『アリー〜スター誕生』感想

『アリー スター誕生』をユナイテッド・シネマで。
70年代から3作に渡りその時代ごとにリメイクされてきた脚本「スター誕生」(前に観たのもあると思うけど昔過ぎて覚えていない)。レディー・ガガの初主演映画。

脚本的にひっかかる箇所がなくはないし、カンペキな大傑作とは思わないけど、音楽映画として素晴らしい!

ブラッドリー・クーパーの初監督作にしてダブル主演。控えめな演出が見事過ぎる上に彼のライブシーンも吹替無しで、なんとその作曲までやっているそう…。ちょっとにわかには信じがたい。彼のカントリーロック、結構イイのこれ。

特に前半、ガガ様の震えがくる程のシーンがいくつもあって、もうそれだけで満足!!観て良かったなー。ベスト・ガガ様!(←すみませんほとんど聴いたことないけど)

観終わった後に宇多丸さんの評を聴くと色々分かってお薦め。

『ライオン 25年目のただいま』感想

『ライオン 25年目のただいま』(2017)をNetflixで。極力ネタバレ無し感想。

オープニングから、ほとんどセリフのない冒頭シークエンスを観ただけで「あ、これは信頼できる映画」と確信させる映像クオリティ。

【ストーリー&キャスト】
インドの貧しいスラムで生まれ、5歳の時に迷子になった主人公サルーは、家族と生き別れのままにオーストラリアに養子に出される。何1つ不自由ない青年期を送るサルーだが、あるきっかけでインドの家族への思いを抑えられなくなる。その思いを義母にも言えず一人苦しむ彼は、GoogleEarthであの時お兄さんと別れた駅を、自分の育った家を探すのだった。

2012年に世間を揺るがせた実話を映画化。主人公サルーに『スラムドッグ$ミリオネア』のデヴ・パテル、恋人役にルーニー・マーラ。育ての母親役にはニコール・キッドマン。

子役が素晴らしい。良くこんな子を見つけてきたと思うし、子役演出の巧さなんだろうな〜。生き別れのお兄さんがもうね、もうね…言葉にならない位愛おしいし、サルーの気持ちにそのまま入り込んでしまう。

サルーは子供時代が超絶可愛くて、青年時代もイケメンでそれだけで幸せになれる。ルーニー・マーラっていつもはじまってしばらく経ってから「え?これルーニー・マーラなの?」って毎回気付くくらい(大袈裟)印象変わる。褒めてます。彼女の出てる映画に今のところ外れなし。今回観るって決めたのも彼女の名前がクレジットにあったのが決定打。

映像の美しさと劇伴のセンスの良さに圧倒される。冒頭からちょくちょく入る真俯瞰や上空からの撮影(オンリーザブレイブを思い出す。あ、あっちが後か)は、GoogleEarthにかけているんだろうけど、それにしても美しい。豪州とインドで、まったく違う環境なのに同じような見え方のカットを重ねたりとか。
そんな工夫された映像や静かな演出、俳優の素晴らしい演技の積み重ねで、ストーリーは想像通りなのに、まぁ最後は声が出る位に泣かされた。

オーストラリアの義母が劇中で「何故養子をもらうのか」について語る。自分は子を産めない訳ではない。世界には人が溢れている。子供を産むことで世界が良くなるだろうか?恵まれない多くの子を一人でも助ける方が大切だ。夫も同じ考えなので結婚した。と。演じるのはトム・クルーズとの間に実際二人の養子を迎えているニコール・キッドマン。貧富の差はあれど階級差のない日本では育ちにくいノブレス・オブリージュ。彼女への出演依頼は、実際のサルーの親族会議で提案されたそう。

ちなみに検索すると本物のサルーが「実業家」で出てきます。映画は彼の出版した自伝を原作としたそうで、この本、絶版ぽいのでさっそくネット注文しました。

あと義母が小さい時に見た白昼夢の話がなんだか『パーム(獸木野生)』みたいだな、とか。「ライオン」というタイトルの意味が最後に明かされたりとか、ツボなところがいくつも。
お薦めです。

NHKの名盤ドキュメント「YMO“ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー”」感想

1/2放送、NHKの名盤ドキュメント「YMO“ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー”」をNHKオンデマンドで。
※同日の「細野晴臣イエローマジックショー2」はオンデマンド入りしていない。残念。

残されたマルチトラックを聞きながら、音作りの秘密を解説してくれるという番組。自分は初めて観た。当時関わった人と現在の業界人ファンなどのコメントがどれも楽しく、全編に流れる名曲も相まって、正月休みの最後に幸せ過ぎる50分を過ごさせていただきました。最高。以下メモ。
●YMOは以前のNHKの番組で「いかにグルーヴをなくすか」という面が強調されていたけど、この番組では「さすがにそれではイマイチなので、どうやってグルーヴを出していたか、出たのか」を解説していた。
●その一つ。幸宏はクリック(リズム)より早め、細野は遅め、坂本はジャスト、でYMO独特のグルーヴを生んでいた。
●ビハインドザマスクはストーンズやザ・フーのコードに近い。米初公演での驚異的熱狂のベースにもなった?
●トラックダウンで別の曲みたいになってた。苦労して一つ一つ作り上げた音達を相当削り落としていたことが分かる。
●トラック名に残された「根性のBRIDGE」。教授がキーボード人力で超早弾き。
●鮎川誠の、当時と今の格好良さと言ったら!

今でも年に数回YMOブームが訪れる。ビジュアルも最高なので、LPやライブパンフレットなんかを買い戻したい気分。きっと高いんだろうなぁ。

名盤ドキュメント「YMO ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー」
【NHKオンデマンドで配信中】
「テクノポリス」「ライディーン」という代表曲を収めたYMO最大のヒット作『ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー』。国内で発表するも鳴かず飛ばずで、逆に世界ツアーの成功を経て大ブレイク、ミリオンヒットしたのが本アルバム。その魅力を「録音原盤」に残されたマルチトラックを聴きながら、録音当時のスタジオの様子の証言を交えて、名盤誕生の秘話を紐解いていく。
【出演】高田漣,森山公稀,砂原良徳,松武秀樹,吉沢典夫,鮎川誠,川添象郎,横尾忠則,中沢新一,いとうせいこう,石野卓球,山口一郎

『15時17分、パリ行き』感想

『15時17分、パリ行き』をNetflixで。
クリント・イーストウッド監督作品。

2018年に観ていたらベスト3くらいに入りそう。大好きです。

2015年に起きた実際の列車銃乱射事件を、主役3人をはじめ、巻き込まれたお客までできる限り「本人」を使って演じさせたという映画。主役3人が本人だっていうこと、実は観ている間ずっと忘れていて、今調べて改めてびっくりしている。廻りのキャストも含めて素人感ゼロ。「演じさせた」って書くことの方が、ずっと違和感がある。
イーストウッドさんたるや…。 変わっているスタイルの映画かも知れないけど、自分的にはそんなに違和感はなかった。それよりも細かいシチュエーションの伏線回収がイチイチ気持ち良くて泣けてしまったり、ほとんどBGMのない淡々とした演出なのに全然飽きずにあっという間に観させる手法だったり、クライマックスの緊張感だったりの、モロモロな技法が素晴らしい。

伏線って言っても「悪い予感が当たる」とかそういう感じのものじゃないし、基本的に謀略も陰謀もひっかけも悪人も出てこない1時間半。(意地悪な先生はちょっと出てきたか)
愉快痛快で最後すっきり終わる。言いたいことは一つ。「いざという時に、あなたは動けるか」。面倒なこともないストレートな良作なので、未見の方はぜひお気軽に、ぜひ。

『恋は雨上がりのように』感想

『恋は雨上がりのように』をiTunesレンタルで。

原作は特に惹かれる所もなく2巻で中断。大泉洋と小松菜奈によるこの映画化も興味は持てなかったけど、ネット上の評判とYouTubeにある主題歌のMVがカッコ良かったのがきっかけ。

爽やかな佳作だった。まったく知らない人のために断っておくと「女子高生がバイト先の45歳のおっさん店長とつきあっちゃう(キモい)話」ではありません。そうは「できない」事情と気持ちを、変な方向に逃げずに、真っ当に描いていると思う。

音楽の使い方とキビキビした編集、今どきなカメラワークもカッコ良くて、ルックだけで観る価値あった。大泉洋演じる店長には思い当たるところばかりだし、小松菜奈の女子高生はあちこち長女と被りまくりで、リアル感も文句なし。演出も地味で説明セリフも少なく好感。ここまでで充分及第点。

だけど、これは原作でもちょっと思ったかな?小松菜奈が店長を「好き」になる気持ちが良く理解できなくて、少しモヤる。2時間の映画ではしょうがない部分もあるのか。そもそも好きになるのに理由なんてない、と言ってる映画だし。ただこれが少女マンガだったら、こまかい所作の描写やセリフのやりとり、プロットの工夫でもっと感情移入できることも多いと思う。

や、でもちゃんとしてます。ファミレス仲間もみんな良い。

大泉はファミレスの店長だが、未だに作家への夢が捨てきれない。そんな彼の文学部時代の親友で今は売れっ子作家になっている役を、TEAM NACSの戸次重幸が演じている。この2人の絡みは、まんま大泉とシゲを逆にしたシチュエーションに見えてしまう。つまり、売れっ子俳優である大泉と、いまいち売れない戸次の話に。

2人の演技力には明らかに差がある。何故こうも違うんだろう、と観察すると、何も喋って無い時の顔の向き、所作、まばたき、口のちょっとした表情…。要するにその人になりきることだと思うんだけど、その「才能」の優越が、大泉とシゲを観ていると明らかに分かる。かたや、既に万人が認める邦画のトップ俳優となり、かたや…。劇中の2人とまではいかないけど、どこか被ってしまってしょうがないし、2人の会話も色んな意味で皮肉に聞こえてくる…。キャスティングの妙というのか何と言うのか。

作品は小松菜奈目当てでもう一度観てもいいと思うくらい。広瀬すずなどとは明らかに違うが、居るだけですごい存在感の女優なのは間違いないし、10年後も楽しみだ。

2018年末日記

2018年。仕事のことでは本当にロクなことが無かった。悪くなったことばかり思い出してしまう。メンタル的に仕事以外のことを時間を割ける状態ではなく、仕事以外のおつき合いはさっぱりなかったと思う。うまくいかないことばかりで後半は特に、仕事のことはできるだけ考えたくなかった。逃げることでなんとかメンタルを保っていた。

仕事納めから数日県外へ家族旅行。滞在先から見た全国ニュースでは新潟は「大寒波」「大雪」だったので相当ビビりつつ帰ったけど、関越トンネル前の谷川岳SAが1番ひどい暴風雪で、新潟に入ったらそうでもなく、新潟市内は「やや白くなっている」程度。雪遊びを楽しみにしていた次女と二人でガッカリ。

大晦日はいつも通り妻の実家でご馳走をいただき紅白を見ながらの年越し。少し早く一人で帰らせてもらって、風呂に入り除夜の鐘を聞きながらの年越し。これは実に気分が良い。

年が変わることで色々なことがリセットされるならそれはそれで有り難いけど、現実はそんなに甘くないよね。
まぁ来年もなんとかやっていくしかないす。とにかく今年は家族に大病気も事故もなかったというだけで本当に幸せでした。ありがたい。

1日だけの高熱

次女夕方から熱が急上昇。夜には39度超え。これはインフルかなー?と疑ったけど、翌朝(大晦日)には37度。昼には平熱。ずっと通して食欲は衰えなかった。病院などは行っていない。なんだったのか不明。

『バッタを倒しにアフリカへ』他感想

併読するにも程があるってもんで、手が付いてないのも、読み終わってないのも沢山。でも皆面白くて…。

『重版出来!(12)』12巻にしてまったく衰えないどころかアップグレードしてる。安井さんがここにきて…脱帽。

『古本屋台』日本酒を飲みながら読むのに最高お薦め。

氷川竜介『倍蜜の人生』自費出版の自分史で、年ごとの時事ネタが懐かしい。セルフ出版で編集者がいないとはこういうことか、と比較して初めて意識されるものですね…。でもだからこその勢いが読み所。出会えて良かった。

大作SF『零號琴(れいごうきん)』にも夢中だがまだ途中。

それより一気に読み終わった大傑作が『バッタを倒しにアフリカへ』。学問研究エンターテインメント。お調子者な表紙&タイトルのくせに、中身はまっとうにバッタ研究を追い続ける学者の苦闘のドキュメント。それを見事な文才で波瀾万丈のエンタメに仕上げている。学者とは何をどうして食べていってるのかが、すごく良く分かる。クライマックスが何度も訪れ、泣かされる。筆者の「研究」に対する意欲と愛が全編を貫いていて、感動を呼ぶ。

黒田硫黄の新作はちょっと…。こういうとこで前述の吉田秋生やゆうきまさみやくらもちふさこの、何十年経っても新しい感動を生み続けるという奇跡を思う。『かげきしょうじょ!』の作家も晩年の『ぶ〜け』に描いていたらしいので当時は読んでいたのかも。これも大傑作。

榎本俊二『映画でにぎりッ屁』もさほど。漫画家の映画エッセイはいくつも出ているけど、いわゆる「映画好き」や「シネフィル」なマンガ家の描いてる内容はいままでも大抵ピンとこない。このニュアンス伝えるの難しい。自分はもともと映画嫌いだから見どころも違うし当然ちゃ当然。自分の「脚本至上主義」が改めてよく分かる。
3月のライオンと乙嫁語りも新刊出てる。ああシヤワセ。

『リップヴァンウィンクルの花嫁』いいとこだけ再見感想

ちょっとした移動中に『リップヴァンウィンクルの花嫁』のいいとこ(屋敷のところ)だけを流してご機嫌に。こういうことができるから今の配信社会バンザイ!てなるよ。ちょっとしたメンタル落ち込み対策にぜひ活用した方が良い。

岩井俊二映画ベースだと、以前はどうしても黒木華に対して(これは蒼井優じゃない蒼井優じゃない…)と自分に言い聞かせなければいけなかったけど、もうこれだけ華ちゃんの魅力を知ってしまった今は、大丈夫。蒼井優もそうだけど、ほんとすごい女優さんだよなぁ。

あ、ちなみに『幕が上がる』は映画全体としてちょっとアレだったけど、元学生劇団員の女教師役で華ちゃんが出ていて、そこだけは最高。彼女が実際に学生演劇の女王だったってことを聞いてから観ると一層味わい深い。

『レディ・バード』感想

『レディ・バード』をAmazonレンタルで。

自分の長女と妻の関係そっくり。でも妻はあそこまで頑固じゃなくて、時にはまるで性格がそのまま逆になったように感じる不思議。最初しばらくは、アルアルなイタい女子高生ぶりにうんざり気味、でも途中からぐいぐい引き込まれて…最後は号泣。大傑作でした。

もっと早く観れば良かった。廻りの大人たちも、友人達の演技も皆が魅力的。思ったより両親の出番は少ないけど、観終わった印象はどちらかというと主役は両親で、二人の目線でレディ・バードを観る映画…だと思うのは自分が娘を持つそういう立場だからか。まぁ長女と被ってしょうがなかった。ラストのシーンも最高。

今をときめくA24製作。グレタ・ガーウィグが女優として誰からも声をかけられなかった(アトロクの山崎まどかさんの解説では、「主役以外では使いにくい女優」、しかも今は中規模予算のアート作品が1番作られにくい等の理由で)崖っぷちの時期に書いた、自伝的脚本だそう。YouTubeで検索すると、本当に主役のシアーシャ・ローナンがそのまま少し大人になって監督しているような、まるで本編と繋がっているかのようなメイキング風景を観ることができる。

「同じことだと思わない?
愛することと、注意を払うこと」

生徒達も、先生も皆良かったなぁ〜

『オンリー・ザ・ブレイブ』感想

『オンリー・ザ・ブレイブ』をAmazonレンタルで鑑賞。

以前の映画部呑み会で @ninnymoa ちゃんが猛プッシュしていた作品。
とてつもなく良い映画で好みそのまんま!でした。

舞台はアメリカ、アリゾナ州。政府公認の消防エリートチーム「ホットショット」認定を目指している、経歴はバラバラの森林消防隊。そこに元ヤク中で彼女を妊娠させてしまった若者ブレンダンが入隊する。厳しい訓練に絶えながら次第に隊員達の信頼を得て成長していくブレンダン。そんなある日、最初は小規模と思われた山火事が発生し…

マッチョでイカす男達が仕事に燃える物語。「使えない能無しがプロット作りのためだけに問題を起こす」シーンが一切ないので、気持ち良いことこの上なし。こうゆうドラマは本当に貴重。大好き。消防隊のリーダーと奥さんの夫婦が最高に格好いい。
なのだけど同時に衝撃もすごくて。二日前に観たのに、正直未だに引きずっています。何も話せない。観た人と話したい。

2018年ベストかも、いやそうゆうことを一切考えられない位の衝撃でした。もっと後にならないと落ち着いて考えられない。

『カメラを止めるな!』再見感想

『カメラを止めるな!』iTunesで再見。長岡で8月に観たきりなので、もう4ヶ月ぶりなんだな。
最高にハッピーなのは相変わらずだけど、2回目はストーリーが分かってる余裕があるせいか、さらにじっくり楽しむことができて、後半はもう泣けて泣けてしょうがなかった。この映画、早いうちに2回目を観た方が良いと思う。ちゃんと覚えている間の方が、前半を隅々まで楽しめる筈。

あと「ネタバレ厳禁」って良く言われるけど、そこまででもないと思う。2回目はすこぶる楽しめること保証付きで、だからもしネタバレされちゃったら1回目から再見の楽しみを少しゲットできると思えばいい。驚きはなくなるかもだけどね。それだけです。他に楽しむべきところが沢山ある!なんかもうクリスマスムービーにしたいくらいハッピー。

『アフタースクール』再見感想

『アフタースクール』をhuluで再見。大きなどんでん返しがあるんだけどすっかり忘れていたので、初見と同じように驚いて楽しめた。おれってお得だな〜。

大泉洋、堺雅人、佐々木蔵之介主演。サイコー。

このどんでん返しの脚本が、すごく気持ちいい。こちら側の「一見こう見える」という先入観をぜーんぶ逆手にとられて、ちょっと恥ずかしくなる。「この役者だったらきっとこういう役だ」てゆう思い込みも見事に裏切られて、その後の心地よさと言ったら!。快作!

『WESTWORLD』season2感想

『WESTWORLD』season2観終わりました。
hulu入りが待ちきれず、Amazonプライム上で「スターチャンネルEX -DRAMA & CLASSICS」14日間無料サービスを使っちゃった。例によって登録&視聴は簡単だけど解約はちょっと面倒。スマホ上では分からなかった…。PCで無事解約できました。

原案:マイケル・クライトン/製作総指揮:J・J・エイブラムズ、ジョナサン・ノーラン、リサ・ジョイ/監督:ジョナサン・ノーラン/脚本:ジョナサン・ノーラン、リサ・ジョイ
出演:アンソニー・ホプキンス、エド・ハリス、エヴァン・レイチェル・ウッド、タンディ・ニュートン他

s1と比べても遜色のない出来。というか相当趣が変わっていた。スケールや予算で言えばもっとグレードアップしていそうだ。相変わらず「とてつもない」クオリティ。『ゲーム・オブ・スローンズ』と今作はやっぱりちょっと別格。そしてseason3があるというのが驚き…
早く誰かと話したいので観てくれ〜

(言うことあり過ぎて困るけど、まずオープニングとロゴタイプの格好良さは近年TVドラマでベスト1をあげたい) .

【以下ネタバレ含む】
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胃腸風邪?

土曜夜、小6長女と妻が深夜まで激しい言い争い。
父と次女は布団の中で戦々恐々とし、でも眠れないので2人でイヤホンで『まんぷく』を観てやっと寝る。23:30頃。

03:30 「具合が悪い」という長女に起こされる。熱いお茶を飲ませた直後に「吐く」と言われ便所に向かうも間に合わずダイニングで嘔吐(以下マーラ:マーライオンの略)。夫婦で後片付けをした後就寝。朝も長女はあまり体調優れずだが、てっきり心理面でのことだと思っていた。

日曜昼
12:30 次女を預けていた義母宅から「吐いた」との連絡あり迎えに。

13:00 2人の熱はおよそ37度少し。

14:00 父のみエフスタイルに。kettleポップアップとpitu康子ちゃんのパンケーキ焼き。

16:00 帰宅。この間に長女は39度、次女は3回マーラで38度超え。

18:00 熱以外は問題なし。マーラ無し。ことぶき鮨のテイクアウトで両親は晩ご飯。次女のみ納豆巻き3本。

20:00 長女39.5度でぐったり。解熱剤とリンパ系に冷えピタ。次女は熱は未だあるが元気。

月曜朝
07:30 二人とも7度8度台で学校は休み、病院へ。風邪と診断

火曜
二人とも通学開始

水曜
長女はまだ不調が残るが通学

『バトル・オブ・セクシーズ』感想

『バトル・オブ・セクシーズ』をiTunesレンタル字幕で。
.
【あらすじ】
1973年、男女格差が激しかった時代のアメリカ、テニス協会。
優勝賞金の男女格差に不満を持つ、女子テニスの世界チャンピオン、ビリー・ジーン・キングに対し、ギャンブルが原因で最愛の妻に愛想を尽かされている元男子世界チャンピオンのボビー・リッグスが、ショーマッチをけしかける。果たして勝つのは女か、やっぱり男か。世界で9000万人が観戦し、女子テニス発展のきっかけとも言われた実際のエピソードを映画化。
ビリー・ジーンにエマ・ストーン、相手役のボビーにスティーブ・カレル、監督に『リトル・ミス・サンシャイン』のジョナサン・デイトンとバレリー・ファリス。

(以下少しネタバレします)

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ロマコメ映画TODOリスト

『GINZA』11月号。野木亜紀子さんとガッキー対談目当てだったんだけど、ロマンティックコメディ映画特集がすごく良くて!今度見なきゃメモ。

『魔法にかけられて』エイミー・アダムス
『ラブ&ドラッグ』ジェイク・ギレンホール&アン・ハサウェイ!
『ステイ・フレンズ』ジャスティン・ティンバーレイク
『バッド・ブロマンス』ジャック・ブラック!
『ワタシが私を見つけるまで』21世紀ロマコメ要素をすべて入れた入門編

『ちはやふる〜結び』特別版BD・DVDセット届く

『ちはやふる〜結び』特別版が数日前に届く。
今年は恐らく昨年以上に映画を観ている気がするし、傑作もすごく多いけど、No.1は?って聞かれたらやっぱりこれかな。メイキング観ただけでもう…。映画館には2回行ってこれで3回目鑑賞なのにもう…。泣けて泣けてしようがない。

こんな映画にはなかなか出会えない。詳しい感想は公開時に書いたので端折るけど、脚本・演出・演技・撮影・編集・音楽…どれもこれも素晴らし過ぎる。2年越しで集まったキャストも新規追加キャストも皆最高。ついでにエキストラの人達もその演出も賞賛したい。何回目かでやっと背景に気が回るようになったけど、ほんと自然。

特典映像は、正直メイキング以外はさほどアレです。そのメイキングも思ったより短い。しかし本編でも他の映画でもあまり感じなかったけど、メイキングで素の清原果耶ちゃんを観るとその超絶美少女ぶりにおののくわ。そしてあの千早&カナの屋上シーンはメイキングでもヤバい。
(特典ディスクって車の移動中にダラダラ観たいので、実はBDだとすげー不便なんだよね。BDとDVD、できれば配信まで選べるようだと嬉しい)

上の句と結びは何度でも何度でも見返したい。きっとそう思うポイントって編集と音楽じゃないかと思う。ストーリーは置いておいても、何度でもその「気持ち良さ」を味わいたくなる。

NHK『ワンダーウォール』感想

NHK『ワンダーウォール』観ました。渡辺あや脚本でNHK京都制作の単発ドラマ。7月に放映されてから各方面で大きな話題を呼んでました。いやー強烈だった。

そしてお膝元の京都からこないだ出たばかりのムック本をいただいたり。ええー買うのに!と思って奥付見たら誠光社さんが出しているんだ。なるほどこっちでは入手が難しいのかも。 @makotokawamura さん、サイコーです!ホントありがとうございました。これがもう最高に素晴らしい1冊で…言葉がタリナイ
ドラマは NHKオンデマンドで200円ちょっとで観れます。興味ある方はぜひ。

【ドラマあらすじ】
京都の歴史ある学生寮「近衛寮」は、一見無秩序のようで、私たちが忘れかけている言葉にできない“宝”が詰まっている場所。そこに老朽化による建て替え議論が巻き起こる。新しく建て替えたい大学側と、補修しながら今の建物を残したい寮側。議論は平行線をたどり、ある日両者の間に壁が立った。そして1人の美しい女性が現れる。
乱される心と秩序。純粋で不器用な寮生たちの青春物語。
(公式サイトより)

冒頭から引き込まれ、ドラマを通底する劇伴の素晴らしさ。サントラ欲しい(出てない)。
オーディションで集められた若手俳優達のリアルな演技。最初に対峙する「壁」への圧倒的な無力感。あの感じ。
敬語禁止、多数決禁止、全会一致が原則の今時期想像できないようなアナクロ学生自治寮。セットだと聞いても信じられないリアルな寮。その居心地の良さ。だからこそあのゲロはマジヤメロ〜(観てた家族全員で叫ぶ)
最後え?というあっけなさで終わるんだけど、だからこそ何度も観たくなり、考えさせられる。
美術と劇伴が素晴らしい。

このドラマにいたく感動した大友良英が自身の「JAMJAMラジオ」に渡辺あやを呼んだ回(全2回)がとっても良くて、その中で渡辺あやがこのドラマを作るきっかけになった、企画を持ち込んでいる25歳のNHKディレクターの話をしていて、その若い彼を通して、今も変わらず学生が心のどこかで求めている「目的のない場所」の必要性について語っている。

寮の大切さは建物だけではもちろんなく、そこに集まる学生たちを包み込む「場」の質。それを担保するのが建物だったりする訳だ。でも今の時代、こういう場所に出会う機会がそもそもない。だからなくなる危機自体に気付かないんだけど、ふとしたことで出会ってしまったそのNHKディレクターのような人が、そのことに気付き、それを動機として物語を作ろうとしているのって、とても正しいんじゃないかと思って脚本を受けることにしたと。この話がやけに印象に残っている。自分も寮じゃないけど、やっぱり大学時代に一瞬だけど、そんな場の力を感じることがあった。同じように古くて、今はもうないサークル棟だ。酷い時は毎日のように吞んでビデオを編集して、泊まっていた。あの夜越しに友人とした話の内容は、何故か今でも結構覚えている。

【ムック本】
ちょっとドラマの写真集とはとても思えないクオリティです。あの空気感が見事に現れている。
撮影&著者が澤寛。

寄稿が内田樹、澤寛、渡辺あや、大友良英。それぞれがイチイチぐっとクる。
内田樹さんはご自分が勤められていた神戸女学院の校舎を設計したW.M.ヴォーリズの設計意図をもって、あらゆるところにあった「学びの比喩」について語る。

渡辺あやは、「田舎」がそのパブリックイメージにより「捨ててもいい」という見られ方を当たり前にされることに対して「名前のついていない病気のようなもの。だから誰も気にせず淡々と進行する」と書く。その極めつきが学校がなくなること。それは未来と同時に過去を奪われてしまうこと。共同体が癒やしようのない傷を負い、いずれは死に絶えてゆくしかないということだと。死因の1位が「自殺」である田舎と、その原因を20年越しに考えて続けてきた彼女に、今回のNHK京都のオファーはすっと落ちたらしい。

でも、この本の中にはモデルになった「吉田寮」のことは一言も書かれていない。一番肝心なその場所を巡る話、その場所が渡辺あやや役者やスタッフに与えた希望と絶望について、一切書かれていない。渡辺あやはその「書けない」ことについてもちゃんと言及している。「私達は今、そういう社会に生きている」

あやさんのドラマがなぜ心に響くのか、前述のJAMJAMラジオで大友氏がずばっと聞いていて、それは単純ではない社会の複雑さ、壁のこちら側だけではなく向こう側までも平等に、ちゃんとドラマに落とし込もうとしているから。ドラマならそれができると信じているから。いいも悪いもなく事実を配置し、その配置で感じてもらうことができるから。
でも、だからこそ、「壁」に阻まれお蔵入りになっている脚本が、彼女にはたくさんあるらしいです。彼女自身もそういう「壁」とリアルタイムでずっと戦ってきた人なんだな。もちろんこのドラマも。

『ブレックファスト・クラブ』感想

『ブレックファスト・クラブ』をAmazonレンタルで。1985年の作品。
何かと言うと「ブレックファスト・クラブみたい」「あれのオマージュでしょ」という説明で良く名前を聞く作品、やっと観ることができた。

「アメリカの高校における「スクールカースト」の存在を暴露した映画として知られる」とWikiにありました。カーストの下にいる子も、上にいる子だって、それぞれがそれぞれの悩みを持っている。補習で一緒になった、普段はまず一緒にならないような5人(ガリ勉、スポーツ馬鹿、不思議ちゃん、お姫様、チンピラ)が、お互いの身の上話をしていくうちに…という話。『桐島、部活やめるってよ』のアレ、いや違う、『ジュマンジ ウェルカムトゥジャングル』のアレです)

人物描写が幾重にもレイヤーになっていて、目が離せない。異国で時代も違う学生同士のコミュニケーションのやり方は所々違和感あるけど(韓国『SUNNY』と一緒)、その違和感は決して不快なものじゃなくて「へぇ〜そうやるんだ〜(感心)」という気持ち。でもそんな違和感は関係無く、やっぱぐっとくるポイントは万国共通なんだわね。

【以下ネタバレ】
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