『ばけばけ』第4週金曜日

『ばけばけ』10/24金曜日

初回から魅せに魅せられてきた第4週の金曜日。

もうこのね、後ろ姿。
揺れる肩。
気付いて見つめるボケの国宝…

からの、トキの長い長いFIX。一人台詞。
どんな厳しい時にも、みんなで笑って楽しくやってきた松野家の、あの3人のことをちゃんと知ってるから。

信じられないほど優しい銀二郎のことが大好きだから。一緒にいたいから。

こっちもトキと同じことを思ってる。

4週の間、何度も
彼女の顔だけ・セリフ無しの名シーンが繰り出されてきたけど、今日は真骨頂だった。

回想シーンを入れないという、視聴者を信じる姿勢も最高。

ここからラストまで嗚咽しっぱなし。泣き笑い。
高石あかりを今作で起用してくれて、そして素晴らしいドラマを作ってくれて、ありがとうございます。製作陣の皆さま。

鈴木るみこ『フランスの椅子』

鈴木るみこ『フランスの椅子』(四月と十月文庫)読了。

盟友である牧野伊三夫氏が本書を完成させるまでの気持ちを、あとがき「るみちゃんへ」に綴っている。
筆者の訃報は本当にショックだった。

『クウネル』が大好きだった。他の大勢の人と同じく「自分のための雑誌が出た」と思った。そのうち「鈴木るみこ」さんの書く記事が特に好きだということに気付いた。

本書を読んで自分の『クウネル』棚を見返した人は多いだろうと思う。自分もそうだ。「anan増刷」の0号から1冊も欠かさず家にある。

この0号の最初の特集は「ロンドン郊外・オルニー村のパンケーキの日」という鈴木さんの署名記事で、読み返すとまさにこういう雑誌を出しますよ、という宣言のような記事になっていた。そう、この感じ。まだまだ雑誌隆盛の時代とは言え、ブランドもファッションも物欲も知識マウントとも無縁なこんな記事、こんなに気持ちいい記事は未体験だった。夢中になった。

「あの」名作記事たちを書いた方が、普段どのようなことを考え、大切にし、生きていったのか、本書の端々から感じられる。「編集者・筆者」ではない、鈴木るみこさんを初めて知ったように思う。

最後を知っているから、だから読み終わるのが悲しくて、しばらく置いたままだったが、読後感も素晴らしい。彼女の文章のファンとして、心から御礼を言いたいです。
ありがとうございました。

アトロク『NHKドキュメント72時間』特集


予告から楽しみにしていて…やっぱりの神回でした。
まず、制作者が決めている3つのルールというのがあって、これが初めて知る内容で、なるほど〜ってなった。

取り上げられる回はほとんど観ていて、分かる〜!それ〜!の連発だったし、観ていない回がめちゃくちゃ気になる。

●埼玉の盆栽の町の回(バレリーナの暗殺者の町って話に爆笑)
●小石川の植物園の回

この2つはすぐに観たい。

↑これはBRUTUS「NHKのつくりかた」号に2P掲載されていた、とある回の取材ドキュメント再掲。ドキュメントのドキュメント。スタッフの葛藤も語られていてファンは必読です。

今度自分の『72時間』ベストを選ぼう!と思った。72時間トーク会もやりたいなぁ…

※Podcastはあと2回分あって放課後Podcastも必聴

DIY 「あとでやる」 は、やらない。

2週間ほど前、内野にOPENする「こんこん堂」さんのDIYに少し参加したのだが、15年ぶりくらいの漆喰塗り、自分のあまりの下手さに閉口した。いや、当時だって上手かった訳ではなく、リビングの一番目立つところは友人のカメラマン(彼が一番器用で美しくツルピカに塗っていた)にお願いしていた位だ。

(自分は細かいことは苦手だけど、力仕事はおよそ得意なので、そうゆう手伝いあったら呼んでください)

DIYの後、この天井を見て思いだした。天井の漆喰塗りはマジで大変。そもそも初めての体験で、持ち上げた漆喰の半分は自分の顔に落ちてきたんじゃないかと思う位、下手くそ&地獄の現場だった。これは人には頼めないな、と誓ったことまで覚えている。これからやる人、ちゃんとやり方調べてからの方がいいですよ。調べるかフツー。

まぁでも、どんなにアレでも、いつかは終わる。終わらせなければいけないから。

万が一終わってなくてもしょうがない。うちの土間の壁は漆喰が足りなくなって「後で塗る」にしちゃって。もう20年近くそのままだ。なんかもうこれはこれで…となってしまう。いかん。

「あとでやる」
は、やらない。

これをDIYの鉄則と思った方がいいと思う。

特に俺みたいな面倒くさがりの人(そんなにDIYが好きじゃない人)、計画の立てられない人、資金の足りない人、貯金のできない人!

上間陽子『海をあげる』

上間陽子『海をあげる』(筑摩書房)読了。

読むのが怖くて、買ってから1年近くも積んであった本作を読む気になったのは、岸政彦さんの彼女へのインタビューと、映画『遠いところ』と、同映画を取り上げていた『沖映社』と、読了していて推してくれた @yu_ko_watanabe さんのおかげです。読めてよかった。本当に大切な一冊になりました。

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