先週末はJK長女と2人で大地の芸術祭一泊の旅へ。
大地の芸術祭は2003年の第二回から行き始めて、第三回に来た時、長女は妻のお腹の中にいた。8-9か月くらいだった。生まれてからも殆ど来ているんじゃないだろうか。そんな娘も今や自分の背を越す位に大きくなっている。
奥さんと次女が関東に出ていたので、この機会に初めて2人旅行を計画し、これが本当に居心地良くて最高の時間だった。同じものに感動して同じものを心から美味しいと喜べる、そればかりの旅。
テストが終わったらまたすぐに行きたいと言ってるけど、県民割が終わるので、新しい旅行補助が欲しいね…
泊まったのは上越の廃校の宿、月影の郷。あんまり情報がなくて知られてなくて、GW寸前でも予約できちゃうような宿。娘達がまだ小さい頃に泊まったことがある。
普通の旅館感覚で考えると無いものだらけでも、自分達にはすべてが「ちょうどいい」。人にお勧めはしないけど大好きな宿。
いわゆる旅館らしい(ちょっと押しつけがましいような)豪華メニューもなく、幸せなお婆ちゃん料理ばかりが並ぶ。風呂だって家の風呂を大きくしたようなモンだから、大勢泊まった日にゃさぞかし大変だろう。
体育館ではバスケの1on1ができる。部屋は畳ベッドで、テーブルと椅子さえないけど、椅子を借りたり持ち込んだりベッド下の収納ボックスを立て使ったりすると丁度良い机になって、勉強もできる。
支配人のおじさんがとても良い人で、すべてが彼とやりとりだから、娘も大満足で、また来たいすぐ来たい!と熱望。場所は松代・農舞台から30分程度なので、上越市と言えど大地の芸術祭巡りにも問題ない。
宿泊は1人7400円が県民割で半額、さらに1人2,000円のクーポンがつく。帰りに温泉入ったり食事したりで速攻使った。
今年は大地の芸術祭が11月まで続く特別な年。いつも猛暑とともに終わってしまう祭が、秋の最中に楽しめる。早く、早く行きたい。
家族全員で行くと、こうは楽しめない。というかまず出かけられない。いろいろ発見の年だ。
今回は混雑を避けたかったのと既に見ている作品が多いなどの理由から、モネ、農舞台、キョロロ、絵本と木の実、奴奈川キャンパスなどには行っていない。未見で単発の作品を中心に巡った。アプリが重宝したな。
数は全然廻らなかったけれど、見た中で特に「これは行って良かった!」と思った作品をメモしておきます。誰かの参考になれば…
■十日町エリア
T407 ここにおいて「縄文の時とともに」
T408 新しい座椅子で過ごす日々ににむけて…
T424 ゆく水の家
■松代エリア
D320 黄金の遊技場
■松之山エリア
Y111 森の精
■津南エリア
M063 上郷バンドー四季の歌(上郷クローブ座)
M069 部屋とピアノの為のコンポジション「偽ハルモニア論」(上郷クローブ座)
M079 廃材水族館:竜ヶ窪
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