友人がエラく気に入って録画していたNHKの『だいすき!マウス(公式サイト)』を鑑賞。見事にハマりました。ドイツ制作の5分番組。
例外は色々あるけれど*、あえて有り体に言っちゃえば、身の周りの色んな「モノ」がどのようにしてできるのか(主に工場での工程)を、5分間で紹介する子供番組です。しかしその紹介の仕方がヤケに細かいし、肝心な部分・興味のあるトコロを省略しないので、大人でも十分に楽しめる作りになっています。
*他には、風船いくつで人間が空を飛べるのかを実証したり、森の土の一塊の中に入ってる微生物の数を延々数えたり(何億とかになる)とか…
あとまー、フツーの大人であれば、この番組に出てくるモノに関して、自分の3歳の子供に「ねーおとーさん○○はどうやってできるのー?」と訊かれても、まず答えられないものばかりでしょう。公式サイトに載ってる直近のラインナップはこんなカンジ
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●かがみ
●自転車のタイヤ
●ハブラシ
●ソリ
●乳歯
●コーンフレーク
●チーズの穴はなぜあくの?
●シャボンだま
まぁ論より証拠。AVIファイルを1話だけアップしましたのでぜひご覧ください。そのうち消しちゃうんでお早めに。
→ゴム手袋編(20MB)。
観てまず最初にショックを受けるのが、吹き替えナレーションの妙な言葉使いだと思います。カワイげな女の子声なんだけど、語尾に必ず子供向けの「よ」を付ける。
「じゃあこのゴムが、どうやって手袋の形になるのか見てみるよ」
カワイイ声なんだけど、全部が独特の棒読み。何とも言えない空気感。あと「〜っと」も頻出。
「さて、この板をベルトコンベアにのせてっと」
コレもめっちゃ棒読み。観終わってからしばらくは何かするたびに「〜してっと。」を付けるようになります。
そして最後。この番組のアタマと終わりには、ねずみとゾウを主人公にした、本編とは殆ど関係のない15秒程度のショートアニメが流れます。コレがシュールなんだけど、すげえカワイイ。10本も見るといつの間にか虜になっちゃう。このねずみ、裸かと思いきや、いきなり腹のあたりから四次元ポケットみたいにトンカチとかペンキとかしゅたっと取り出すの。
で、こいつぁオモロいと思いちょっと調べてみたら、このねずみは「マウス」という名前で、本国ドイツではドラえもん並みに人気のあるキャラクターらしい。我が国でも「日本におけるドイツ年」(今年?)のマスコットキャラクターだったり、その関係か7月には渋谷パルコで展覧会が開催されたりと思ってた以上に人気の様子。
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かように観るものをハマらせてしまう『だいすき!マウス』。どうやら何話ずつかをまとめて放送しているらしく、一回目は今年の4月、二回目は8月で、残念ながらもう終わりました。それぞれ20話くらいだと思います。次回の放映日は未定ですが、コレはmixiや公式ブログなどで要チェケラッチョですよ。
追記:11/25にDVDが発売されるそうです。