西炯子『放課後の国』。良かったです。
久しぶりに単発モンだー!このところは殆ど『STAY』シリーズしか読めなかったからね。この『放課後の国』も『STAY』シリーズと同じく高校生モノです。読んで最初に思ったのは「西炯子が『フラワー・オブ・ライフ(よしながふみ)』をやってる!」みたいな。同性愛がからみそうでまったくからまないんです。あっても匂い程度。爽やかです。イヤたしか以前にもこんなカンジのやおい抜きセーシュンモノを西炯子は単発で書いていた気がするんだが…その時はスンゴいツマらなかった覚えがあるんだが…。
『フラワー・オブ・ライフ』ほどには深くなくて、軽〜い。『STAY』よりも軽い。でもそれが彼女得意のギャグ寄りで、楽しい。クラスでちょっとアクの強い男女数人が、班分けの際に何処にも誘ってもらえなくて、寄せ集め班をつくるのだけど、ストーリーはその一人一人にスポットを当てながら進行していく、というコレも「よしなが系」っちうか彼女がお得意のやり方です。そんな中でもキャラ設定が『フラワー…』とカブる部分が結構あって…。
まぁそんな事はどうでもいいや。『フラワー…』も大好きですが、この『放課後の国』も、オレ的にはスンゴく楽しめました。オススメ。
全然関係ないけれど、子供服の通販カタログを探してたらあまりのカワイさに討ち死にしそうになったの。コレ。
ウチの子もホッカムリさせるぞー!ムフー(鼻息荒く)
でしょでしょー?つかウチらだけででも流行らせましょうぜ。ほっかむりミッチー×2。ムッフー。