●『リンダリンダリンダ・オフィシャルブック』なかなか良かった。そうそう、彼女達の演出はそれ自体とてもリアルなんだけど、今どきの女子高生でこんなの、いるの〜?ってのはちょっと思ってて。
今までよりも、もっと地に足をついた女の子を描きたいなと思っていたんです。とはいえ、今どきの10代の子たちから見ると、こんな気楽なもんじゃないし、もっと切実なんじゃないかなとは思います。でも、田舎の中1男子にはグッと来る映画なんですよ。リアルじゃないだけに。俺が中1だったら4人にグッときてます(笑)。
脚本家インタビューより
中一男子は確かにグッと来るだろうけど、セーシュン過ぎた(もしくはセーシュンもなかった)オッサンだってグッときますよ。理想の「リアル高校生活」がココにある、本当はリアルじゃなくても、リアルを美化した世界がココにあって。その美化ついでに、湯川潮音や山崎優子の場つなぎライブがクオリティ高すぎたって、ソレも結構アリになっちゃったりすると思います。ああゆうのって理想上の高校生活をアタマの中で作る時に楽しいんだよね。結果としてアリですよ。
●子供ができるってゆうのはホントに結構生活が変わるもので、今なんか毎日毎日やりたい事(読書映画WEBもろもろ)が8割方クリヤできないまま積み重なってゆく毎日なんだけど、まーソレもイイヤって思わせてくれる。子供の全身カワイイ光線が、そう思わせるのです。
ただ言えるのは、子供のいない人に、子供のいる生活のいる楽しさだとか喜びを話す事って、まず無理というか、無意味だと思えちゃう。今となって実感する。我々はついこないだまで子供がいなかった側の立場なので、その立場も良く覚えている。どうしても押し付けがましくなったり、違う世界(行きようもない世界)から一方的に理解不能な言葉を投げ掛けられているようで。出来てみて初めて分かる。「子供のいる良さってゆうのは、子供がいないと分からない」
分かる必要もないじゃない。子供のいる時、いない時それぞれに有るものと失ったものがある。ドレが大事なのかは、人によって違う。我々はたまたまコチラの生活を、とても楽しめている。
●まぁやりたい事がクリヤできてないのはおそらく子供よりも眠り病のせい。通常一番長いはずの寝床読書。文庫本で4Pほど進むともう眠りに落ちている。スティーブン・キングの暗黒の塔シリーズ、『スザンナの歌』と最終『ダーク・タワー』で計5冊買ったのだけど、一体いつ読み終わるのやら。まぁこのシリーズに関しては、長ければ長いほど、嬉しいのだけど。
●新居のための古建具集めも佳境。毎晩10時前後はヤフオクチェックです。もう8割方集まりましたけどね。ウチの新居は、入り口ドア以外のすべての戸が古建具。そしてそのすべてが引き戸(笑)。なんか変な家になりそうでトテモ楽しい。今日は初めて工務店の刻みを見に行きました。工場に並べられている煤けた古い柱たちを見て、一層実感が湧いてきます。家ちうものに対しては本当、新しい物に興味がないんだ。煤けた柱や梁が、愛おしくてしょうがない。
しばらくしたら、壁の漆喰塗りや土間の土タタキを始めます。まぁやったことないんでどうなのか全然分からないんだけど、頑張るぞう。あと縁側作らなきゃ。
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