カテゴリー: 子育て

娘近況2011年7月

長女4歳半。文字は自分や家族、友人の名前くらいは分かる。絵本の文章などはまだ全然読めない。友達に手紙を書くのがブーム。「『○○ちゃんへ』って書いて」と毎回見本を要求して、その通りに書くのだが相変わらず時計回りやらジグザグやら、タダでは書かない。

昨日つまらないことで怒って、そのせいで泣きながら俺に向かって言ったセリフ。

「あなたのせいで涙がとまらないの!」

ええ!
今まで「ととさま」「ととさん」としか呼ばれたことないのに!いきなり「あなた」って!

あとわが家は家族全員で一つの場所に寝ていて、だから両親が読む本を娘も読んでいる(文字は読めない)。今までで娘の一番お気に入りの両親本は『榎本俊二のカリスマ育児』。家族が出てくるのがとにかくお気に入りだ。他にはきれいなおねえちゃんが出てくるもの。『JIN』の野風とか花魁も大好き。

こないだ、よしながふみ『大奥』の新刊が出た。先に妻が読み、後から俺が読み始めて、その最中での会話。
俺「今回の大奥さぁ、まだ途中なんだけど、かなりつらいな。」
妻「ああ、江島のこと?」
俺「そうそう、あれ。悲し過ぎる」
娘「毛がもじゃもじゃなんだよね」
俺・妻「ええ!!!!!」

「江島」というのは『大奥』最新刊に出てくる登場人物で、極端に毛深く、そのせいで女性に嫌われていたが…というストーリーがあるのだが、『大奥』を娘に読ませてやったことは勿論ない(普通ないだろう…)文字が読めない娘が、なぜ「江島」のことを話しているんだと分かったのか。

あなどれない。

こどものめ

最近自分の名前をちゃんとかける…かと思いきや逆さに描いたりする。

例えば手紙を書きたいというので相方が見本を書くとする。「○○ちゃんこの間はありがとう」「○○ちゃん一緒にえんそくいこうね」

この文字を、何故か時計回り気味にバラバラ配置したりするので驚きだ。

前にも、人の顔を逆さから描いてるのを見て驚愕したことがある。普通に逆から見た絵をすいすい描いてくのね。子供のカンカクって面白い。

あと小さい子って右左がクロスして逆に見えちゃうんだってね。靴の左右を良く間違う(というかそれが正しいと思ってる)のはそのせいもあるのだとか。

こうゆうひとつひとつがいとおしい。おねがい大きくならないで。

そのままでいて欲しい言いまつがいの例

「加島屋」→「かしやま」
「♪ずっと好きだったんだぜ〜」→「あい・か・ら・わず綺麗だな〜」

子供の書く絵

自分の子供が描く絵、というモノがどうしてこんなに嬉しいのか。嬉々として飾っちゃったりしてるのは何故か。関係ない人から観たらちょっと奇異というか、まぁ単なる「親ばか」で済まされる話なのかも知れないですけども。

ええと、アレなんですよ。この気持ちを突き詰めていくと恐らく、絵の出来栄え云々の理由ではないんです。
自分達が産んだ子供が、初めて絵を描くというのは、要するに「再生産」が始まったということなんです。それまでも自分達が産んだ子供を可愛い可愛いゆって育ててるんですけども、それはあくまで「赤ちゃん」。その赤ちゃんが筆を持って段ボールのオブジェやら意味のある絵を描き始めると、つまりそれは再生産が始まった瞬間ということなんです。モノを「生む」生物を自分達は産んだんだ。綿々と続く世代のリレーを、今、繋いだのだ。とその時初めて実感するから、なんだろうと思うのですね。とても感動します。とっても。

ええ、親ばか言い訳シリーズその1ですけれども。

クリスマス

昨晩帰ったら、相方に「英語で『キミのお父さんのコーヒーをもらったよ』って書いて」って言われて。何かと思ったらツリーとプレゼントの横に飲み終わったコーヒーカップが置いてある。他にも部屋には色々サンタさんの痕跡があり…。アンタそんなに凝り性だったんだ…。

いつまでもつか分かりませんが、とりあえず楽しかったムスメ3歳のクリスマスでした。
プレゼントは3歳でも遊べる簡単なボード?ゲームと絵本。絵本はイエスさま生誕もの。メリークリスマス。

追いつかない

今までそれなりにミクシやなんかで子供の成長を書いてきたりしたのだけど、三才を過ぎるあたりからもうさっぱり書かなくなった。
間に合わないのだ。あまりにも面白過ぎて、自分の表現力が追いつかないというか。自分達で楽しむだけでいっぱいいっぱいというか。毎日毎日面白過ぎて、記録は追いつかない。

ここまで子育てしてやっと、プクリン日記がなぜあれだけ面白いかが分かった気がする。

子育ての現実は、もっともっと面白かったのだ。

階段ドメと家を計画中の方へ

DSC02406.jpg子供が階段を進入するのを防ぐ「階段ドメ」、我が家では写真のように板を思いっきり打ち付けています。補強用の柱まで頑丈に留めて。まぁ釘ウチ放題の古材住宅ならではこそですが。

最初は上の一枚だけで通せんぼできていたのが、そのうち下をくぐるようになってしまったので、先日2枚目を追加。ちなみに脱衣所の棚に使っていた古板で、ユーズドの足場板です。これでしばらくは大丈夫…かしら。

ちなみにムスメはこの裏に入って「お店やさんで〜す」ごっこをやるが最近ブーム。

えっと、すっごく細かい事なのですが、家を新築される方へ一言書きたかった(このエントリの続きです)。うちは2人とも風呂にまったく興味がないので普通にユニット式で建築家おまかせだったのですが…。

シャワーを掛ける金具ね、あそこがなんつーの、丸いだけのヤツなんですよ。だからシャワーをこっち向きに固定しようと思っても、くるりって回っちゃう。ココはやっぱし段々になってた方がイイって。

おまかせユニットでもよいと思いますが、シャワー掛けの段々だけは、要チェック!

【育児関連レビュー】その4・スプーン

SPOON_hukan.jpg子供の離乳食から使うスプーン。基本的にプラスチック製品がダメな人なので、木製のモノをずいぶんと探し、それなりに試行錯誤してきました。

A 富山の職人さんが作ったさじ。この窪みの浅さが離乳食始めの子供にとってすごく大事なのに、木製ではまず見つからないんです。だからとても重宝しました。しかしその薄さ故に、ある日いきなり端が欠けてしまいます。小ささ、長方形具合(先端のさじが丸でなく長方形に近い方が初期は使いやすい)、窪みの薄さすべて満点。もし二人目が出来たら、同じ職人さんを訪ねて行かなきゃならんのでしょう。

B どこで購入したか不明…。これも窪みの浅さと長方形具合をクリヤしていて、二代目としてとても重宝していましたが…。先日ポッキリ逝ってしまいました。残念。ムスメが自分で使い始めた時はとても使いやすいようでした。

SPOON_side.jpgC 雑貨屋で購入。まったく子供のことを考えられていないデザインで、我々も経験がない時に買っちゃった1本ですが、意外やムスメは気に入っています。コツとしては、ムスメがこのスプーンでトマトなんかを食べようとぐちゃぐちゃやってる隙に、ドサクサに紛れて脇からご飯や煮物を食べさせちゃう。

D Aと同じく富山の職人さんの作。まだ大きすぎな上に窪みもそこそこあります。「自分で食べれるようになってからは、こういのがイイよ」と教えられましたが、大人が使っても十分使える大きさなので、まだまだこれからでしょう。

あと最近は我々が使ってる金属製のミニスプーンもお気に入りなのですが、ガチガチ噛む音がとても苦痛なので(旦那限定)できるだけ使わせないようにしてます。

***【後日談・追記】***

この後すべての木製さじは噛みすぎてガジガジになってしまい、使えなくなりました(泣)。結局今はベビービョルンのプラスチック製スプーンセットを使っています。少なくとも木製スプーンよりは持ちが良いようです。

1〜2歳では木製スプーンは使えないってことですな。すぐダメになります。残念。

子育ての意外な真実【その1】

「<初めて歩いた日>というのは存在しない」

そうなんです。少なくともウチの場合は存在しません。
最初はハイハイ、そしてつかまり立ち。つかまり立ちから、

まずは1秒手を離せる

2秒手を離せる

つかまらなくても「タマに」立てるようになる。が、すぐこける。

3秒トタトタ、と進んでこける。

だんだんその時間が長くなる。が、障害物は一切だめ。

スピードが速くなる。こけるイキオイも増す。当然外ではまだ歩かせられない。でもこの頃靴を初めて履かせてみる。

ほんの少しづつコケる頻度が減る?コケ方がだんだん危なくなくなる。

いつのまにか結構歩けるようになってる。でもすぐコケる。

だんだんとコケる頻度が少なくなる。手を繋いで歩くことができるようになる。

外で手を繋いで歩く。安全な場所なら一人歩きもさせる。当然1秒たりとも目は話せない。

こんなカンジです。いつをもって「初めて歩いた日」と言えるのか、我々には分かりません。

昔からドラマや映画であった(気がする)、「ああー!!ビリケンたんが歩いたー!!ついに歩いたよー!!見て見てかあさん!!」というようなシーンは、ないのです。つか言ってたら毎日がソレです。毎日進化が、発見があり、お互い叫んでいるのです。育児ってそんなカンジ。

※育児で「○○できた日」の一番印象に残ってるのは、「寝返りできた日」ですかね。産む前の自分たちが聞いたら「何ソレ?」って思うんじゃないだろーか。

【育児関連レビュー】その1・椅子

(1)ベビービョルン・ベビーシッター

01010101b.jpg新生児から1歳半くらいまでずーっと使い続けている超オススメ品。1万9000円程度とかなり高価だが、中古で6,000円ほどで購入。ちなみに写真は黒だがウチのは濃紺。変なあやしグッズは取り外し可能。つかコレであやされたのは購入後2日くらい。

じつは最初、ベビービョルンの価格にビビって格安な類似品を買ってしまい、まったくバウンドしないのですぐ中古屋に売りさばいてしまった。まさに安物買いの何タラである。

〜0.5歳児くらいまでのグズリは、これでかなりごまかせたような記憶がある。自然な、ゆりかごのようなバウンドは簡単なようでなかなか実現できない。折り畳みできるのも便利。ビョルンでは寝つかなくなりバウンドの必要性が無くなってからも、勝手に抜け出せない食事用椅子として重宝した。結果、ムスメの椅子は産まれてから今までほとんどこれ一つで済ませている。部分的にBumboチェア(→shiroのレビューへ)も使っているが。

わが家はちゃぶ台+床座りなのだが、食事の時はいつもこれでやってきていた。しかし1歳を超えてしばらくすると、自分でベルトを外せるようになり、しかも体をねじって出ようとするのでさすがにお払い箱になりそうだ。次の食事用椅子をただいま検討中。

【注】このベビーシッター、現行モデルからはベルトの留め具が変わり、子供が自分で外せなくなった(ボタンをはめるような仕組み・写真は現行品)。これは欲しい。モデルチェンジによりオススメ度はさらにアップしました。

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風邪旋風

はじめムスメに、やがて相方にうつった風邪は突如猛威を振るい、断続的で強烈な咳がぜんぜん止まらなくなっている。オレは今のところ大丈夫。

授乳中のため強い薬は使えず、かといってホメオパシーもイマイチ効かず、漢方までやらなくても直るだろう…と思っていながら相方のひどい風邪はもう三日にもなる。あとは大根汁にハチミツとかの民間療法だが、コレも吐きかねないような強烈な咳の前には役立たず。結局咳に関しては、打つ手なし。

今日は会社を早退して家事をやっていた。夜になり、薬を飲んだ相方はやっと少し寝れているようなので、極力長くその状態を保てるようにムスメと二人でリビングの現在。

いやー実際調子の悪い一歳児と二人きりというのは大変なモノですな。しかも泣き声で相方を起こさないようにという条件付きなので尚更。もう、ほんのちょっと手の先にある家事ができない。車にモノを取りに行くのも精いっぱいのダッシュ。未だできてないのは風呂掃除、タンスの服の整理、モルモットの掃除、部屋の掃除、他もろもろ。要領が悪いんでしょーな。仕方ないんでおんぶ&だっこであやしてるとあっと言う間に時間が経ってしまう。

あーでも機嫌取りに見せてた「ピタゴラスイッチ」のアルゴリズム体操を真似してる姿が、初めて見れた。感動です。というかあれだけ精魂込めて収集していた(笑)ピタゴラ装置を、我がムスメが「わやわや」言いながら喜んで見ている、こんな日がオレに来るとはなー。感慨深い。実に感慨深い。

【レビュー】Bumboチェア

bumbo.jpgBumbo(バンボ)ベビーソファ。売り値5,000円程度。
今ムスメの食事はベビービョルンに座らせてやっています。このビョルンは最高にオススメのベビーグッズなので、また改めて紹介しますが、ベルトをつけるのがちょっと面倒。あとムスメがフリーで歩いてる時に登って落ちたりするのでイチイチ片づけなきゃいけない。んでどうかなーと思って買ったのが本製品。ちなみにわが家はすべてちゃぶ台&床座りの生活です。

対象年齢が4〜14ヶ月なのでいくらも使えないのが分かっていながら、そのコンパクトさとカワイさに魅かれて夫婦合意の衝動買い。なのだけど…

●「子供一人で抜け出せない」とあったので期待して買ったのに、あっとゆう間に抜け出せます。ウチの子では月齢が高すぎたみたい。

●だけど座り心地は良いようで、自分が飽きない限り抜け出しません。

●やらかいし低いので危険性は殆どゼロ。

●髪の毛のドライヤー掛けとかにささっと使えるのは良い。

●コンパクトで置き場所に困らない。そしてカワイイ。

まぁでも、抜け出せちゃうのは困りモノ。結局ビョルンに戻ってしましました。二人目で役立つと良いなぁ…。

娘の好きなトコロ

●うわんうわんと泣いている最中にウッカリあくびをしてしまった時
●何かに集中している時の(正座している)後ろ姿
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●クリスティン.V(ファイブスター物語)の幼年期を思い出させる横顔のカタチとチリ毛
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ベビーカーを買う

buzz-gide-152.jpgついにベビーカーを買いました。オランダのQuinnyというブランドの、ZAPPという製品です。色は黒。いわゆる「バギー」と呼ばれるジャンルのベビーカーです。

AirBuggyで検索すると真っ先に出てくる、GMP Internationalとゆう代理店(ドメインはAirBuggy.com)が扱っていたので、てっきりAirBuggyと同じ会社の製品だと思っていたのですが、違う会社でした。AirBuggyという製品はGMPが作っているのか、はたまた海外からの輸入品なのかは未だにハッキリ分かりません。Quinnyはオランダのメーカーです。

QuinnyはAirBuggyに比べ畳んだ時のサイズがぐっと小さくなります。その中でもZAPPは「折りたたみ時は世界最小クラスのサイズ」と謳われる位に、小さい。そこが決定打でしたね。相方の車はトランクが小さいので、AirBuggyだとおそらく入らない、もしくは極端に不便なのです。

実際の使用レポートなぞをメモしておきます。ちなみにベビーカーを使うのは初めてなので他社製品との比較は、あくまで想像の範囲となります。ご了承を。

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ABOUT

1999年のWEB日記時代から始めた個人サイト。ブログ移行にあたって過去記事も抜粋してアーカイブしています。
(HTMLサイト→SereneBachブログ→WORDPRESSブログと転移)

好きな漫画(2014年版)はこの記事の最後に。

最近は(インスタ)でアップしているTV・映画感想の投稿を、半年に1回くらい一気に転載しています。