西炯子『娚の一生(2)』
前回書いた感想は撤回。スマンかった。オノ・ナツメとかのアレでは全然なかった。
この50代オサレオヤジ「海江田」はリアルなのか。
勿論全然リアルではない。リアルではないけど、この2巻になって「あの」西炯子節が炸裂。
ここに出てくる海江田は、50代だけど、嶽野(昔のBLの主人公)であって、ご隠居(『三番町萩原屋…』)と一緒だった。リアルかどうかなんて関係なかった。あの魅力的なキャラが帰ってきた。『三番町萩原屋…』末期からの長い停滞期を終え、『STAY』シリーズで目覚め、多くの短中編で完全復活した西炯子。ここまで来た後だからこその定番キャラ復活にshiroは感慨深いものがあります。西を読まない人には一つも分からない文章でスマン。
野村宗弘『とろける鉄工所』
一気に3巻まで読んだけど、2009年に出会ったマンガではNo.1です。
コメント