業が判明した場合はその店員に対し怒り沸騰、相応の対応を求めた上にその店で二度と買い物をすることはないのですが。

問題はね、そんな事に気づかない自分のことが一番イヤになるのです。最初に書いたように、そゆことを計算したり比べたりするのが面倒で嫌いで覚えが悪いんです。だから気づかないことが良くある。

なんてアホなんだと。自分が本当に情けなくなります。さも自分の交渉力で値切ったような気になっていて、あっさりと(こんな馬鹿店員に)ダマされている。どうしようもなくカッコ悪い。自分のことが大嫌いになります。

だから、値切るのが嫌いです。

かろうじて今は・だから今は

よしながふみの対談集『あのひととここだけのおしゃべり』の中で、心に残ってる一節がある。辛い時にマンガを読んでいて助けられたという話題の中での、羽海野チカのこんなセリフだ。

幸せって思う瞬間を繋いで息していくしかないんだよ」っていうのを、『西洋骨董洋菓子店』は本当に真っ向から描いてくれたの。でも、そのくらいならどんな人間にも出来るから。だから助けになるんですよ。(羽海野チカ)

よしながふみ対談集『あのひととここだけのおしゃべり』

子供が産まれて、「決して失えないもの」が一つ増えた。だけど、ある日いきなり、失う時が来るかも知れない。誰かに傷つけられる時が来るかも知れない。一週間後には自分が癌の宣告を受けるかも知れない。この幸せは、果たして明日まで続いているのか、分からない。

だけど、とりあえず今は、最高に幸せだから、精一杯噛みしめよう。この、起こるかも知れない最悪の不幸が重なっていく、そのすき間すき間の今だけは、何とかホッと一息ついて、幸せを味わおう。

何が起こるか分からない、どんなキチ○イが現われるか分からない危険な外界に囲まれているけれど、この小さな我が家の中だけは、安心していられる。このすき間のような我が家の中で、ホッと一息ついて、すき間の幸せを味わおう。

明日はどうなっているか分からないけど、とりあえずかろうじて平和な今を、味わおう。

たとえ環境破壊でどんどん人間の住めない世界になっちゃったとしても、われわれ家族だけはなんとか生きていく場所をみつけて、そのすき間で生きていこう。

オレの人生観って、すべてではないけど、こんな風な「すき間感」があると思う。すき間で、かろうじてで良いから、少しの幸せを噛みしめて生きていこう、みたいな。言い訳みたいだけど、だからといって全体を考えての行動をしない訳じゃない。でもやっぱり明日のことは分からない。だからぎゅっとしててね。

つまりこれって裏返すと、世の中がどんなになっても、自分たちだけはなんとか少しの「すき間」をみつけてその中に入り込み、やり過ごそうって考えかも知れません。やなヤツですな。

話を戻して。羽海野チカさんからしたらちょっと違うのかも知れないけど、その自分の「すき間感」と、冒頭のセリフが妙にハマっちゃったのです。ああ、なんか他の人の口からこんな風に自分の考えを聞けるのって嬉しいな、と思ったんです。

※この対談は羽海野さんのカワイイお姉さんぶり(よしながふみより一回り年上)が堪能できて特に好きです。

自邸新築良かったこと・悪かったこと

●「アイランド型キッチン」は、子供がいるお宅ではとても良いと思います。自分たちの理想のキッチンって、大抵昔の「台所」っぽい後ろ向きの作りだったんで、実は設計時にアイランドと言われてちょっと不安だったのです。

子供の顔を見ながら家事ができるというのは、親にとっては勿論、子供にとっても安心できるみたい。ただ油汚れが他のリビングスペースなどに行っちゃうデメリットがあるので、ガスにこだわりがなければIHをオススメします。(うちは二人ともIHが嫌いなので普通のガスコンロです)ガスコンロは聞くところによれば、火から出る水蒸気と油が結託してのぼっていき、周りのモノみなあのしつこい油汚れに侵されるという事らしいのですわ。IHだとその水蒸気がないので同じ油汚れでも落ちやすいとか。IH使ってないんでホントかどうか知りませんが。

●コンセントの位置ってなんか下の方って固定概念あるじゃないですか。コレをそのまま設計者まかせにしないで、よーく考えた方がイイ。たとえばドライヤーとか抜き差しの多い場所は、高い位置にあったほうが断然便利。下の方にかがんでコンセント入れるのって、かなりストレスです。ただし高さは家具などシュミレーションして、コードさばきの見た目も含めてじっくり考えた方が良い。

●この時分、充電を必要とする機器はとても多く、しかもどんどん増えていきます。これも前項と同じで、どこか高い位置、しかも隠せるような場所に専用の「充電コーナー」を作ってもイイくらいだと思う。その場合コンセントの数は多め多めに。デジカメ、ビデオカメラ、携帯×?台、ノートパソコン、ひげそり、こんだけのモンを充電するんですから。

●玄関土間(四畳半ほど?)は思ってた以上に、とても便利。お客の応対、外出、帰宅時の荷物置き、汚れ作業などなど…。

●北国では「吹き抜けは実際どの位寒いのか」って家作りの永遠のテーマのような気がします。断熱、暖房機器とセットで考えなければいけません。かなりケースバイケースになるみたい。そこですべり止めとして、大きな布の隅にいくつか鳩目穴をつけ、壁にフックを付けて、冬季だけ布で天井を作ってあげるのも良いかも(オーダーになると思う)。ウチは今年間に合わせで作りました。梁と柱が古材なのでホチキスでバチンバチン留めたけど、普通はできないスね。テントみたいでオモロいです。

続くかも。

生きてます

まったく更新してませんが相変わらず元気です。子供も元気。そいつの世話と眠り病のせいあって時間ありません。あと仕事で管理してるブログの多いコト。
お盆過ぎればちょっと復活できそうなので…。

何の前触れもなく自然に更新がなくなっていった先輩方の事情、分かる気がするなぁ…。「(更新していないコトに対して)言い訳をする気も起こらなくなる」のですね。特に子供はデカイ。「決して失ってはいけないモノ」ができてしまったし、そのためにあらゆるコトを犠牲にするのを厭わなくなってる。しょうがないし。だってカワイイものなぁ、子供。

こおゆうコトを書いたり話したりするとひかれるので、子供の可愛さについて諸先輩方はあまり真実を語らないのかと思う位(笑)。あと「話してもどうせ本当のトコロまで分かってもらえない(ので無駄)」とも思うでしょうね。だから敢えて書いてみました。

新しい家ではマンガコーナーができたので早く再読祭りをしたいのだけれども。子供が産まれてからと言うもの、見た映画はアニメの『時をかける少女』1本。しかもTV。しかも車中。ああ。

では股。

更新復活してほしいサイトシリーズ
DeepSkyBlue(どじょうが出てきてこんにちは)
いつかどじょうせ先生とすえぞうに会いにフランスに行くのが夢でした…そのうち自分にも子供ができてソレドコロではなくなりましたが…。

ご冥福を

鴨志田穣が、今朝亡くなった。すい臓ガンだそうだ。知らなかった。西原理恵子のマンガの上で、だけど、二人の出会いから出産、離婚、アル中、復帰、さまざまな人生をともに歩んでいる気持ちだった。そして、俺にも娘が産まれた。鴨が娘を見て泣く気持ちが理解できるようになった。

仕事の終わり、訃報をネットで読み、呆然となりながらmixi日記を書き、鴨のニュースを探し、何も見つからず、ネットサーフィンの手を止め、ただモニターを見つめ、彼と彼を取り巻く人たちの事を、西原と息子と娘のことを、ついこないだ『毎日かあさん』で描かれていた家族でのフィリピン旅行のことを、病気のことが書かれていない理由を、思った。知らない人間の死で泣いたのは、初めてだった。

邂逅(1)(2)(「コラム&日記」より)
カモのがんばらないぞ

ABOUT

1999年のWEB日記時代から始めた個人サイト。ブログ移行にあたって過去記事も抜粋してアーカイブしています。
(HTMLサイト→SereneBachブログ→WORDPRESSブログと転移)

好きな漫画(2014年版)はこの記事の最後に。

最近は(インスタ)でアップしているTV・映画感想の投稿を、半年に1回くらい一気に転載しています。