次女と最高の休日

月曜祝日。朝起きた時は仕事だと思い込んでいて、祝日だと気付いた時の嬉しさたるや。しかも次女と2人でお出かけできる日。

中一長女はこの半年ほどで完全に両親とギスギスしてしまい、一緒にいても厳しい。お互いうまくいっていない。

そんな中次女と2人きりで過ごせる滅多にない1日。
安田のどうってことない子供用の遊び場でも、多分オーダーを忘れてとんでもなく待たされた上にレトルトみたいなミートソースが出てきた水原のレトロ喫茶だって、寒い寒い公園だって、次女と一緒ならすべてが楽しい。一緒にいる人をこうやって幸せにできる彼女のキャラクターは本当に凄いと思う。家族みなで居る時は姉妹の関係もあり我が儘が出たりして問題も多いのだけど。

この日の記憶だけを反芻して生きていきたい、大袈裟に言えばそんな1日だったよ…。
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ぶっちぎりのワースト映画『台風家族』

『台風家族』をシネコンで。

すごい!ここ数年で観た中でぶっちぎりのワースト1。褒めるところが見つからない!いや俳優を責める筋合いはない。新井浩文案件です。リアリティもセンスもない台詞廻しとベタベタの演出、突っ込み所しかない設定・ストーリー。劇伴もひどい。

カルト映画として楽しめるかと言えばそこまで突き抜けたものもなく、密室劇として楽しめるのかな?と期待するも後半無意味に外に出て終了。笑わせようとしているポイントはすべて空回り、ぐっとこさせる筈のポイントは全部どっちらけ。すべての展開に脳内突っ込みを入れていたけど最後はもう疲れて半笑い薄目状態。

尾野真千子がクズ旦那草彅の良いところを挙げ連ね笑いながら「超好き!」ってあのカットは、本当にホラー映画だった。彼女の言っていることに説得力が一つもないから、どういう意味で言っているのかも分からず、ここは笑うところ?後で誰かがひっくり返すの?最低でも娘はぶち切れるもんだと思っていたのに。そのままですよ。この意味の分からない気味の悪い台詞が、そのまま!そのまま!

演者は皆すごく上手なのに、絶妙にセンス悪い台詞廻しですべて台無し。可哀想過ぎる。その中では残念ながら草彅君の演技力は何ランクも下、な上に少しも愛着を感じるポイントが無いクソ役な設定のせいで、最初から最後まで只の(愛せない)バカ。これはもう、脚本家が徹底的に悪い。

一度台風の時に家族で行った、というだけの理由で台風の中同じキャンプ場に出発。何でこのバカ(草彅)に皆付き合うのか見ていて一つも分からない。キャンプ場に着いた瞬間に、7年前だかの2人の白骨がそのまま綺麗に川の中に残っていて、見つけた瞬間にそれが綺麗に繋がったまま流れ始めて、それを車で追って、海に入った後も見届けて(どうやって見てるんだ。神か)、何故か全員砂浜に。
まぁ最初から突っ込み所しかないんだけど。もう正気では見ていられない。

海に皆が入るラストでうわー!きたー!最後でカメラ目線!うわーきたー!フィニッシュまで文句なしの駄目映画でした。こういう経験したければ、是非今映画館へ。週末には舞台挨拶もあり!(これ観た後に監督と役者と対面って…ある意味すごい体験だ)

森康二『こねこのらくがき』と『日本のアニメーションを築いた人々』

森康二氏が絵コンテ・原画チーフを手掛けた「東映動画」初作品『こねこのらくがき』

モノクロ短編、ほとんどサイレントなのに圧倒されるいきいきとしたその動き。これか!

復刊された叶精二『日本のアニメーションを築いた人々』は、『作画汗まみれ』に続く宝物になった。この数週間は、この本をめくっていればいつでも幸せになれた。時に涙が止まらなかった。

登場する6人のアニメーターそれぞれの人生。その仕事ぶりに迫る、淡々としていながら情熱を宿した筆致。どれも印象深いが、中でも印象的だったのは森康二の章( 『なつぞら』では井浦演じる「仲さん」のモデルとされる人)。最初から最後まで、小さな子ども達を楽しませることに徹し暴力や派手な感情表現を嫌った森氏の生涯。家では人の批判どころか仕事の話も一切せずロマンチストで寂しがり屋、「ぼくにはどぎつい仕事はできない」が口癖だったそう。「絵柄と志向から生き方まで終始一貫『不変の人』だった(同書)」。

これを読むと仲さんはモデルどころか一部モチーフ、ということが分かるが(他の人も同様だけど)、でも井浦の台詞やしぐさの節々で森氏の面影が垣間見える(制作サイドのリスペクトが見える)瞬間も、それは嬉しいものです。『日本のアニメーションを築いた人々』には同じくモチーフとされる奥山玲子、大塚康生、大工原章、そしてアニメ時代考証で #アトロク 出演でもお馴染み小田部洋一氏、新潟出身の近藤喜文らが章を割かれ、その生涯の仕事ぶりが分かるようになっている。

今となってはあたることも難しい各種の資料から引かれた貴重な言葉、叶氏の素晴らしい構成と文章でどんどん読ませます。当時入手していなかったのは残念だけど、こうやって『なつぞら』と一緒に読めるのも今ならでは。買えて良かった。

あと、巻末で安藤雅司さんが近藤喜文展で同氏を語っている内容がめちゃ胸アツ。『赤毛のアン』をどうしても観たくなる!

https://www.amazon.co.jp/dp/4835456858/

久しぶりのオフ呑み

仕事の出張のついでに、以前パームナイトを一緒に主催したお二人と東京駅近くのクラフトビールバーで呑んだ。3時間ほどがあっという間。最初は主に『なつぞら』の話。後半はNさんの昔の就職の話や他のドラマやオタ終活や漫画やいろいろ、昔話も笑える夢の話もあちこちで、尽きることがありません。幸せとしか形容できない時間です。こういう時間を繋いで生きていきたいね。忘れないように投稿しておきます。

二階建てMAXときはもうなくなるそうだ。乗るのはこれで最後かも知れない。色々思い出あるなぁ…。
(ああ社内の写真撮っておけば良かった!)

 

 

マウスに「すべてのウィンドウ」を割り当てる方法

【目的】
マウスのスクロールボタンクリック「すべてのウィンドウ」をに割り当てたい

【環境】
MacOS10.11.6(+iMac Retina4K Late2015)
エレコムマウスM-XGL10DB
エレコムマウスアシスタントVer.5.1.11.001
(このドライバが当てはまる全てのマウスに摘要できるのでは)

【トラブルの原因】
以前の「expose」と
11以降の「mission control」の仕様が違っていて、うまく割り当てが動作しないのでは?
「expose」には「すべてのウィンドウ」という項目がある<エレコムマウスが対応している
「mission control」には「すべてのウィンドウ」という項目が無い。<「Mission Control」という項目がそれに近い

【解決した方法】
システム環境設定>Mission Controlで以下のように設定する

次にエレコムマウスアシスタントで以下のように設定する

※「中ボタン」で「任意キー」をクリックするとキー指定ができる

【感想】
昔から、アプリケーションの行き来は「すべてのウィンドウ」を介して行っていた(つまりすごくしょっちゅう使う)ので、これがホイールクリックに割り当てられるとすごくありがたい!

2019夏参院選の記録に

自分の周りでは投票率100%かと思う位盛り上がった参院選だったけど、全体としては50%を下回る投票率。
政治に対してすべてを諦めて、そもそも投票の力をまったく信じていない人達が一定層いるんだろうね。それも仕方ないかなとは思うが。

記念にこれ貼っておきます。次回れいわ新選組の選択が楽しみ。

この演説はすごかった。

2019年春の花粉症メモ

4月末のGW前からはじまった。過去の記録を見ても、およそGWと一緒に始まると見て間違いない。

【近年の記録】

2018年初夏の花粉症メモ

2017年初夏の花粉症メモ

5月1〜6のGW中、特に家の中での様子が酷かった。夜は鼻づまりで起きる位。タリオンは既にジェネリック?で別の薬になっているが、あまり効いているという実感はない。
不思議とキャンプ場に居る間は平気だった。そう言えばあのあたりにはカモガヤを見かけない。スギに比べイネ科の花粉は数百メートルしか飛ばないそうだ。

鼻の穴にワセリンを塗るという話題の「鼻バリア」も試しているが、決定打という感じではない。少しは効いているようだけど。(そもそも絶好調時にはずっと鼻をかんでいるのでほぼ関係ない)

●5/10〜15くらいに、何故かまったくアレルギーの起こらない期間が数日あった。意味不明。カモガヤはガンガンに生えていたが…
●5/22〜絶好調。毎日2回の薬(「ベポタスチン」=タリオンのジェネリック)は必須
●ほぼ毎日、最低1回は夜中に鼻づまりで起きてしまう
●5/29 快晴だが明らかに症状は弱まってきた。

新元号発表(2019.4.1)

今日、1ヶ月後からはじまる新元号が発表されました。
天皇崩御前の新元号発表ということで昭和64年とは違いおめでたムード。発表の直後もおおよそ好意的な印象がTLを埋めていました。かくゆう自分もファーストインプレッションは「うん、いいじゃん。」。

発表前までは「タノムから元号とかやめてくれ。面倒臭いだけ。誰も得しない。」としか思っていなかったのに、いざ発表されるとこの「リセット感」なかなかイイじゃない、とまで思ってしまう。「新年」や「新年度」やとにかくリセットが好きな我々に向いているっちうことだね、元号。

あとは期待に反して脚本や劇伴のイマイチさが目立った『まんぷく』が先月終わり、今日からは東映動画時代の女性アニメーター(大塚康生さんや宮崎駿さんと同期)を主人公にした広瀬すず主演の『なつぞら』が開始。朝ドラ100本目だそう。いかにもなベタベタ朝ドラっぽい演出と演技がちょっと心配だけど、1話目から期待させる出来です。OPがアニメ!

急な頭痛と飲酒の関係

日曜日のお昼、子供会・六送一迎会の打ち上げで、お店で相当量の食べ物と、生ビールをジョッキ3〜4杯ほど吞む。

次女と自転車でお店に行った際に軽装過ぎて、帰り道がとんでもなく寒い。もうこれだけで病気になるだろうって位、寒い。

帰宅後は次女の補助輪無し自転車練習に付き合って、相当走る。その後疲れて少しだけ昼寝。

家の中にいても、夕方から少し寒気がする。寒気と寒いのどっちか分からない。

19:30、少しの頭痛が急激に痛みを増す。あまりにも痛くて吐き気を伴う。全身悪寒。ついに吐く。夕飯は殆ど食べられなかった。熱は無い。

21:00、『いだてん』も殆ど頭に入らなかった。どんどん増す頭痛と吐き気。妻に救急病院に連れていってもらう。

診断。
お酒を吞んで拡張した血管が寒さできゅーーと収縮し血が止まっちゃっていて、
それが家で急に開放されて、血が頭に押し寄せたことによる頭痛だと説明される。
あとお酒吞んでいると脱水症状になりがちだということで、吐いたこともあり点滴を受ける。

点滴後は頭痛も吐き気も悪寒も収まり、翌日も問題なく出勤できた。
飲酒の後の温度変化には要注意、ということだろうか。

先生の最後の一言
「病名は『急性アルコール中毒』ですね(笑)」
だそうです。

『フロリダ・プロジェクト』感想


『フロリダ・プロジェクト』をAmazonレンタルで。

フロリダ・ディズニーワールドの隣の安モーテルで暮らす若いシングルマザー・ヘイリーと5歳の娘ムーニー。毎月の家賃も払えず、母親はディズニーに来た観光客相手にパチモンの化粧品を売ったり体を売ったりして暮らしている。厳しく抜け出せない貧困層のリアル。

主人公母子も、周りの住民達の暮らしぶりも、子供やママ友とのやりとりりも、客観的に観たら相当なろくでなし。モラル的にアウト!なこと連発。悲惨に描こうと思えばいくらでもできるシチュエーション。

そんな底辺の暮らしを、この映画は子供の目線からユートピアのように描く。子供の目から見た、カラフルでワクワクに満ちた世界。遊びの基地となる何棟ものモーテルや廃屋、パンケーキの貰えるダイナー、観光客を騙して小銭を稼ぎ、仲間と舐め合うソフトクリーム、雨の後の虹、向こうの世界で上がっている美しい花火。

母ヘイリーはロクデナシだけど、娘を間違いなく愛していて、常に優しく、子供の目線で一緒になって遊ぶ。こちらからの「カワイソウ」なんて目線はどこ吹く風、常に笑顔の絶えない、本当に愛おしい日々。

だけどそんな生活はいつまでも続かず、終焉が刻々と近づいていく。

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●ムーニーを演じる子役がとんでもなく素晴らしい。町山智浩さんが『ギフテッド』の主役の子と並べていたけど納得。きっとこれからどんどん有名になるだろう。吐く言葉はろくでもないけど、あまりのキュートさと愛くるしさ、だからこその最後のある瞬間の表情に、胸を裂かれた。

●美人の母親ヘイリーを演じたブリア・ヴィネイトはきっと名のある女優なんだろうと思っていたけど、監督がインスタで発掘したデザイナーだそう。この映画の演技が認められて、次々と大作出演が決まっているようだ。

●この母子2人のシーンはどれもすごく幸せで、やってることは褒められたもんじゃないのに、できればこのまま続いて欲しいのになぁと自然と願っている自分に気付く。苦しく抜け出せない貧困暮らしで、周りからみたら相当に大変な状況だとしても、徹底的に「ジャッジしない目線((C)宇多丸)」で描くというこのやり方自体が、この映画の最大のメッセージだと思う。

●描かれているものと、描かれていない(ように見える)もの、その構造が巧み。最初観た時は普通の1シーンが、あとで考えると、胸が苦しくなるような破滅の予兆だったり。

●母子を見つめる、ウィリアム・デフォー演じるモーテル管理人の渋い演技もいい。一見何でもない場面に見えるけど、彼の動きを通じて、実はいつも危険と隣り合わせだということを思い出させたり。ここの演出すごい。

●射貫かれるような一瞬の「目」の演技が何回かあって、強烈に印象に残った。

●最初観た時には呆然となったラストシーン。でも観終わった直後に思い出しただけで打ち震える。これは歴代ベスト5くらいに入りそうなラスト。それまでまったく見えなかったアレが、最後の最後で初めて急に姿を見せる。まわりに居る観光客達が、主人公2人に比べなんと空虚に見えることか。

●全編通して圧倒的なビジュアルセンス!

まだ書きたいことはあるけど、とても自分の語彙では表現できない。あちこち見事!な一作だった。また見直したいな。『ギフテッド』とこの2本、最強・天才・カワイイ子役映画。

『ビフォア・サンセット』感想

『ビフォア・サンセット』はビフォアシリーズ3部作の2作目。少し前に書いた「2作目より3作目を先に観てしまった」アレです。Amazonプライム。

1作目『ビフォア・サンライズ』から9年後。パリの書店で再会した2人が、その2時間後くらいに再び別れるまでの物語。なのでほぼリアルタイム進行。延々と街を歩きながら2人で話し続けるだけの映画。すごいよ。これがずっと面白いんだもの。主役2人も一緒になって考えた、練りに練られた脚本らしい。たびたび出てくるウンチク話がイチイチ面白くて、聴き入ってしまう。

前回の感想では倦怠期夫婦モノみたいな印象を書いたけど、それはあくまで3作目の後半だけ。3部作のほとんどは、誰もがラブラブ恋気分を味わえる筈。センスが良くウィットに富み「へー!」なウンチク連発、時にすごく考えさせられるこの会話の妙!パリの町並みも楽しめる。気持ち良かった。

マンガの新規開拓

「マンガとうまく付き合えなくなって」と、
『フリースタイル』誌に宇田智子さんが書いてた。「このマンガを読め!2019」特集号。
掲載されている皆さんが、どうやって毎年、新しく面白いマンガと出会っているのか、分からないと。

そう、おれもここ数年は、続刊やよほど好きな作家の新作しか買っていない。付き合い方が分からないというより、もう少しなんとかしたい。昔はこんなじゃなかったのに。

今は書店でちら見ができないのが決定的に駄目だ。シュリンクは論外だが(これも外すのが本当にイヤ)、シュリンク無しの本でも「立ち読み防止」ビニール紐のせいで、自分好みの作品を開拓することが不可能になった。

ごくごく限られた激推し作品だけは抜き刷りを置いているけど、話にもならない数だ。書店は良い作品をお客様に紹介することを諦めているのか。ネットで評判を調べてから、買うのはAmazonじゃなくお店に来てくれとでも?

(近くの大規模書店(某パチ資本)のレジでは、立ち読み防止の黄色いビニール紐を「外しても良いですか?」と聞いてくる。そのたびに
「な・ん・で・お・た・く・の・ゴ・ミ・を・わたくしが引き取るかどうか、お聞きになるのですか?」
と思いながら、ぶち切れそうなのを抑えて「はい」と答えるのだ。
(最初のうちは少しでも改善してもらいたくて店員に伝えていたけど。もう何も変わらないのでやめました。)

店頭の新規開拓ができない、そんなこんなの状況を打破するために『フリースタイル』なんかのマンガ特集を買って、そこから試しに買ってみたりしている。あとはやっぱSNS情報が一番多いかも。

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写真はそんなやって買った新規開拓に加え、好きな作家の新作旧作。

フリースタイルで推されていたマンガ3冊、確かにみんな面白い!
面白いんだけど…多分ほとんどのマンガ好きに「面白い」と言ってもらえるような作品なんだろうけど、自分的に「これは一生つきあっていきたい!」までではなかった(上から3冊)。

●泰三子『ハコヅメ』:交番勤務女子の業界・人情もの。続刊はもっと盛り上がるのかも知れないけど、買うほどでない…かな。

●吉本浩二『ルーザーズ』:漫画アクション誌を創刊した編集者たちのノンフィクション。漫画的表現スキルがあまりに稚拙だけど題材が面白すぎるので、これはきっと続きを買う。モンキー・パンチの若き時代とか出てきます。自信もなく絶望寸前の若き彼。

●森田るい『我らコンタクティ』:こっそりロケットを作る内気青年とそれに絡む世間ズレした女子。1巻完結。これは面白かった!

●清原なつの『じゃあまたね』:高校大学とずっと大好きだった作家さん。その少女期を描く自伝。ドラマ仕立てではなく当時の流行ややっていたことを淡々と日記風に描いてる。う〜ん、なつのさんはやっぱり昔のSFやファンタジーが好きです。

●瀬野反人『ヘテロゲニア リンギディスコ』:「魔界」に入り魔物たちの言葉を解析しようとする言語学者の弟子の話。表紙から何から『ダンジョン飯』の二番煎じっぽくて、荻上チキさんが激推ししていなければまず買わなかったと思う。内容は…確かにオリジナリティはあれど、主人公のルックスから性格から『ダンジョン飯』の主人公と似ていて、もうスピンオフみたいな気分で読んでしまってた。続刊は…買う…かな

●九井諒子『竜の学校は山の上』:作者初めての作品集らしい。ダンジョン飯以前の中短編はそこそこ読んでるけど、自分の中ではそこまでの位置になかった。この短編集はそれらより一段上だった。忘れられない魅力がある。

まだまだ積ん読あるのでここらへんで。

#readinglist_dsm

NHK『いだてん』感想

『いだてん』最高!
毎回何も考えず45分間、家族で満喫しています。楽しい!楽しい!夢を見ているのかと思う位、期待に溢れる今年No.1ドラマ(予想)。 クドカン、大友良英、井上ディレクターの『あまちゃん』ドリームチーム!あまちゃんのキャスト、大好きな俳優達がたくさん。脇役がいない。皆が活き活きしてる。

特に好きなのは中村獅童演ずる四三の兄。他にもミシマ家のシマ、森山未來演ずる(大好きだった澪つくし料理帖を思い出す…)若き志ん生、峯田、キョンキョン、活躍は未だないけど神木君、いつもは嫌いなビートたけしでさえ、1人のおっさん芸人として面白いよ…!山本美月ちゃんまで!

オープニングは横尾忠則に山口晃(そう、うちの子供達はみずつち企画で山口先生に直接教えていただいたことがある)。そして大友さんのまた大傑作のOP曲!早くサントラが欲しい。
あと我が家ではいつも誰かが「逢〜いたかば〜ってん逢われ〜んた〜い♪」を謳っている。

おちゃらけているようで、全てのセリフに説得力がある。今のこの時期にオリンピックドラマをやることの稔侍をしっかりと抱き、2020をただ礼賛するなんてことがある筈もなく、当時のオリンピックと国内事情を(ギャグの皮を被せて)丁寧に描写することで、表向きバンザーイ!裏では2020周辺の今のモロモロへの皮肉になっているこの構図。クドカン先生、ほんと見事っす。す・べ・てが気持ちいい。

主人公の四三が毎回毎回チャーミング過ぎる。何なのこのベストキャスティング。
綾瀬はるかに「良かったね」と声をかけてあげたい気分。
今いちばん楽しみなTVドラマです。

『ONCE ダブリンの街角で』感想

『ONCE ダブリンの街角で』をAmazonプライムで。2007年公開映画。

「アイルランド・ダブリンを舞台に、ストリートで出会った地元の男とチェコ系移民の女が音楽を通して心を通わせていくラブストーリーで、自然主義俳優およびミュージシャンのグレン・ハンサードとマルケタ・イルグロヴァが主演している。映画撮影以前より2人は「ザ・スウェル・シーズン」の名で音楽活動をしており、映画のオリジナル曲全ての作曲および演奏を行った。」(Wiki)

「ある日、ダブリンの街角で、男と女が出会う。男は、穴の空いたギターを抱えたストリートミュージシャン。女は、楽器店でピアノを弾くのを楽しみにしているチェコからの移民。そんな2人を音楽が結びつけた。彼が書いた曲で初めてのセッションに臨み、意気投合する2人。次第に惹かれあうものの、彼らは互いに断ち切れぬ過去のしがらみを抱えていた。もどかしさを胸に秘めたまま、2人の気持ちが揺れ動いていく…。」(Amazon)

このあらすじそのままってくらいシンプルな話。主人公二人は「名もなきふたり」。劇中で名前は出てこなくて、エンドクレジットではただ「GUY」「 GIRL」とのみ紹介される。ただ音楽が生まれる時、寄り添うときの気持ちよさが、全編を通して伝わってくる。

『シング・ストリート』のジョン・カーニー監督の手によるアイルランド舞台の音楽モノ。外れる訳ない!と思って観たらその通りで、すごく好きだ。2人の微妙な関係が最後どうなっていくのか。それを見守る目線が優しくてもう……この辺は『ビフォア・ミッドナイト』にも通じるところがある。二人のやっている音楽はそんなに好みじゃないけど、問題ではなかった。

『ザ・コミットメンツ』『シング・ストリート』『ONCE』…どれも大好きなアイルランド音楽映画たち。次はカーニー監督の『はじまりのうた』(菊地成孔先生激推し)を観なくては。舞台はNYに移るらしいけど。楽しみ。

※今検索して初めて知った事実。この主役男性は『ザ・コミットメンツ』のギターの人だったらしい…。全然気付かなかったよ。

『ビフォア・サンライズ』『ビフォア・ミッドナイト』感想

『ビフォア・サンライズ(1995)』『ビフォア・ミッドナイト(2013)』をAmazonプライムで。

パリへ向かう長距離列車の中で意気投合した20代の男女が、ウィーンの街中を歩きながら一夜を過ごす。その様子だけを淡々と描いた『ビフォア・サンライズ』が一作目で、1995年公開。

その後、主役のアメリカ人男性役イーサン・ホークとフランス人女性役ジュリー・デルピーのキャストをそのままに、9年後に2作目、さらに9年後に3作目と、劇中の時間そのままに歳を取った二人の関係を描いた連作になっているのが、この「ビフォア…」シリーズ。監督はリチャード・リンクレイター。3作通じての特徴は、その殆どすべてが会話劇だけで進むこと(らしい)。 はいはいはい、皆さんご注意です。
私は2作目だと思い込んで、間違って3作目を先に観てしまったよ。しかも終わってから気付くという、体たらく。順番は
1『ビフォア・サンライズ』
2『ビフォア・サンセット』
3『ビフォア・ミッドナイト』
です。ややこしいですけど間違わずに。

男女2人の恋愛もので、しかも会話劇オンリーって、普段自分からは絶対に観ないようなジャンル。宇多丸さんのラジオで紹介されていなければ、まず観ることはなかった。

さてその「会話劇」なんだけど、これが見事に飽きさせず最後まで観てしまった。喋っている内容は、男女のこと、仕事のこと、生き甲斐のこと、家族のこと。等など。これらの会話が映画の殆どを占める。それで飽きさせない。何故だろう。

思うに、
1)話している内容が超リアルでツボをついている。脚本は俳優2人も一緒になってディスカッションしながら決めているそう。同じ俳優で役と同じ歳を重ねてきたリアルが、そのまま反映されている。
2)少し突拍子もない話でも「なるほどそうなのか?」と思わせるプレゼン力・説得力がある。
3)「普段からこれだけ2人の間で色々なことを話していたら、それはきっと楽しいかも知れない。無理だけど」という、人種違いのカルチャーギャップが楽しめる
などではないか。

特に3作目『…ミッドナイト』は40代2人の、まさに中年夫婦あるあるあるあるあるある話が満載。クライマックスの喧嘩なんてもう、劇中の2人がそのまま自分達に見えてしまう位。(セクシャルな話題はこっちは全然ないけど)

えと、結婚されてない皆さん。この『…ミッドナイト』の最後の喧嘩をぜひ見ていただきたい。これが夫婦の、いや一緒に暮らす男女のすれ違いの原点です。このやり取りにすべてが含まれていると言っていい。

さて、自分は普段ならこういう「世の中にあると分かっている避けられないイヤな話を、敢えて映画やドラマの中で観たくない」性分なのに、何故このシリーズは許せるのか。

それは、避けられない男女のイヤな話をしながらも、その中で2人が懸命になんとか生きていこうともがき、試行錯誤している、その試行錯誤のスキルが観ている自分達よりも時には少し上手で、結果、わずかでも希望が見えるからなんです。絶望だけで終わらない。

併せて2人の会話の背景に見える欧州の町並みがとても美しく、一緒に観光旅行しているかのような気分を味わえるのもいい。聖地巡りをする人も多いんだろうな。

オススメです。果たして2作目を観るのかどうかは、分からない。

『グリンチ』感想

町内会のイベントで『グリンチ』を観ました。イオンシネマで吹替。

冒頭10分くらいで紹介される、映画の舞台「フー村」の描写が、もう夢のように素晴らしくて、全編通してこの村のあれやこれやを見ているだけでもオッケー!と思っちゃう位でした。フー村の近く、崖の洞窟にあるグリンチの住処も別の意味ですんごく素敵。

原作は未読だけど、とにかく美術と映像(ウォークスルーというかフライングスルーというか、村中を駆け巡る視点)が最高。ヒックとドラゴンみたい。つまり映画館で観るのがオススメ。テンポも良い。この世界にずっといたくなる。最後はちょっというか随分納得いかないけど、全体のイキオイで持って行かれてしまう。

この「フー村」とグリンチの住処を再現したテーマパークがあったら最高だと思う。夢のような場所。

さて大のイルミネーションファンのくせにここまで観ていなかったのは、主人公グリンチのぼやきキャラだけが予告編で強調され、いつもの良さが伝わってこなかったから。ピクサーディズニーのような「でき過ぎる子」でもなく、説教臭もなく、最高の音楽と映像・ギャグで語られるひたすら楽しいあのイルミネーション作品の良さが、どうしてもグリンチの予告編からは想像できなかった。

ファンでさえこれだから、興業は大丈夫かしらと不安になる。 (初期のイルミネーション作でグリンチと同じ原作者の『ロラックスおじさんの秘密の種』、これ自分的には結構な駄作で(子供は喜んでたけど)、この作品にも同じようなぼやきキャラが出てくるんだよね。その影響も強かった。『ロラックス…』はもう途中で観るのやめたくなった位だ)

いろいろ観る前に懸念のあった『グリンチ』だけど、実際は想像と違っていて、まずグリンチと対極にある、フー村の住人たちの描写のボリュームが同じ位あって、ダブル主役みたいなかんじ。

で、グリンチには愛犬マックスやトナカイのフレッドという愛するしかないカワイイキャラがいつも一緒だから、そのやり取りだけでずっと笑わせられたりきゅーんとしたり。この巧さは『ロラックスおじさん…』とはずいぶん違う印象。

全体としてイルミネーションに期待する「音楽」「映像」「ギャグ」「バカバカしさ」はちゃんと楽しめると思う。だけどちょっと最後が説教臭く…。 オリジナルのキャストはグリンチがカンバーバッチ(彼の声キャストは傑作揃い)だし、ナレーションがファレル・ウィリアムスなんだよね(今作ではたまに入る長めのナレーションも印象的だった)。字幕版をどこかで観たいけど劇場では無理なんだろうなぁ。こういう子供向けは吹替ばっかりで…。今回も音楽最高だったのでファレルかと思ったけど、音楽はやってません。

そしてイルミネーションとピクサーディズニーで相当な差が出ていると思うのは、日本語ローカライズのクオリティ。劇中で出てくる看板やちらしのデザイン(フォントなど)が、グリンチもグルーもちゃんとしていて違和感がない。

大好きな『シュガー・ラッシュ1』はもうそこだけwordで打ったみたいで、酷かったもんなぁ。2はちゃんとしているのかしら。 (ローカライズと言えば『SING』の吹替の、原語版を上回るかというクオリティ!そこまでもってきた日本語版スタッフとイルミネーションスタジオのやり取りの話には心から感服しました。)

前座の短編ミニオンの吹替キャストクレジットでまた笑っちゃう。山ちゃんサイコー!(イルミネーションの前座短編はピクサーみたいなクオリティを期待しちゃ駄目よん)あとNetflixでオレンジ・イズ・ザ…知ってる人はタイトル観ただけで(笑)

グリンチ、ぜひクリスマス前に観るのがお薦め!

Thunderbird60(mac)のアカウント情報が保存されない→「アクセス権のリセット」で解決

iMacを3世代くらい新しいマシンに買い換えて同じEl Capitanで環境移行したのだけど、もうすべてがトラブル続き。

それとは別にThunderbirdのトラブルもあって。これはバージョンアップが関係しているのだろうか。
1)モーレツに遅い。
2)popstate.datフォルダが延々と増え続ける……色々と調べて対策したけど解決できず。
3)ライブラリのプロファイルフォルダを見ていると、Thunderbird起動直後から「prefs-00.jp」というファイルが1秒に2個くらいずつ増えていき、あっという間に9999個作ったところで止まる。……色々と調べて対策したけど解決できず。

結局Mail.appに変えることにして、過去メールはインポートできないからその都度Thunderbirdを見るという作業にしている。ところが

4)アカウント情報が、一度Thunderbirdを終了すると元に戻っている。「新着メッセージがないか起動時に確認する」をオフにしても、アプリ立ち上げ時にオンに戻るので、Mail.Appで受けたいメールをThunderbirdが受けてしまう。

という症状が起きてにっちもさっちもいかなくなった。「OnyX」のようなユーティリティを使ってアクセス権の修復をしても、他色んなことをしても直らなかったのが、この方法で直りました!

ホームフォルダの中のアイテムのアクセス権を変更した後で起きる問題を解決する

これまでは個別のフォルダ毎にアクセス権を修復してきたのですが、そのずっと上位、ホームフォルダ丸ごとのアクセス権を「リセット」することで、以上のもろもろを解決できたという訳です。

とは言えiMacの不具合は依然そのまま。クリーンインストールの準備の段階で挫折しそうです。はぁ…

雪の降らない冬(2018-2019)

1月21日現在まで、ほぼ積雪はない。スタッドレスタイヤがちゃんと雪を踏みしめたのは1〜2回か?
除雪はまったくしていないし、スコップも持ったことがない。
晴れの日も多い。今日も晴れだ。
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1/22夜に初めてはげしく降ったけど、結局積もらず半日でなくなった。
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1/31夜。これは積もる雪だ!と思ったが、21時には降り止んで、翌朝はこんなかんじ。未だ雪除けは無し。
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2/15 2月前半で3回ほど積雪があったが、いずれも10cm未満。1〜2日で消えるレベル。
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2/23〜25 昼は10何度にもなって、車の中は暑い位。本当にこのまま、新潟の冬が終わってしまうのだろうか。

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