カテゴリー: 日常雑記

トマトソースなど

お盆休み続き。本当に久しぶりの(5〜6年ぶりか?)お休みらしい、ゆったりとした休暇。普通ならまずこんなこと(ふたりとも二日間預けること)はしないんだけど、今回は相方の精神的な病み度を考慮しあっさりと決行。やってよかった。ラクだ。映画を観て、本を読み、お買い物がてらドライブして色々話す。 続きを読む

夏休み

朝日の中、元気いっぱいにラジオ体操に向かう長女を、その後ろ姿を見送る。
これが本当に幸福な気分。
予想もしていなかった。

  

今日も涼しい。

朝の外気温23度。車のクーラーをかけていると寒いくらい。相変わらず雨空。古町のお客様へ直行なので久しぶりに海岸沿いを走る。海の匂いが懐かしくてちょっと泣けてくるくらい。本当に色々あったこの数週間。また後で書くこともあるかも知れない。でも家族の繋がりだけちゃんとしていれば、大抵のことは乗り切れるものだ。

テレビ無し生活3年目へ

この7月でテレビ無し生活3年目に突入する。いまだ買おうとは思わない。家族のテンポも相変わらず良いかんじだ。
だけどこの期間で分かったことも少しだけあって、それは、あれほど1ミリも価値を認めていなかったテレビのくだらない番組にも、「何の意味もない、徹底的にくだらないからこその価値」というものが、少しはあるんだと発見できた。特に夫婦間の潤滑油として、くだらないテレビを2人で馬鹿にする、その効能はあなどれないなと。

でも、それが無かったからって問題になるレベルじゃないことも分かった。潤滑油は、工夫次第。

で、地デジ自体の問題。改めて読み直したら結構面白かったので改めて。

2011年ふりかえり

  

『姉の結婚(5)』

これまでイマイチ乗り切れない感があったのだけど(やっぱ恋愛メインはキツいとか、かな)、ここに来てお仕事漫画的要素が加わり、うじうじやってた2人がキッパリ別れた後の話になったもので、何故か自分的にはぐっとノれるようになってきたよ。
仕事中、久し振りに少女漫画で現実逃避できた。ああコレだ。コレがあるからおれは少女漫画が好きなんだ。夢想があれば生きていける感(笑)。コレなんだよ。
とは言っても感情移入しているのは主人公の女性の方です。オトコの方にはたまーに入り込むだけ。こうゆう微妙なバランスで読んでいるのってどうなんでしょうね。とふと思った。

  

2013GWのこと。

GW総括。前半は吉祥寺ORGANIC BASEの「種市」へ。恐らく日本では初めてという在来種のファーマーズマーケット。F!問題のみならず食全般や生き方について考えさせられる良い機会だった。新潟でも違う形で開催したい。福島市から札幌に移住したあんざい果樹園の安斎さんの話、そのスタンスが特に印象的だった。やることはやるしかない。その上で明るい方を向き、絶対に幸せになる、というね。
翌日は新潟F/styleにいわき(現在は茨城にお店があるようだ)のゼリーのイエが来ていた。絶品。

後半。二日かけて家の掃除。45リットル×11袋のゴミを出す。定期的にやっているのに何処にこんなゴミがあるのかと感心する。かなりすっきり。恒例の食事会はいつものような大人数ではなかったので落ち着いてゆっくり話せた。こうゆうのもいい。元TRUCK(大阪)の方がいらっしゃって話を聞けた。行ったことないけどあこがれの場所。今年のイベントの相談。ビルの再開発の話、続き。楽しみ。

最終日はでかけずダラダラ。次女が階段の入り口柵を無視し裏から上れるようになったので、入り口柵をなんと5年ぶりくらいに外し、次女用の手すりを追加。すごく久しぶりに(というか新築時以来くらいの気持ち)階段がちゃんと階段ぽくなった。

天気は最終日以外はおしなべて晴れ。GWらしい、すばらしい日和だったと思う。

休日の朝、ふと目が覚めると、枕元の窓から朝日が差しこんでいて、その光の中で2才の次女が絵本を読んでいる。まだ家族全員がギリギリで同じベッドに寝ていられる。今日は青空のようだ。見つめている父に気付いて「はよー」と笑顔で朝の挨拶をする次女。その声で、隣に寝ている6才の長女も目を開け始める。次女が声をかける。「はよー」「……はよー」まだ半分夢の中にいる長女。

次女「ぴっきー?(長女を呼ぶときの名前)」
長女「………んーーーー?」

次にいきなり母を呼び始める次女。母は先に起きて1階で食事を作っている。

次女「かかーー?」
母「(階下から)はーい?」

「ぴっきー?」「はーい」

「とと?」「はーい」

繰り返して家族全員を呼ぶ次女。笑いながら答える家族。窓から差し込む朝日がまぶしい。皆笑っている。
あり得ないほどの幸福感に満たされる。自分は今、一番求めているものの中にいる。これ以上求めるものは何もない。家族との穏やかな毎日。これに勝るものは、オレにとって何もありえない。

2月中旬三連休。iTMSで映画初レンタル『レミーのおいしいレストラン』

長女の卒園アルバムで撮影したり作ったり、仕事も入ったりでこもりガチな三連休。だけど、出掛けもせずに家族の時間も充分に取れて、いつも通り、だからこそとっても有り難い、シヤワセな週末でした。明日から2週間ほどは殆ど会社にいないという、最近はあまりない事態。年度末に向けてプロジェクトが同時進行で何本も進んでいきます。ちゃんと把握できるのかどうか、逆に自分に興味アリ。

ちょっと空いた時間、子供と観ようと思ってiTunesMusicStoreで『レミーのおいしいレストラン』をレンタル(自分は再見)。いやー2回観るとさらに良く分かる脚本の良さ。あまり残るものはない映画だけど、間違いなしの秀作。特にレストランの美術がもう、たまんないね。子供には内緒でちょっと涙ぐんでいました。(初見時の一言感想は→コチラ

初めてチャレンジしたiTMSのレンタルはHD画質で400円〜500円。30日間の期間中、再生を始めたら48時間以内に見終わる必要がある。48時間経ったらファイルが消えるのかな?ダウンロード時間は50分とか出ていたけど、再生はDL開始後3分くらいでできるようになりました(光回線+n無線)。止まることはなし。再生が始まったら「ファイルをダウンロードしている」という実感はまったくありません。画質は21inchのiMacで観ていたので勿論問題なし。リビングのAVアンプに繋いでDOLBY STEREOで観賞(AirPlayは音がズレるので直接繋いでいます)。

借りに行くガソリン代や時間考えたら価格は問題ないんだけど、まぁstoreを見てみてください。ラインナップが少な過ぎます…。光回線とパソコンが手元にあって、古めの超大作を今すぐ見たい、って時だけだねこりゃ…

SNSに

義務感を感じることはやめよう。書かなきゃ、と思うのは明らかに間違いだからやめよう。書くのは自分が書きたいと思うのだから書くのであって、他の誰に強制されたことでもない。書く義務はない。

ありがたし

妻と長女の外出の間に、束の間の休日の朝を、次女(2歳)と2人で過ごす。

次女が起きる前に自分の朝食をゆっくり済ませ(ここポイント)、起きてきたらまずおむつ替え(おむつ交換の時に暴れないのでこの子は本当に親孝行だ)。

ラジオを聴きながらごはんを温めて朝食つくり。といっても海苔を5cm四方くらいに切り、ご飯をのっけて、ごま塩をほんの少し振りかけて、くるっと丸めるだけ。とは言え数は結構作らなきゃだし(20個以上)、あっという間に食べて催促がくるんで、自分の食事と平行だと結構大変なのだ。この海苔巻きと納豆ご飯が今の次女のブーム。あとは作り置きの野菜汁(みそ汁なんだろうけどウチはかつおだしとか煮干し出汁とか使わないのでいわゆる「みそ汁」の味ではない)。これも好き嫌いなく何でも食べる。

ご飯を食べている間にふと止まって、真剣な顔でむーーーとなっているので、食事後にすぐ又おむつ交換。ほかほかの朝便とご対面。次女は特にオレとシンクロ度が高いので、その後こちらも朝のトイレへ。終わったらおもちゃなどで適当に遊び始めるので、こちらは洗い物を済ませた後に読書など。ここらへんで色々と悪さを始めるのであせったり笑わせられたりしながら、子育ての休日は過ぎる。
至福。これ以上ない至福であります。子育てつまみ食い。最高。

鳳凰のDVDが早速来た!!今日もう観ちゃおうかな。

  

「鼓楼のある村 ートン族・増衝村の人々ー」

Facebookで観た動画。歌も素晴らしいがその光景たるや!!問答無用で魅かれます。
住まいや暮らしの圧倒的な魅力によって「あれ?俺ってここに生まれるんじゃなかったっけ?」と思ってしまうことってないですか?
そう思っちゃうのは人によって欧州だったり豪州だったりアジアだったり色々あると思うんですが、自分の場合中国の地方でがつん!とそう思わされることがあって。この増衝村もそうだった。いや日本人の多くがそう思うのかも知れませんけどね。
「何で自分は今の日本に生まれたんだろう」と不思議に思っちゃうんです。自分はこの映像の中にいた方がずっとしっくりくる気がして。
まぁこういう妄想が、外国の映像観たり海外旅行したりする時の一番の楽しみなんですけども。

以前同じ感情を強烈に揺さぶられたのが、中国の「鳳凰」でした。いつか必ず行きたい。大好きな番組『世界ふれあい街あるき』より。

えらい安くなっていたので、DVDだけどぽちっとしました。ブルーレイ出たらまた買う!

   

未来

初風呂で読んでいたユリイカの永野護特集によれば、2013年はルクシオン号が完成するらしい。『トップをねらえ!』に出てくる人類初の超光速宇宙船だ。

実際はと言えば…
20年前に大ヒットさせたTVアニメシリーズを同じ監督がリメイク、その中では別の自作の宇宙戦艦シーンをセルフパロディとして登場させ、そのCGシーンがすごいと話題になっている。その程度だ。まだ宇宙船はCGのクオリティを競う段階である。辿り着いた筈の未来は、すぐに手許から離れ、いつかは知れぬ遥か未来へとまた遠ざかっていった。未来はいつも未来であるようだ。我々は未だ核融合の末の廃棄物の処分すらできていない。

2013年。今年はもっとこまめにブログを書こうと思います。

→DIARISM感想:アニメ夜話『トップをねらえ!』

  

【お天気メモ】2012年12月31日

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朝からボタ雪。降り続けているけれど、気温は高く積もる前に溶けてしまいそうだ。

妻:インフルエンザ発病5日目。やっと平熱になったが体調はすぐれず、洗濯物を畳んだ位で横になる。ただし食欲旺盛。いつもは食べない肉(タレカツ丼)やK島屋の鮭なども食べる。薬は発病初日に吸入式のワクチンを1回。熱冷ましを2回くらい。

長女:インフルエンザ発病3日目。熱も昨日から平熱になり、ほぼ完治に見える。具合が悪かったのは初日で、寝ている時に起きだしていきなり吐いたそうだ。それ以降は殆ど体調も良く元気。どころか時には普段より元気。薬は粉薬のタミフルを服用中。

次女:インフルエンザ陰性だが風邪っぽくなってから10日程度経つ。鼻水と咳。ただ調子は殆ど良い。体温は37度〜39度まで上下。ほぼ完治。

私:健康優良中年。一人で大晦日の掃除。逃げ切りに入った。

  

【お天気メモ】2012年12月クリスマス

例年通り12月アタマに降った以降はまったく雪も音沙汰なかったのだけど、クリスマス絡みの連休は少し降った。(市外はかなり降ってて積もった)
クリスマスの今日は、日中すごい風と雪で猛吹雪。だけどその割に新潟市は殆ど積もらず。

クリスマスイブもその前も、娘のバレエ発表会で明け暮れて殆ど何もできなかった。イブは妻実家で料理をいただく。それにしても今年のクリスマスはバレエでのプレゼントにはじまり、ジジババ・おばさん達友人達からの豪華プレゼントで家が埋まってしまうかのようだ。こうなっちゃうともうサンタさんのプレゼントなんて…と霞んでしまいそうだけど、そこは妻の上手な事前マーケティングのおかげで、本人希望と他の人とカブらないKOSENのぬいぐるみ(すでにいくつかあげている)にしたら2人とも超大喜びだった。

しかし恵まれ過ぎてるよ。今回もらった5こも6こもあるプレゼント(細かいの入れれば10オーバー)のうち、どれ1つとったって何日も夢中になるような類いの品なのになぁ…日本は恵まれてるなぁと思う。

しかし相変わらずプレゼントする方は大の苦手の夫婦なので、さっぱり誰にもあげられていないのでした。毎度不義理でゴメンナサイ。本当に下手なんですプレゼント。あと手紙とか。何度もゴメンナサイ。

40代になって感じること。

●お風呂で体があったまらない。いくらぬるま湯で半身浴で本を読みながら延々と入っていても、出ると寒い。

●かゆかゆ復活。10年くらいまったく鳴りを潜めていたアトピーだけど、冬のたんびにカユカユになった。そしてどんんな強い塗り薬も殆ど効かなくなった。

●孫の手サイコーだと思った。これで背中を掻くと落ち着く。

●太ること(もしくは腹が出ること)と運動にはまったく関係がないと知る。
(ただし昔からスポーツをしていない人に限る。)
大事なのは食事だ。もっと言えば、マクロビオティックを実践していれば絶対に太ることはないと思う。世の中いつまでもダイエット本がなくならないのは、結局どのダイエット法も恒久的な効果がないからなのだが、なんで誰もマクロビオティックやらないんだろう。不思議。

●朝の風呂は熱くなきゃダメだ。ぬるい風呂なんて、あの魅力的なぬくい布団の中に逆戻りするのと一緒でただ寝てるだけ。

●コーヒーがダメになった。10代〜30代まであれだけ大量に飲んでいたのになぁ。甘く見ていた穀物コーヒーに救われる日が来ようとは。

  

宇宙人ポール(とはまったく関係ない話)

朝のラジオでパリからの中継を流していて、ああフランス行きたい(行ったことないけど)と思いながら、でも今住んでいる新潟を海外旅行者の目線で見てみるのも結構楽しいものだよなぁと思う。ふだん、地元で「ここ、結構好きなんだよね」と思っている場所は、旅行者目線で見たらもうたまらない魅力があふれ出してきますから。国道ロードサイドの巨大チェーン店の看板行列、あれは旅行者的に見てもうんざりですが、一種あの荒廃感というか、残念な気持ちもいとおかしや。

さて旅行者目線は当然長くは続かず、やっぱり普段の生活目線に時を置かず戻ってしまう訳なんですけど、私実は最近まで「宇宙人目線」で世の中をみることが出来たんです。恐らく結婚したあたりからできなくなったようです。地球に降り立った「宇宙人目線」で町並みを見ると、まず電線と電柱が強烈です。なんで糸に囲まれてるんだ。次に車。四つの円状のものに載った箱の中にこの星の人たちは入っていて、何やら細かい細工を使って動かしています。その箱がわやわやと地表を進んでいる。これを見た時にまず思うのが、「なぜ?」だった。なんでわざわざ箱に載って移動を?この星の上でわざわざ箱に乗って、少しばっかりの早いスピードでせこせこ移動する理由が分からないのです。
宇宙人目線は即席でSF映画を作っているような楽しさがありました。

外から目線で言えば。
郊外の、もとは田んぼや畑だった土地を再開発して区画割りして分譲する、「ニュータウン」的なの?ありますね。新潟でも大盛況です。(たいてい「プラッツ駒込」とかその手の、意味わかんねカタカナ+地名の名前が付けられてます。もっと大規模なものは○○ヶ丘、とかひばり、とか、きぼう、とか、ときめき、とか。書いてて不思議…)

あのニュータウン、新興住宅地の町並みも、外国の人から見たら結構な観光地になるのではと思っていました。世界中見ても他にはないでしょ?まぁフランス風やらアメリカやら○○海岸風、モダンやらアーバンやらカジュアルやらエクストリームやらターボやら←?
色も見た目もテイストもバッラバラの家が並ぶ町。ディズニーランドならまだしも、実際そこに人が住んで生活している。すごくね?この自由さ。ある意味でパラダイスなの、かしら。

フランスや京都に行ってその町並みに感銘の声を挙げているのに、帰って見る国道○号線の派手看板ラッシュや、ニュータウンに代表される町並みのデザインも一緒に許容してしまう、私たち日本人。ふっしっぎ〜、だけど、ある意味愛すべき国民性なのかも知れません。(ああ私は許容できていないのですが)

この町並み、50年後、100年後にはどうなっているんでしょう。それをちゃんと想像している人はいるんでしょうか。

恐らく戦前にまで戻れば、家は一代自分のものだけにあらず、親から受け継ぎ子に繋ぐ、今よりずっと剛健でお金をかけた家が多かったのではないでしょうか。メインテナンスをして引き継いでいくにはそれなりの素材で作らないとならない。そうでなくても、家の外観を自分で勝手に南欧風に変えることが、そうそうできたとは思えません。世代を越えることも然りですが、家は町に合わせるべきものだったのではないでしょうか。(でもその頃から日本人は皆、こんな自分勝手ハウスを建てたかったのかな、内心は。古いもの嫌いだし)

何も無いところに作られ、合わせるべき元ネタ(古い町並み)がないからニュータウンはあんな風になったのか?確かにそれもあるでしょうけど、古い商店街に新しく建てられる景観ぶち壊しの私邸や商業建築も、いやというほど見てきました。

こんな話を昨晩知りあいとしていましたら、その女性は最近の子供の命名と一緒だねと言っていました。いかにも日本らしいと。「他と違う」ことを意識して、他にはない名前や当て字を一生懸命考える。実はそのことでどんどん埋もれているのに、という喜劇。あんた、個性って何かね?(『北の国から』の菅原文太風に)

でもほんと、外国人を案内するニュータウン観光が実現できたら、カルト人気が出るんじゃないかなぁ。住人がみんな出てきてわが家自慢したりすんの。どうでしょう。

アウトドアブランドのパタゴニアが店舗をつくる際の理念を引用します。
最初に読んだ時、本当に当たり前のことだけど、それを理念として外に出すことの大切さを身に染みて感じました。
愛すべきこの国だから、ね。

絵に描いたような乱筆乱文失礼いたしました。

1
どうしても必要でない限り、新しい建物は建てない。最も責任の果たせる行為は、中古の建物、建材、備品を買うことだ。

2
古い建物、歴史的な意義を持つ建物が取り壊されそうになったら、それを救う努力をする。構造に変更を加えるときは、いかなる場合でも、建物の歴史的な品格を損なわないようにする。前の入居者が行った見当違いの「改善」を正し、うわべだけの現代的な外観をはぎ取り、できればその建物が「近隣への贈り物」となるように心がける。

3
古い建物の修復でまかなえないときは、質の高い建物を建てる。その建物の美的な寿命と、物理的な寿命とは同じ長さにならなくてはいけない。

4
鉄製の梁や金具、再加工木材、藁のブロック(ストローベイル)など、再生された、あるいは再生可能な建材を使う。什器も、圧縮したひまわりの種の外皮や農産廃棄物などの廃棄材を使う。

5
建造したものはすべて、修復可能で維持管理が楽にできなくてはならない。

6
たとえ初期費用が高くついても、できる限り耐用年数の長い建物を建てる。

7
どの店舗にも個性を持たせる。その地域の英雄的人物、スポーツ、歴史、自然景観を反映し、尊重すること。

イヴォン・シュイナード『社員をサーフィンに行かせよう~パタゴニア創業者の経営論~』より、パタゴニアの直営店・オフィスビルを建てる際の建築指針

  

ABOUT

1999年のWEB日記時代から始めた個人サイト。ブログ移行にあたって過去記事も抜粋してアーカイブしています。
(HTMLサイト→SereneBachブログ→WORDPRESSブログと転移)

好きな漫画(2014年版)はこの記事の最後に。

最近は(インスタ)でアップしているTV・映画感想の投稿を、半年に1回くらい一気に転載しています。