『ダーリンは外国人 with BABY』小栗左多里&トニー・ラズロ
大好きなシリーズの最新作。いつもは夫婦の異文化ギャップモノなのですが、最新作は殆どまるごと出産育児マンガに変身してます。
とはいえ出産育児マンガ大好きオトコですので(笑)最初から最後までじっくり楽しませていただきましたよ。旦那トニーを愛情たっぷりにしかも面白可笑しく表現したその筆力は、BABYトニーニョ(こういう名前なのです)を描く際にもそのまま発揮されています。考えてみればどちらも同じ「異文化ギャップ」モノ。納得ですね。
出産育児モノとして、これまで読んだ中で一番「あるある〜!」の回数が多かったかも。すごく共感できました。しかも前2作では「あんたってやっぱりトニーだよ…」とマンガを読んだ相方に外国人扱いされた自分ですけど、今作もまさにそのまんま。作中で起こる夫婦のプチ対立もまさにウチと似ています。ウチはもっとおだやかですけどね。
Amazonに出てたこんなレビューに「そうそう」と思いました。
意外と小栗さんもトニーさんも、子育てとなると、普通の人なんだなと思いました。
なのでいつもの『ダーリンは外国人』ノリを期待してるとイマイチかもしれません。あくまで日本の・スタンダードな出産育児マンガになってます。
前半トニーが殆ど出ないのがちょっと不満ですが、以上のような条件付きでオススメです。
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トニーニャ現象。
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with 赤ちゃん、エッセイ
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