『25年目の「ただいま」』書籍感想

サルー・ブライアリー著『25年目の「ただいま」』(静山社)読了。

以前感想を書いた映画『ライオン 25年目のただいま』の原作本。良かった。本人が書いた回想録。
映画に出てこない裏話もたくさん。あのお兄さんとは実際どうだったのかも、良く分かった。何より翻訳がうまい。主役のサルー君は、映画と同様やっぱり愛すべきキャラだった。省略されているところはあれど、相当忠実な映画化だった。
これは、原作から入っても映画から入っても、どっちもOKな奴。オススメです。
(残念ながら絶版のようだけど、ネットですぐ買えるよ)

2018年に観た映画ベスト

記事をまとめる時間がないので、取り急ぎ。

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「2018年に観た映画」ベストをまとめました。 映画館で観た映画:19本(2017は25本) 家で観た映画:52本(2017は41本) ティーン向け青春映画なんて、それだけで毛嫌いしてしまうタイプ。イヤ今でもやっぱり苦手。なのに… 『ちはやふる』は、もはや名作を超えて古典になりつつある、なんて宇多丸さんも酔っ払って言ってたけど、本当に「結び」は凄かった。 個々の感想はおおよそ #movie_tv_dsm で載せています。 2018年も面白い映画が沢山ありました。楽しかった!未だ観ていない傑作もきっとたくさん! #映画ベスト_dsm #movie_tv_dsm #映画レビュー#映画批評#映画感想#映画鑑賞記録#映画紹介#映画メモ#おすすめ映画#映画部#instamovie #2018ベスト映画ランキング #2018映画記録 #2018映画

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NHK朝ドラ『まんぷく』脱落しそう(しない)

安藤サクラと長谷川博己というキャストでモーレツな期待の中始まった朝ドラ『まんぷく』だが、90話近くの現在に至るまでハマりきれず、それどころか脱落しかけている。その原因を自分なりに分析してみた。

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まんぷくは基本的に「ところが…」「しかし…」で視聴者の興味を延々と繋いでいく「不安ドリブン」な脚本だ。常にトラブルが起こっているか、それを解決しているかの物語で、トラブル抜き:単に幸せな日常の描写は、あまりないように思う。
だが、それ自体は問題ではない。

繋ぐきっかけとなるトラブルや事件が、ホントにくだらなかったりツッコミ所だらけでノれない。このことで常にイライラさせられるのが、自分が脱落しそうな最大の原因のように思う。

「○○○すれば解決するじゃん…なんでやらないの」という突っ込みがずっと頭から離れず、だから登場人物と一緒になって心配できない。不安になれない。

その後、トラブルを解決する過程(そこで登場人物の誠実さや、人と人の関係が深まっていく)は大抵好きなのだ。だからまた観てしまう。このパートでは、安藤サクラ・長谷川博己はじめ(お母さん以外の)役者たちの魅力が全開になる。

【例】

事件)塩を専売公社に納入する際のセラさんのピンハネ(何故電話一つしない。何故伝票ひとつない)
【解決過程】→それでもセラさんを信じる萬平と、そんな萬平をより好きになる福子。結束が固まる
事件)ふくこが義理の兄と一緒に歩いているところを塩メンにこっそり見られて浮気に勘違いされる(心からどうでもいい)
【解決過程】→萬平を信じきれない福子と、その福子を思うお母さんの気持ち(数少ないお母さんの見せ場)→萬平とのやりとりへ
事件)床下から見つけた手榴弾で魚をとっていて全員が拘束→軍事裁判(きっかけと展開のギャップありすぎ)
【解決過程】→萬平のことを英語でかばう福子の見せ場・他たくさん
事件)夫が裸婦像を描き始めたことで動揺する妻(画家の妻が裸婦画を知らないって)

【解決過程】→のろけ話が最後に暴露され、忠彦さんの家族を思う気持ちが一層明らかに

まとめると

1)キャラの魅力を見せるために採用された「トラブル」エピソードのつくりが過ぎる。
だけど解決の過程は気持ち良い

※念のために書いておくと、萬平さんのモデルになった人の生涯は本当にトラブル続きだったようだ(NHK『ステラ』参照)。何度も書くが、このこと自体はそんなに問題ではない。

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もう一つ脱落しかけている大きな理由、それがお母さんの存在。
あのキンキン声で、トラブルのたびに当たり前の話を延々と、ほぼ毎日繰り返すのが我慢できない。言っていることは本当に「お母さんあるある」だし、こういう人、いるよね。リアルだよね。すごく分かります。いっそ「お母さんカワイイ」なんてゆう話も良くききますが、全然共感できない。みれば見るほど嫌いになっていくのが、お母さんのキャラクター。このあたりに自分の対応力の無さを見る思いだ。

どうせ現実にあると分かっている不可避でいや〜な問題を、朝から毎日見せられたくない、いやテレビでわざわざ見たくない、ということに尽きる。(お母さん、そのうち出番が少なくなるかも…と期待していたのに、存在感は何も変わらず、ずっとこのまま続きそうなイキオイだもんな…)

これは以前から「渡鬼問題」と呼んでいた対立だ。

『渡る世間は鬼ばかり』というドラマに勝手に代表させてしまって申し訳ないのだが、
「嫁姑問題」や「ママ友イジメ問題」など、世の中に確実に存在するイヤ〜な問題を
●わざわざテレビで観たくない派、と
●わざわざテレビで観たい派、が
世の中には存在する。

「わざわざ渡鬼を観る人」vs「観る意味が分からない人」
この2者は永遠に相容れないのだ。これを渡鬼問題と言う。

特に今回は「朝ドラ」じゃないですか。1日が始まる、朝。毎日の仕事の前に、こんなこと見せられたくないよね、というのが私の基本的な朝ドラ視聴スタンス。
そうでない渡鬼ドラマは、やっぱりことごとく脱落してきたのだ。
まとめると

2)毎朝こんなイライラするのを見せないでくれ

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でことで、いつもならとうに脱落している筈なんですけど、役者のパワーが凄すぎてなんとなく続いている、というのが
「まんぷく」現状報告でございました。

自分的口直しに、当ブログの朝ドラ過去記事をひっぱりだしておこう。
『あまちゃん』関連記事へ
『あさが来た』関連記事へ
『ひよっこ』関連記事へ

長女がインフルA(2019.01)

1/13(日)夜から長女発熱、38度。
14(祝・月)朝は37.5度、夜40度。前から楽しみにしていた初の家族カラオケは、妻と次女のみで行くことに。家で留守番しながら長女と『シュガー・ラッシュ1』を観る。何度観てもすばらしい。午後はエフスタイルのべーとるず&青木さんのライブに。
翌日病院でインフルA確定。今週は全休みになる。他家族は現在兆候なし。

1/21より登校再開。妻が昨日より少し熱がある。まさか…

『アリー〜スター誕生』感想

『アリー スター誕生』をユナイテッド・シネマで。
70年代から3作に渡りその時代ごとにリメイクされてきた脚本「スター誕生」(前に観たのもあると思うけど昔過ぎて覚えていない)。レディー・ガガの初主演映画。

脚本的にひっかかる箇所がなくはないし、カンペキな大傑作とは思わないけど、音楽映画として素晴らしい!

ブラッドリー・クーパーの初監督作にしてダブル主演。控えめな演出が見事過ぎる上に彼のライブシーンも吹替無しで、なんとその作曲までやっているそう…。ちょっとにわかには信じがたい。彼のカントリーロック、結構イイのこれ。

特に前半、ガガ様の震えがくる程のシーンがいくつもあって、もうそれだけで満足!!観て良かったなー。ベスト・ガガ様!(←すみませんほとんど聴いたことないけど)

観終わった後に宇多丸さんの評を聴くと色々分かってお薦め。

『ライオン 25年目のただいま』感想

『ライオン 25年目のただいま』(2017)をNetflixで。極力ネタバレ無し感想。

オープニングから、ほとんどセリフのない冒頭シークエンスを観ただけで「あ、これは信頼できる映画」と確信させる映像クオリティ。

【ストーリー&キャスト】
インドの貧しいスラムで生まれ、5歳の時に迷子になった主人公サルーは、家族と生き別れのままにオーストラリアに養子に出される。何1つ不自由ない青年期を送るサルーだが、あるきっかけでインドの家族への思いを抑えられなくなる。その思いを義母にも言えず一人苦しむ彼は、GoogleEarthであの時お兄さんと別れた駅を、自分の育った家を探すのだった。

2012年に世間を揺るがせた実話を映画化。主人公サルーに『スラムドッグ$ミリオネア』のデヴ・パテル、恋人役にルーニー・マーラ。育ての母親役にはニコール・キッドマン。

子役が素晴らしい。良くこんな子を見つけてきたと思うし、子役演出の巧さなんだろうな〜。生き別れのお兄さんがもうね、もうね…言葉にならない位愛おしいし、サルーの気持ちにそのまま入り込んでしまう。

サルーは子供時代が超絶可愛くて、青年時代もイケメンでそれだけで幸せになれる。ルーニー・マーラっていつもはじまってしばらく経ってから「え?これルーニー・マーラなの?」って毎回気付くくらい(大袈裟)印象変わる。褒めてます。彼女の出てる映画に今のところ外れなし。今回観るって決めたのも彼女の名前がクレジットにあったのが決定打。

映像の美しさと劇伴のセンスの良さに圧倒される。冒頭からちょくちょく入る真俯瞰や上空からの撮影(オンリーザブレイブを思い出す。あ、あっちが後か)は、GoogleEarthにかけているんだろうけど、それにしても美しい。豪州とインドで、まったく違う環境なのに同じような見え方のカットを重ねたりとか。
そんな工夫された映像や静かな演出、俳優の素晴らしい演技の積み重ねで、ストーリーは想像通りなのに、まぁ最後は声が出る位に泣かされた。

オーストラリアの義母が劇中で「何故養子をもらうのか」について語る。自分は子を産めない訳ではない。世界には人が溢れている。子供を産むことで世界が良くなるだろうか?恵まれない多くの子を一人でも助ける方が大切だ。夫も同じ考えなので結婚した。と。演じるのはトム・クルーズとの間に実際二人の養子を迎えているニコール・キッドマン。貧富の差はあれど階級差のない日本では育ちにくいノブレス・オブリージュ。彼女への出演依頼は、実際のサルーの親族会議で提案されたそう。

ちなみに検索すると本物のサルーが「実業家」で出てきます。映画は彼の出版した自伝を原作としたそうで、この本、絶版ぽいのでさっそくネット注文しました。

あと義母が小さい時に見た白昼夢の話がなんだか『パーム(獸木野生)』みたいだな、とか。「ライオン」というタイトルの意味が最後に明かされたりとか、ツボなところがいくつも。
お薦めです。

NHKの名盤ドキュメント「YMO“ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー”」感想

1/2放送、NHKの名盤ドキュメント「YMO“ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー”」をNHKオンデマンドで。
※同日の「細野晴臣イエローマジックショー2」はオンデマンド入りしていない。残念。

残されたマルチトラックを聞きながら、音作りの秘密を解説してくれるという番組。自分は初めて観た。当時関わった人と現在の業界人ファンなどのコメントがどれも楽しく、全編に流れる名曲も相まって、正月休みの最後に幸せ過ぎる50分を過ごさせていただきました。最高。以下メモ。
●YMOは以前のNHKの番組で「いかにグルーヴをなくすか」という面が強調されていたけど、この番組では「さすがにそれではイマイチなので、どうやってグルーヴを出していたか、出たのか」を解説していた。
●その一つ。幸宏はクリック(リズム)より早め、細野は遅め、坂本はジャスト、でYMO独特のグルーヴを生んでいた。
●ビハインドザマスクはストーンズやザ・フーのコードに近い。米初公演での驚異的熱狂のベースにもなった?
●トラックダウンで別の曲みたいになってた。苦労して一つ一つ作り上げた音達を相当削り落としていたことが分かる。
●トラック名に残された「根性のBRIDGE」。教授がキーボード人力で超早弾き。
●鮎川誠の、当時と今の格好良さと言ったら!

今でも年に数回YMOブームが訪れる。ビジュアルも最高なので、LPやライブパンフレットなんかを買い戻したい気分。きっと高いんだろうなぁ。

名盤ドキュメント「YMO ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー」
【NHKオンデマンドで配信中】
「テクノポリス」「ライディーン」という代表曲を収めたYMO最大のヒット作『ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー』。国内で発表するも鳴かず飛ばずで、逆に世界ツアーの成功を経て大ブレイク、ミリオンヒットしたのが本アルバム。その魅力を「録音原盤」に残されたマルチトラックを聴きながら、録音当時のスタジオの様子の証言を交えて、名盤誕生の秘話を紐解いていく。
【出演】高田漣,森山公稀,砂原良徳,松武秀樹,吉沢典夫,鮎川誠,川添象郎,横尾忠則,中沢新一,いとうせいこう,石野卓球,山口一郎

『15時17分、パリ行き』感想

『15時17分、パリ行き』をNetflixで。
クリント・イーストウッド監督作品。

2018年に観ていたらベスト3くらいに入りそう。大好きです。

2015年に起きた実際の列車銃乱射事件を、主役3人をはじめ、巻き込まれたお客までできる限り「本人」を使って演じさせたという映画。主役3人が本人だっていうこと、実は観ている間ずっと忘れていて、今調べて改めてびっくりしている。廻りのキャストも含めて素人感ゼロ。「演じさせた」って書くことの方が、ずっと違和感がある。
イーストウッドさんたるや…。 変わっているスタイルの映画かも知れないけど、自分的にはそんなに違和感はなかった。それよりも細かいシチュエーションの伏線回収がイチイチ気持ち良くて泣けてしまったり、ほとんどBGMのない淡々とした演出なのに全然飽きずにあっという間に観させる手法だったり、クライマックスの緊張感だったりの、モロモロな技法が素晴らしい。

伏線って言っても「悪い予感が当たる」とかそういう感じのものじゃないし、基本的に謀略も陰謀もひっかけも悪人も出てこない1時間半。(意地悪な先生はちょっと出てきたか)
愉快痛快で最後すっきり終わる。言いたいことは一つ。「いざという時に、あなたは動けるか」。面倒なこともないストレートな良作なので、未見の方はぜひお気軽に、ぜひ。

『恋は雨上がりのように』感想

『恋は雨上がりのように』をiTunesレンタルで。

原作は特に惹かれる所もなく2巻で中断。大泉洋と小松菜奈によるこの映画化も興味は持てなかったけど、ネット上の評判とYouTubeにある主題歌のMVがカッコ良かったのがきっかけ。

爽やかな佳作だった。まったく知らない人のために断っておくと「女子高生がバイト先の45歳のおっさん店長とつきあっちゃう(キモい)話」ではありません。そうは「できない」事情と気持ちを、変な方向に逃げずに、真っ当に描いていると思う。

音楽の使い方とキビキビした編集、今どきなカメラワークもカッコ良くて、ルックだけで観る価値あった。大泉洋演じる店長には思い当たるところばかりだし、小松菜奈の女子高生はあちこち長女と被りまくりで、リアル感も文句なし。演出も地味で説明セリフも少なく好感。ここまでで充分及第点。

だけど、これは原作でもちょっと思ったかな?小松菜奈が店長を「好き」になる気持ちが良く理解できなくて、少しモヤる。2時間の映画ではしょうがない部分もあるのか。そもそも好きになるのに理由なんてない、と言ってる映画だし。ただこれが少女マンガだったら、こまかい所作の描写やセリフのやりとり、プロットの工夫でもっと感情移入できることも多いと思う。

や、でもちゃんとしてます。ファミレス仲間もみんな良い。

大泉はファミレスの店長だが、未だに作家への夢が捨てきれない。そんな彼の文学部時代の親友で今は売れっ子作家になっている役を、TEAM NACSの戸次重幸が演じている。この2人の絡みは、まんま大泉とシゲを逆にしたシチュエーションに見えてしまう。つまり、売れっ子俳優である大泉と、いまいち売れない戸次の話に。

2人の演技力には明らかに差がある。何故こうも違うんだろう、と観察すると、何も喋って無い時の顔の向き、所作、まばたき、口のちょっとした表情…。要するにその人になりきることだと思うんだけど、その「才能」の優越が、大泉とシゲを観ていると明らかに分かる。かたや、既に万人が認める邦画のトップ俳優となり、かたや…。劇中の2人とまではいかないけど、どこか被ってしまってしょうがないし、2人の会話も色んな意味で皮肉に聞こえてくる…。キャスティングの妙というのか何と言うのか。

作品は小松菜奈目当てでもう一度観てもいいと思うくらい。広瀬すずなどとは明らかに違うが、居るだけですごい存在感の女優なのは間違いないし、10年後も楽しみだ。

2018年末日記

2018年。仕事のことでは本当にロクなことが無かった。悪くなったことばかり思い出してしまう。メンタル的に仕事以外のことを時間を割ける状態ではなく、仕事以外のおつき合いはさっぱりなかったと思う。うまくいかないことばかりで後半は特に、仕事のことはできるだけ考えたくなかった。逃げることでなんとかメンタルを保っていた。

仕事納めから数日県外へ家族旅行。滞在先から見た全国ニュースでは新潟は「大寒波」「大雪」だったので相当ビビりつつ帰ったけど、関越トンネル前の谷川岳SAが1番ひどい暴風雪で、新潟に入ったらそうでもなく、新潟市内は「やや白くなっている」程度。雪遊びを楽しみにしていた次女と二人でガッカリ。

大晦日はいつも通り妻の実家でご馳走をいただき紅白を見ながらの年越し。少し早く一人で帰らせてもらって、風呂に入り除夜の鐘を聞きながらの年越し。これは実に気分が良い。

年が変わることで色々なことがリセットされるならそれはそれで有り難いけど、現実はそんなに甘くないよね。
まぁ来年もなんとかやっていくしかないす。とにかく今年は家族に大病気も事故もなかったというだけで本当に幸せでした。ありがたい。

1日だけの高熱

次女夕方から熱が急上昇。夜には39度超え。これはインフルかなー?と疑ったけど、翌朝(大晦日)には37度。昼には平熱。ずっと通して食欲は衰えなかった。病院などは行っていない。なんだったのか不明。

『バッタを倒しにアフリカへ』他感想

併読するにも程があるってもんで、手が付いてないのも、読み終わってないのも沢山。でも皆面白くて…。

『重版出来!(12)』12巻にしてまったく衰えないどころかアップグレードしてる。安井さんがここにきて…脱帽。

『古本屋台』日本酒を飲みながら読むのに最高お薦め。

氷川竜介『倍蜜の人生』自費出版の自分史で、年ごとの時事ネタが懐かしい。セルフ出版で編集者がいないとはこういうことか、と比較して初めて意識されるものですね…。でもだからこその勢いが読み所。出会えて良かった。

大作SF『零號琴(れいごうきん)』にも夢中だがまだ途中。

それより一気に読み終わった大傑作が『バッタを倒しにアフリカへ』。学問研究エンターテインメント。お調子者な表紙&タイトルのくせに、中身はまっとうにバッタ研究を追い続ける学者の苦闘のドキュメント。それを見事な文才で波瀾万丈のエンタメに仕上げている。学者とは何をどうして食べていってるのかが、すごく良く分かる。クライマックスが何度も訪れ、泣かされる。筆者の「研究」に対する意欲と愛が全編を貫いていて、感動を呼ぶ。

黒田硫黄の新作はちょっと…。こういうとこで前述の吉田秋生やゆうきまさみやくらもちふさこの、何十年経っても新しい感動を生み続けるという奇跡を思う。『かげきしょうじょ!』の作家も晩年の『ぶ〜け』に描いていたらしいので当時は読んでいたのかも。これも大傑作。

榎本俊二『映画でにぎりッ屁』もさほど。漫画家の映画エッセイはいくつも出ているけど、いわゆる「映画好き」や「シネフィル」なマンガ家の描いてる内容はいままでも大抵ピンとこない。このニュアンス伝えるの難しい。自分はもともと映画嫌いだから見どころも違うし当然ちゃ当然。自分の「脚本至上主義」が改めてよく分かる。
3月のライオンと乙嫁語りも新刊出てる。ああシヤワセ。

『リップヴァンウィンクルの花嫁』いいとこだけ再見感想

ちょっとした移動中に『リップヴァンウィンクルの花嫁』のいいとこ(屋敷のところ)だけを流してご機嫌に。こういうことができるから今の配信社会バンザイ!てなるよ。ちょっとしたメンタル落ち込み対策にぜひ活用した方が良い。

岩井俊二映画ベースだと、以前はどうしても黒木華に対して(これは蒼井優じゃない蒼井優じゃない…)と自分に言い聞かせなければいけなかったけど、もうこれだけ華ちゃんの魅力を知ってしまった今は、大丈夫。蒼井優もそうだけど、ほんとすごい女優さんだよなぁ。

あ、ちなみに『幕が上がる』は映画全体としてちょっとアレだったけど、元学生劇団員の女教師役で華ちゃんが出ていて、そこだけは最高。彼女が実際に学生演劇の女王だったってことを聞いてから観ると一層味わい深い。

『レディ・バード』感想

『レディ・バード』をAmazonレンタルで。

自分の長女と妻の関係そっくり。でも妻はあそこまで頑固じゃなくて、時にはまるで性格がそのまま逆になったように感じる不思議。最初しばらくは、アルアルなイタい女子高生ぶりにうんざり気味、でも途中からぐいぐい引き込まれて…最後は号泣。大傑作でした。

もっと早く観れば良かった。廻りの大人たちも、友人達の演技も皆が魅力的。思ったより両親の出番は少ないけど、観終わった印象はどちらかというと主役は両親で、二人の目線でレディ・バードを観る映画…だと思うのは自分が娘を持つそういう立場だからか。まぁ長女と被ってしょうがなかった。ラストのシーンも最高。

今をときめくA24製作。グレタ・ガーウィグが女優として誰からも声をかけられなかった(アトロクの山崎まどかさんの解説では、「主役以外では使いにくい女優」、しかも今は中規模予算のアート作品が1番作られにくい等の理由で)崖っぷちの時期に書いた、自伝的脚本だそう。YouTubeで検索すると、本当に主役のシアーシャ・ローナンがそのまま少し大人になって監督しているような、まるで本編と繋がっているかのようなメイキング風景を観ることができる。

「同じことだと思わない?
愛することと、注意を払うこと」

生徒達も、先生も皆良かったなぁ〜

『オンリー・ザ・ブレイブ』感想

『オンリー・ザ・ブレイブ』をAmazonレンタルで鑑賞。

以前の映画部呑み会で @ninnymoa ちゃんが猛プッシュしていた作品。
とてつもなく良い映画で好みそのまんま!でした。

舞台はアメリカ、アリゾナ州。政府公認の消防エリートチーム「ホットショット」認定を目指している、経歴はバラバラの森林消防隊。そこに元ヤク中で彼女を妊娠させてしまった若者ブレンダンが入隊する。厳しい訓練に絶えながら次第に隊員達の信頼を得て成長していくブレンダン。そんなある日、最初は小規模と思われた山火事が発生し…

マッチョでイカす男達が仕事に燃える物語。「使えない能無しがプロット作りのためだけに問題を起こす」シーンが一切ないので、気持ち良いことこの上なし。こうゆうドラマは本当に貴重。大好き。消防隊のリーダーと奥さんの夫婦が最高に格好いい。
なのだけど同時に衝撃もすごくて。二日前に観たのに、正直未だに引きずっています。何も話せない。観た人と話したい。

2018年ベストかも、いやそうゆうことを一切考えられない位の衝撃でした。もっと後にならないと落ち着いて考えられない。

『カメラを止めるな!』再見感想

『カメラを止めるな!』iTunesで再見。長岡で8月に観たきりなので、もう4ヶ月ぶりなんだな。
最高にハッピーなのは相変わらずだけど、2回目はストーリーが分かってる余裕があるせいか、さらにじっくり楽しむことができて、後半はもう泣けて泣けてしょうがなかった。この映画、早いうちに2回目を観た方が良いと思う。ちゃんと覚えている間の方が、前半を隅々まで楽しめる筈。

あと「ネタバレ厳禁」って良く言われるけど、そこまででもないと思う。2回目はすこぶる楽しめること保証付きで、だからもしネタバレされちゃったら1回目から再見の楽しみを少しゲットできると思えばいい。驚きはなくなるかもだけどね。それだけです。他に楽しむべきところが沢山ある!なんかもうクリスマスムービーにしたいくらいハッピー。

『アフタースクール』再見感想

『アフタースクール』をhuluで再見。大きなどんでん返しがあるんだけどすっかり忘れていたので、初見と同じように驚いて楽しめた。おれってお得だな〜。

大泉洋、堺雅人、佐々木蔵之介主演。サイコー。

このどんでん返しの脚本が、すごく気持ちいい。こちら側の「一見こう見える」という先入観をぜーんぶ逆手にとられて、ちょっと恥ずかしくなる。「この役者だったらきっとこういう役だ」てゆう思い込みも見事に裏切られて、その後の心地よさと言ったら!。快作!

『WESTWORLD』season2感想

『WESTWORLD』season2観終わりました。
hulu入りが待ちきれず、Amazonプライム上で「スターチャンネルEX -DRAMA & CLASSICS」14日間無料サービスを使っちゃった。例によって登録&視聴は簡単だけど解約はちょっと面倒。スマホ上では分からなかった…。PCで無事解約できました。

原案:マイケル・クライトン/製作総指揮:J・J・エイブラムズ、ジョナサン・ノーラン、リサ・ジョイ/監督:ジョナサン・ノーラン/脚本:ジョナサン・ノーラン、リサ・ジョイ
出演:アンソニー・ホプキンス、エド・ハリス、エヴァン・レイチェル・ウッド、タンディ・ニュートン他

s1と比べても遜色のない出来。というか相当趣が変わっていた。スケールや予算で言えばもっとグレードアップしていそうだ。相変わらず「とてつもない」クオリティ。『ゲーム・オブ・スローンズ』と今作はやっぱりちょっと別格。そしてseason3があるというのが驚き…
早く誰かと話したいので観てくれ〜

(言うことあり過ぎて困るけど、まずオープニングとロゴタイプの格好良さは近年TVドラマでベスト1をあげたい) .

【以下ネタバレ含む】
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胃腸風邪?

土曜夜、小6長女と妻が深夜まで激しい言い争い。
父と次女は布団の中で戦々恐々とし、でも眠れないので2人でイヤホンで『まんぷく』を観てやっと寝る。23:30頃。

03:30 「具合が悪い」という長女に起こされる。熱いお茶を飲ませた直後に「吐く」と言われ便所に向かうも間に合わずダイニングで嘔吐(以下マーラ:マーライオンの略)。夫婦で後片付けをした後就寝。朝も長女はあまり体調優れずだが、てっきり心理面でのことだと思っていた。

日曜昼
12:30 次女を預けていた義母宅から「吐いた」との連絡あり迎えに。

13:00 2人の熱はおよそ37度少し。

14:00 父のみエフスタイルに。kettleポップアップとpitu康子ちゃんのパンケーキ焼き。

16:00 帰宅。この間に長女は39度、次女は3回マーラで38度超え。

18:00 熱以外は問題なし。マーラ無し。ことぶき鮨のテイクアウトで両親は晩ご飯。次女のみ納豆巻き3本。

20:00 長女39.5度でぐったり。解熱剤とリンパ系に冷えピタ。次女は熱は未だあるが元気。

月曜朝
07:30 二人とも7度8度台で学校は休み、病院へ。風邪と診断

火曜
二人とも通学開始

水曜
長女はまだ不調が残るが通学

『バトル・オブ・セクシーズ』感想

『バトル・オブ・セクシーズ』をiTunesレンタル字幕で。
.
【あらすじ】
1973年、男女格差が激しかった時代のアメリカ、テニス協会。
優勝賞金の男女格差に不満を持つ、女子テニスの世界チャンピオン、ビリー・ジーン・キングに対し、ギャンブルが原因で最愛の妻に愛想を尽かされている元男子世界チャンピオンのボビー・リッグスが、ショーマッチをけしかける。果たして勝つのは女か、やっぱり男か。世界で9000万人が観戦し、女子テニス発展のきっかけとも言われた実際のエピソードを映画化。
ビリー・ジーンにエマ・ストーン、相手役のボビーにスティーブ・カレル、監督に『リトル・ミス・サンシャイン』のジョナサン・デイトンとバレリー・ファリス。

(以下少しネタバレします)

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