「とらつばナイト」無事終了しました。衆院選投開票日の夜でした。それも感慨深い!
大人数はちょっとどうだろう…と思ったので告知は最小限、お知りあい経由の方達が集まりました。総勢6人(1人体調不良で欠席残念!)。半分の方は2時間半位で帰宅。あと半数は4時間くらいの開催時間。
予想通り、時間はぜんぜん足りませんでした。ぜひこれは二回目でも、何度でも、開催していきたいなぁ。というより「虎に翼」を冠にしたトークイベントや呑み会を定期的に開催したいくらい、ドラマを超えて大切なムーブメントだったように思います。
ドラマの感想ではあるのだけど、皆さんの日々考えていること、これまでの「はて?」が滲み出ているような感じがたまらなくグっと来てしまう。虎に翼ならでは。
(ネットで拾った)全話を一言でダイジェストした一覧表を配布したのですが、とらつばは1話に結構な内容を盛り込んでいるので、短いダイジェストではどの話か分からないのが多かった。1話の中にあまりにも色々内容が詰め込まれているので、インスタでは感想が追いつかずThreadsに書いていたのだから。
人数が半分に減ってからは、このThreadsの感想を追っていって色々思い出し、話すことができてすっきり。書いておくもんだな。
ちなみに今自分は「自主朝ドラ(オンデマンドで朝勝手に観る)」でとらつば2周目絶賛放映中なので、ロスどころかとらつばブーム真っ最中。
全話通して一番のシーンはどこかと聴かれたら、高等試験に合格した後、金屏風の前の演説。
あの内容。あの口調。あの表情。何回観ても(ノД`)・゜・。
昨晩は、そのセリフが書かれたzineを持ってきた人がいたので、自分と同じくあの金屏風のシーンを挙げた女性に、朗読してもらったんです。それがまた、いい。
そして今朝の自主朝ドラは期せずして(本当に!)その金屏風の回でした。まぁビックリ。
改めて観ていると、あの演説までの「タメ」がすごい。あんなに苦労して、働きながら死ぬ気で勉強し、友人達と悲しい別れを経験し、口述試験当日はなんと生理になって、帰ってきて悔し泣き。耐えに耐えてやっと勝ち取った景色は、思っていたものと、全然違っていました…(尾野真千子)。今回を最後に諦める優三。落ちたよねの来訪。彼女が試験で言われた侮蔑的な言葉。よねからの最後の「おめでとう」。それらをタメにタメて、浜辺を思い出しながらの、あの祝賀会。あの言葉。あの口調。
最高のシーンです。
自分はお兄さん(直道)の死は予想外に、ことのほか堪えた話、戦争がイヤだと本心から実感できる凄さとか、そういう話ができたのも嬉しかった。
もちろん名シーンのことはあれもこれも話したのだけど、人数が少なくなった後に、寅子の大学進学について相談する3者面談での女教師のことを話してくれた人がいて。寅とお父さんが帰った後、あの先生が教室で一人、ただ立っているシーンが差し込まれていたのが、再見時に自分も印象的だった。彼女はあの時代で女性教師になることのバックボーンについて思いを至らせていて。こういう話ができるの、いい。
そうなの、思ったことは話した方が、いい!(直道)というのがやっぱりドラマを通じての1つのテーマのように思っていて。これって『スキップとローファー』も同じだよな。
自分が感動するエンタメの共通点なのか。
また曜日や時間を変えて開催したいのですが、1か月少しは長女の受験で動けなくなりそう。その後でも、話したい、参加したいという人がいればぜひお声掛けください。とらつばだけじゃない色んな話が、これをきっかけにできると思う。
昨日もやっぱり、昭和男の内面化(おれ)、選挙、仕事での話などが、参加した皆さんの立場それぞれから聴けたし、そういう話が聞ける機会ってだけで嬉し過ぎる。
大画面で、一緒に観る虎に翼はまた格別。
最初に開催を推してくれた発起人ruth_blackett_をはじめ、参加してくれた皆さん、ありがとうございます〜!!
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写真はまったく撮っていなくて、この1枚は最後に連絡先を交換しているところ。
今回はIryさんのオードブルとKiyoワインのシュワッとしたやつ、弥彦ビールなどをいただいてました。美味しかった…
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