NHK『だから私は推しました』最終回再見

NHKドラマ『だから私は推しました』特選落ちする前に最終回を再見。また号泣。この回で初登場する曲のMV(YouTube)がファンサービス満載のこれまでのダイジェストみたいになってて、ここでも涙を搾り取られる。

今年ベスト級のドラマでした。世に出してくれて本当にありがと〜!

あと1〜2週間したら全部特選に入る筈なので、1ヶ月千円弱のNHKオンデマンド「特選」を契約すれば、千円で、全話どこでも観れますよ(あ、1話108円だから全8話だけでも)。オススメ。

ぶっちぎりのワースト映画『台風家族』

『台風家族』をシネコンで。

すごい!ここ数年で観た中でぶっちぎりのワースト1。褒めるところが見つからない!いや俳優を責める筋合いはない。新井浩文案件です。リアリティもセンスもない台詞廻しとベタベタの演出、突っ込み所しかない設定・ストーリー。劇伴もひどい。

カルト映画として楽しめるかと言えばそこまで突き抜けたものもなく、密室劇として楽しめるのかな?と期待するも後半無意味に外に出て終了。笑わせようとしているポイントはすべて空回り、ぐっとこさせる筈のポイントは全部どっちらけ。すべての展開に脳内突っ込みを入れていたけど最後はもう疲れて半笑い薄目状態。

尾野真千子がクズ旦那草彅の良いところを挙げ連ね笑いながら「超好き!」ってあのカットは、本当にホラー映画だった。彼女の言っていることに説得力が一つもないから、どういう意味で言っているのかも分からず、ここは笑うところ?後で誰かがひっくり返すの?最低でも娘はぶち切れるもんだと思っていたのに。そのままですよ。この意味の分からない気味の悪い台詞が、そのまま!そのまま!

演者は皆すごく上手なのに、絶妙にセンス悪い台詞廻しですべて台無し。可哀想過ぎる。その中では残念ながら草彅君の演技力は何ランクも下、な上に少しも愛着を感じるポイントが無いクソ役な設定のせいで、最初から最後まで只の(愛せない)バカ。これはもう、脚本家が徹底的に悪い。

一度台風の時に家族で行った、というだけの理由で台風の中同じキャンプ場に出発。何でこのバカ(草彅)に皆付き合うのか見ていて一つも分からない。キャンプ場に着いた瞬間に、7年前だかの2人の白骨がそのまま綺麗に川の中に残っていて、見つけた瞬間にそれが綺麗に繋がったまま流れ始めて、それを車で追って、海に入った後も見届けて(どうやって見てるんだ。神か)、何故か全員砂浜に。
まぁ最初から突っ込み所しかないんだけど。もう正気では見ていられない。

海に皆が入るラストでうわー!きたー!最後でカメラ目線!うわーきたー!フィニッシュまで文句なしの駄目映画でした。こういう経験したければ、是非今映画館へ。週末には舞台挨拶もあり!(これ観た後に監督と役者と対面って…ある意味すごい体験だ)

NHK『なつぞら』天陽くん逝く

天陽くん…(ノД`)・゜・。
ちょっとしか出ていなかったけど、天陽くんと奥さん・靖枝の関係、そしてなつの描かれ方がすごく良かった。奥さんとの最後、今まで全然出てこなかった人なのにあの説得力は、2人の演技と演出(監督)の技量の賜物だよな〜。
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なつー夕見子ー雪次郎といい、なつー天陽ー靖枝といい、こういう気持ち良い関係性ってそうそう見れるもんじゃない。意地悪や悪意を描かないことが時にバッシングの対象にもなっているみたいだけど、それ抜きで説得力を出す方がどんなに難しいことか。ああしかし天陽くん。君のことが大好きだった。役者としても今後が楽しみだよ!

森康二『こねこのらくがき』と『日本のアニメーションを築いた人々』

森康二氏が絵コンテ・原画チーフを手掛けた「東映動画」初作品『こねこのらくがき』

モノクロ短編、ほとんどサイレントなのに圧倒されるいきいきとしたその動き。これか!

復刊された叶精二『日本のアニメーションを築いた人々』は、『作画汗まみれ』に続く宝物になった。この数週間は、この本をめくっていればいつでも幸せになれた。時に涙が止まらなかった。

登場する6人のアニメーターそれぞれの人生。その仕事ぶりに迫る、淡々としていながら情熱を宿した筆致。どれも印象深いが、中でも印象的だったのは森康二の章( 『なつぞら』では井浦演じる「仲さん」のモデルとされる人)。最初から最後まで、小さな子ども達を楽しませることに徹し暴力や派手な感情表現を嫌った森氏の生涯。家では人の批判どころか仕事の話も一切せずロマンチストで寂しがり屋、「ぼくにはどぎつい仕事はできない」が口癖だったそう。「絵柄と志向から生き方まで終始一貫『不変の人』だった(同書)」。

これを読むと仲さんはモデルどころか一部モチーフ、ということが分かるが(他の人も同様だけど)、でも井浦の台詞やしぐさの節々で森氏の面影が垣間見える(制作サイドのリスペクトが見える)瞬間も、それは嬉しいものです。『日本のアニメーションを築いた人々』には同じくモチーフとされる奥山玲子、大塚康生、大工原章、そしてアニメ時代考証で #アトロク 出演でもお馴染み小田部洋一氏、新潟出身の近藤喜文らが章を割かれ、その生涯の仕事ぶりが分かるようになっている。

今となってはあたることも難しい各種の資料から引かれた貴重な言葉、叶氏の素晴らしい構成と文章でどんどん読ませます。当時入手していなかったのは残念だけど、こうやって『なつぞら』と一緒に読めるのも今ならでは。買えて良かった。

あと、巻末で安藤雅司さんが近藤喜文展で同氏を語っている内容がめちゃ胸アツ。『赤毛のアン』をどうしても観たくなる!

https://www.amazon.co.jp/dp/4835456858/

久しぶりのオフ呑み

仕事の出張のついでに、以前パームナイトを一緒に主催したお二人と東京駅近くのクラフトビールバーで呑んだ。3時間ほどがあっという間。最初は主に『なつぞら』の話。後半はNさんの昔の就職の話や他のドラマやオタ終活や漫画やいろいろ、昔話も笑える夢の話もあちこちで、尽きることがありません。幸せとしか形容できない時間です。こういう時間を繋いで生きていきたいね。忘れないように投稿しておきます。

二階建てMAXときはもうなくなるそうだ。乗るのはこれで最後かも知れない。色々思い出あるなぁ…。
(ああ社内の写真撮っておけば良かった!)

 

 

映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』感想

『トールキン』と迷って『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』をユナイテッド・シネマで字幕鑑賞。車とファッションと音楽だけで最初からずっと多幸感に包まれる。

町山さんや宇多さんが言っているように、事前にシャロン・テート事件のこと、マンソン・ファミリーのことを復習してから行ったので、素晴らしい映画体験になった!併せてポランスキー監督のこと、『ローズマリーの赤ちゃん』の粗筋なども知っておくと良かった。というかパンフレットの町山さんの解説を事前に読むことが出来れば最高なんだけど。

特に最初の二つを知って観るのと、知らないで観るではまったく感想が違ってくる。
最後はドギマギして、観終わってしばらくしてから実感が湧いてきた。思い出しクライング。
もいっかい観に行きたい。

タランティーノ作品が個人的にめっちゃ好きな訳ではないけど、「映画体験」という意味ではやっぱりいつも素晴らしい。
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●ブラピがとにかくかっこいい。泣けるほどかっこいい。
●犬に呼びかけるあの舌鳴らし、真似しちゃうよね。

この作品はタランティーノによっての『ROMA』である、と本人がたとえている(彼が育った頃のハリウッドを描いている)。どちらも時代へのリスペクトと愛が溢れ出している。

淡々とした日常の中で「あの時代への没入感」を楽しんでいると最後に…。万人にお奨めしないけど、ある意味でROMAに並ぶ傑作だと思うので、興味ある人は映画館でやっているうちにぜひ。

NHK『だから私は推しました』5話感想

『だから私は推しました』5話。初めて観た時から「なにこれ何コレ何何、すげ〜!」状態で、それが今までずっと続いている。

今回は前半きりきりとして、中盤からとある瞬間にぽろっとなって、もう最後はぐっとぐっとなって。そしてああどこに続くのだこの物語は。まったく予想がつかない。

自分はこのドラマを観てもアイドルファン人生は歩まないけど、でもドラマを観ている間だけは、その気分を味わっている。これってとんでもなく凄いことだと思う。監修に姫乃たまが入っているので、きっと業界的にも凄くリアルなんだろうけど、それだけでも大変なことなんだろうけど、特筆すべきは人間のリアル。同じグループ内で心の衝突が起こる時、流れていく時のリアル。それを見つめる部外者のリアル。繊細な脚本を彼女達のハイレベルな演技が実現し、斬新なカメラと編集で盛り上げる。全部すごいけど、やっぱり脚本。ドラマ脚本オブザイヤーだ。

Amazonプライム『The Boys』感想

Amazonオリジナルドラマの『The Boys』シーズン1は『全裸監督』よりずっと先に観終わってた。これも素晴らしかった。

マーベルやDCを彷彿とさせる「ヒーロー」が普通に活躍している世界が舞台。だけどそのヒーロー達はマネージメント会社で市場を独占している巨大コングロマリット企業ヴォート社に属していて、裏ではアレやコレやで巨大なお金が取引される。

この世界では「ヒーロー行為」も経済活動の一部なのだ。そのヒーロー達がなんとゲス野郎ばかりときてる!こいつらに「事故」や「レイプ」で恋人や家族を奪われ、しかもその事実を隠蔽された男達が、復讐のために立ち上がる、というのが『The Boys』のストーリー。

ゲスたちが憎み合い騙し合うけったくそ悪い話ばかりで自分は苦手なんだけど、それでも最後まで一気に観ちゃったのは、最高の「人間ドラマ」だから。興味の持続でただ次にひっぱるだけの、結局何を見せたいのか分からない脚本とかでは全然なくて、ゲスはゲスなりのバックボーンがあり、皆そのことをちゃんと描いていて、「人」の魅力を感じられる。そのドラマの作りが素晴らしいからだ!

そして現実社会のありとあらゆる問題をぶっ込みぶった切るその量も、MCUの比じゃない(ドラマは観てない)。軍産複合体と軍事産業、ワインスタインで話題になったセクハラパワハラ、Metoo、キリスト原理主義、環境問題、動物保護、ハリウッドセレブ達のアレコレ…いやー脚本すごいって!

復讐する「ボーイズ」リーダーは新スタトレのマッコイ役、カール・アーバン。めちゃくちゃ渋くて大好き。

ゲス中のゲスでヒーロー集団「セブン」のリーダー、キャップとスーパーマンを足したような見た目の「ホームランダー」を演ずるのがアントニー・スター。彼のヴィランぷりこそこのドラマの要。その笑みの嫌な感じときたらもう!必見!

最終回がちょっと残念だったけど、来年もうseason2が始まるらしいのでそっちを楽しみにしよう。

アメコミもの?ああ…という人にもコレはお奨めです。
魅力の1/10も書けてないよ…

Netflix『全裸監督』感想

Netflix『全裸監督』夢中でシーズン1観終わった。

山田孝之はもう「降臨」なので演技の上手下手とか全然意識しない、村西本人にしか見えない神レベル。こんな凄いキャラだけどそれ頼みの脚本じゃなくて、最後の方とか普通にクライムサスペンスとしてド迫力。音楽素晴らしい、オープニング映像だけで攻殻のハリウッド版の何倍もセンスがいい。これ世界中で人気出そうだなぁ。ピエール瀧も普通に出てる(彼は雰囲気役者で演技力はちょっと…といつも思う)。モロな絡みシーン一杯出てくるんで視聴注意。

しかしこんな企画よく黒木香はOKしたね(特にお母さんの描写とか)…と思ったら許諾ないみたい。自分の記憶の黒木とあまりに顔が似てる気がしたので検索したらそうでもなかった。というかGoogle上に画像が殆ど残っていなくて、これは黒木が引退後に各マスコミに起こした再版肖像権訴訟なんかが効いてるのかな。だとしたらドラマ同様凄すぎる。

満島真之介のチンピラっぷりも脇を固める玉山鉄二も伊藤沙莉もみんないい!國村隼もヤクザ役で出てたりもー盛り沢山。『素敵なダイナマイトスキャンダル』を再見したくなった。Netflix資金でみんな良い方向に動いた作品に見える。ありがとーNetflix!(と今のとこだけは)え?これシーズン2あるんだ!

【追記】
この「黒木香」無許可問題、考えれば考えるほどヤバい気がします。今後のおかしな前例になりませんように。ドラマは面白かったです。

マウスに「すべてのウィンドウ」を割り当てる方法

【目的】
マウスのスクロールボタンクリック「すべてのウィンドウ」をに割り当てたい

【環境】
MacOS10.11.6(+iMac Retina4K Late2015)
エレコムマウスM-XGL10DB
エレコムマウスアシスタントVer.5.1.11.001
(このドライバが当てはまる全てのマウスに摘要できるのでは)

【トラブルの原因】
以前の「expose」と
11以降の「mission control」の仕様が違っていて、うまく割り当てが動作しないのでは?
「expose」には「すべてのウィンドウ」という項目がある<エレコムマウスが対応している
「mission control」には「すべてのウィンドウ」という項目が無い。<「Mission Control」という項目がそれに近い

【解決した方法】
システム環境設定>Mission Controlで以下のように設定する

次にエレコムマウスアシスタントで以下のように設定する

※「中ボタン」で「任意キー」をクリックするとキー指定ができる

【感想】
昔から、アプリケーションの行き来は「すべてのウィンドウ」を介して行っていた(つまりすごくしょっちゅう使う)ので、これがホイールクリックに割り当てられるとすごくありがたい!

2019夏参院選の記録に

自分の周りでは投票率100%かと思う位盛り上がった参院選だったけど、全体としては50%を下回る投票率。
政治に対してすべてを諦めて、そもそも投票の力をまったく信じていない人達が一定層いるんだろうね。それも仕方ないかなとは思うが。

記念にこれ貼っておきます。次回れいわ新選組の選択が楽しみ。

この演説はすごかった。

『なつぞら』夕見子の彼氏が撃退される

なつぞら 、やばいね。面白いね。

夕見子を巡るアレコレでは
●幼なじみ3人の会話最高
●なつとゆみこの「姉妹以上」なやりとり最高
●馬鹿彼氏を見るオンジのあの目!
●なつと逢いたくて東京まで来たのに…一緒にパフェ食ってやれよ…(完全にオンジ目線)

先週は「恋の季節が来た」なんてタイトルで、あ〜陳腐な展開になるのかな〜と思いきや、そんなのは気配ばかりで相変わらずの高レベルの制作会議、そして最後まさかのマコさん退職。これはほんとショックだった。マコさん大好きなんだよ〜。
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先週末からは坂場君と仲さんの関係が気になる。今日はリミテッドアニメの是非について仲さんに噛みつく坂場。中間管理職になった仲さん(ARATA)の葛藤が、セリフじゃなくて表情に現れていた。
とにかく東洋の現場の考証も、それに合わせたドラマ作りも高レベルだし、リスペクトに溢れている。

高畑さん宮崎さん大塚さんら、レジェンドな人達の実話に頼り過ぎることなく、でも巧みに採り入れていて、知らない人には普通に「へぇ〜」だし、知っている人は思わずにやりとしたりぐっとくるセリフがあちこちにあって、まぁ嬉しい。

気になるのはなつのモデルの人の旦那さん、ドラマの考証もやっている小田部さんが劇中にいないので、なつが結婚するのかどうか。するとしたらやっぱり板場(高畑勲モデル)なのかしら。小田部さんとなつのモデル・奥山玲子さんは結婚後も名エピソードがあるので、どう帳尻合わせしていくのかな〜。 こんな素晴らしいドラマだからこそ、京アニの関係者は見ているの辛いよねきっと…。
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写真は宮崎駿(なつぞらでは染谷君)による神がかった『ルパン三世 死の翼アルバトロス』の絵コンテ。クラリスみたいな髪型の不二子が半裸で暴れ回る名シーン。

後の映画『ナウシカ』のユパ様の「漫画映画!」シーンにも繋がっている。自分は今48歳だけど、アニメスタジオの名前を初めて知ったのがぬえ、クリエイターの名前で見るようになったきっかけはルパンの宮崎駿氏だった。

『なつぞら』劇中アニメ

『なつぞら』先週の「ヘンゼルとグレーテル」制作開始からのやり取り、業界ものテレビドラマとして異常な位にクオリティ高くて、劇中劇もめっちゃ面白くて、モデルになってるあの人やあの人のことが垣間見える行動もめちゃ嬉しくて、とにかく最高。

と思ったら今週!夕見子登場からの幼馴染み3人の会話がすごくハマっててイイかんじ!雪次郎はいちいち面白いな〜。
なつぞらはずっとプロット毎の脚本クオリティの上下が激しくて、今後も油断できないけど、いやーここ1週間めっちゃ楽しかったです。

映画『キャプテン・マーベル』感想

『キャプテン・マーベル』やっと観た!なにこれ最高。前評判すごく良かったけど、それでも期待より上回った。MCUでは『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』に次いで好きな作品。

異星人と地球人の交流が1つのテーマ。その中で『ワンダーウーマン』や『ギャラクシー・クエスト』のアレやこれやを思い出す強烈で楽しいカタルシスが何度も何度もやってくる。ガルガドット好き過ぎるけど、映画的にはこっちのが上。

メイクとCGで?若くなってるサミュエルのニック・フューリーもキュートだし、親友役のラシャーナ・リンチもかっこいいわ〜と思ってたら、ラシャーナ・リンチはなんと次回の007役に抜擢されたそう。初の女性ボンド!なんて小気味いい!あとリンチの娘役もいいんだ〜

エンドゲーム観る前にどうしても間に合わなくて、結局ネタバレサイトで粗筋だけを頭に入れて臨んだという屈辱の記憶。ああもうホント後悔。

アメコミ映画はそんなに得意じゃないけど、ただでさえMCUはクオリティが高いから、こういう「SFもの」として普通に観られる作品は断トツで好きになるよな−。

映画『THE GREAT WALL』感想

何の気なしにNetflixで観た『THE GREAT WALL』が、『バーフバリ』と『マッドマックス フューリーロード』を足して3で割ってお笑いマシマシにした感じで良かった。そんなの好きそうな人にオススメ。

太鼓シーンがサイコーてのもマッドマックスに通じる。万里の長城の話なのに主役は何故か旅してきたマット・デイモン。そりゃホワイトなんやら言われるよ。

『いだてん』再放送

『いだてん』再放送は初見よりもっと泣けてしまって…。特にここ。
「女は帰れません…ニッポンの女子選手全員の夢が、希望が、わたしのせいで絶たれてしまう」
このセリフに、シマちゃんの顔がかぶさる。強固なプレッシャーに押され進んできた人見を、優しく見つめる表情。シマちゃんがいたら、人見の選手人生は、その後に続く女子選手の運命は、どう変わっていただろう。

というか1話全部全部見どころだらけで、もうこれ最終回かよ!という位の盛り上がり。いだてん、この後もきっとまだまだすごい回が待っているんだろうなぁ。そんなに観てないけど、勝手に大河史上ナンバーワン!

映画『クレイジー・リッチ!』感想

『クレイジー・リッチ!』をNetflixで。
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【あらすじ】大学で経済学の教授をしている中国系で生粋のニューヨーカー、レイチェル。同じ大学教授の恋人ニックに、親友の結婚式に一緒に出て欲しいと誘われ、彼の故郷シンガポールへ同行する。ところが今まで隠していた彼の実家はシンガポールで有数のお金持ちで、彼はその御曹司だった。彼女を嫉む社交界の女性達やレイチェルの出自を良く思わない母親といきなり対峙することになるレイチェル。果たして二人の恋の行方は…

なにこれ素敵!最高に良く出来たラブコメ!
あらすじから想像していたよりもずっとずっと爽快で、気持ちの良い映画。まず全編通して、嫌なだけの人が殆ど出てこない。イジメシーンの演出が渡鬼的なアレとは違ってそこまでイヤらしくないし、ニックのお母さんにしても、彼女なりの想いがあって二人の関係に反対しているのがちゃんと伝わってくる。

そんな展開の中で、階級の差はやっぱり仕方ないことなんだな…と観客に思わせながらも、レイチェルを助ける愉快な連中が次々と登場するし、嫌がらせに対して彼女の見せる対応に共感しつつとっても気持ち良いし、クライマックスで彼女が下す決断には、カッコ良くて大泣きです。主人公レイチェルがとにかく魅力的にちゃんと描かれているから、ニックが彼女に惚れ続けるのも納得できる。

シンガポール在住でレイチェルの親友、『オーシャンズ8』のオークワフィナ演ずるリンや、その家族ニック家親戚のオリバーたち、レイチェルの味方をそれとなくしてくれる脇役達がみんなキュートで楽しくて。

ALLアジア人キャストでハリウッドNo.1ヒットという歴史的快挙を果たした作品。シンガポールの中国人セレブにNYの中国系アメリカ人をぶつけるこの構図も(『アメリカ移民』も映画のキーになってる)面白い。

全編を通じたセレブ達の、全部盛り盛りのパーティー描写は「金持ちが、けっ!」というレベルを飛び越えてケタ違いにゴージャス。「なにこれ夢なの…」的な映像的快感の連続。気持ちいい。『オーシャンズ8』的なアレね。

つまりほとんど気持ちいいところばっかしの映画です。出てくる皆を好きになりそう。ラブコメ好きは見逃すな!お薦め!
※ちなみに原題は「Crazy Rich Asians」。「Asians」を外した方が日本ではウケるという判断なのだろう。なんだかなー。

『The Last Watch』感想

ゲーム・オブ・スローンズ最終章の制作ドキュメント『The Last Watch』観ました。これのためにアマプラ・スターチャンネルEXの契約を今まで続けてきたんだ。

予告とは違い、これまで放映されてきた「裏側」メイキングとも違い、この『The Last Watch』の主役は美術、メイク、エキストラ、ロケマネなどまったく日の当たることがない裏方の人たち。普段はメイキングに出ることも、話題に出ることさえない人たち。

13歳の時に原作を読みずっとGOTのファンで、一端でも参加できることに史上の喜びを感じているエキストラとか、雪を積もらせるエキスパートの人とか、デナーリスのカツラをつけてる人とか、そうゆう人達の1年間を追っている。メインキャストはあまり出てこない。

入り待ちの大群衆に迎えられるキットを追うよりも、その後「俺のこと知っているか〜!」と群衆に駆け寄るスタントマネージャーが主役(ナイトキングも兼務してる)。ロケ隊のために雨の中Fワード連発しながら巨大なテントサイトを作る女性ロケマネ(写真)とかが主役。細かい仕事の一端をそれぞれ垣間見せてくれて、仕事ドキュメントとしてすげー面白い。

想像はしていたけど、ロード・オブ・ザ・リング的超大規模な映画の更に上を行くような規模で、制作現場の苛酷さも相当だ(夜撮影も冬撮影も長い)。9ヶ月かけてキングスランディングの町を作り上げてるんだよ。桁外れ。だけど、倒れそうになりながらも、誰もが皆、この歴史に残る大傑作ドラマに参加できることを誇りに思っている。

紛糾した最終章の展開で色々とモヤったり離れていたりしたGOT。『The Last Watch』はこんな作りだから、今までの気持ちとは切り離して観ることができた…かと言うとそうでもなく。

裏方の苦労に感動した後だからこそ、
世界的に最終章の脚本が大不評の今、彼らスタッフ達はどういう気持ちでいるんだろうと、思ってしまう。切ない。
映画製作者の責任というのは本当に、想像もできないほど凄まじく重いモノだなと、痛感させられた。
数多くの天才が頭を寄せて何度も何度も練り直した脚本だって、こういうことになってしまうんだ。
恐ろしい。
ピクサーの脚本作りが如何に凄まじい検討を重ねているかと言ったって、その結果素晴らしい映画ができるのは、やっぱり奇跡のようなものなんだろうな。

NHK『いだてん』第一部最終回・感想

いだてん、観ましたか。
「種まく人」第一部・四三編、最終回。

途中からずっと泣いてました。
出てくるすべての人の想いが溢れ出てきてこちらに流れてくる。
スヤ母の叱咤に、治五郎の笑顔に、走る野口に、小梅と清さんの必死に、志ん生の落語に、人見絹枝の走りに、シマ夫の絶望に、四三とスヤ夫婦の生きる力に…。
そしてシマちゃん。
すべてはここに繋がっていたんだ。そんなこと考えずに呑気に最高に楽しませてもらってました。
素晴らしいドラマをありがとう。クドカン、大友さん、井上D、ありがとう。

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1999年のWEB日記時代から始めた個人サイト。ブログ移行にあたって過去記事も抜粋してアーカイブしています。
(HTMLサイト→SereneBachブログ→WORDPRESSブログと転移)

好きな漫画(2014年版)はこの記事の最後に。

最近は(インスタ)でアップしているTV・映画感想の投稿を、半年に1回くらい一気に転載しています。

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